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2008年2月に作成された記事

2008年2月24日 (日)

大雪!

 昨日は大雪でしたね~ 少し湿った雪がず~っと降っていました。風も強かった。写真とっておけばよかったなあ。気がつけばもう夜なので、画質的に駄目ですね。で、今日は目覚めたら寒かった。布団から手を出したら、冷え冷えなんだもの。今日はずっと寒かったです。今も寒い。そして、すごかったですね。長沼町と千歳市で100台もの車が吹雪で立ち往生。しかも昨晩から。寒かっただろうなあ。そして、空港もJRも乱れホーダイです。今だに千歳空港では飛行機に乗れない人たちがいるようだし。皆様、お疲れ様です。この際仕方がないので、仕事や用事についてはあきらめて、流れに身をお任せくださいませ。

   今朝の新聞に今井通子さんが出ていました。新田次郎「銀嶺の人」のモデルの一人です。南極の話をされていました。温暖化で北極の氷は溶けているけれど、南極は温暖化の影響は受けていないそうです。それは何故か?氷に覆われている大陸であることがポイントらしいです。熱を吸収するそうなのですね。なので、温暖化対策のひとつは森林。森林も熱を吸収するそうです。小学校に行って、今井通子さんが説明をして、南極の氷をお土産にくれるのでした。そういうのって良いですね。そのうちの誰かがもしかすると、探検家とか研究者になるかもしれません。

 今回は、「銀嶺の人」の話ではなく、何故かジョン・スタインベック(John Steinbeck)「チャーリーとの旅」"Travel with Charley"先日、本屋さんで見つけて、ハードカバーだけれど買ってしまった。きっと文庫本にはならない気がして。。。

 チャーリーは犬です。あの作家のスタインベックが車でチャーリーと一緒にアメリカ横断旅行をするお話。まだ、ようやく半分読んだだけです。ハードカバー本なので、通勤とか移動途中に持ち歩くには重たいので、本日、用事で外出したついでに持ち出し、用事が片付いた後に、喫茶店でお茶しながら読み、帰ってきてからお風呂で読み、半分まで到達。残り半分はいつ読もうかな。ただ、スタインベックの文体の特徴はショートセンテンス。文章が短いのです。なので、読みやすいです。原書でももしかしたら読めるかもと思ったりして・・・ちなみに同時代のフィッツジェラルドが少々華やかな文体なのとは、対照的です。フィッツジェラルドの方が、波乱万丈な人生を送りましたが。。。

 私のイメージではチャーリーはなんとなくビーグルのような中型猟犬か、レトリーバー系かなと勝手に思っていましたが、プードルでした。でも、この時代なので(1960年代)、トイプードルではもちろんなく、普通のプードルです。普通のプードルって結構大きいのですよね。そして、チャーリーは本当はシャルルで、フランス生まれなのでした。

 安心できるのは、スタインベックが生活者視点だということ。ロシナンテ号と名づけたトラックにちょっとした小屋を載せて、その中でも眠ったり、食事ができるようにして、さあ出発。いろいろなところで出会う人たちと、チャーリーとともに食事やコーヒーやお酒を一緒に語らうのです。心にゆとりが感じます。スタインベックってステキな人ですね。

 まだ途中ですが、心が和む気がします。読み終わったらまた報告しますね。

2008年2月18日 (月)

芋洗いって何故?

 見ました?R-1。もう衝撃でした。芋洗坂係長。なんで、芋洗いなのか?何故係長なのか?さっぱりわかりませんが、面白かったあ。優勝するかと思った。さすがに、洗練度合いでなだぎ武だったのかな。なだぎ武も面白かったけどね。ディランだけではないのね。しかも、昨日の夜のレッドカーペットにも出ていたし・・・だがしかし!衝撃度合いでは芋洗坂係長に分があった気がする。あの顔、あの体、そしてあの動き。Boaのダンスも良かったけど、ジンギスカン=人事課のジェスチャーも良かったなあ、あの髪とメガネ。でも、何故か芋洗坂係長の露出度が上がらない気がするのは何故だろう?あまりにも衝撃的だからかな?

 さて、そんな衝撃的な芋洗坂係長とは全然異なる「ゲイルズバーグの春を愛す」”I Love Galesburg in The Spring" ジャック・フィニィ(Jack Finney)の話をしましょう。

 アメリカでこういう小説も売れるのだなあと妙に感心しました。これは表題の「ゲイルズバーグの春を愛す」を始めとする10編の短編集です。そして、どれもが「成功する」、「進歩する」、「お金もちが成功する」という話ではないのです。成功者が過去に戻ってしまう、むしろ自分が大切だと感じるものをとにかく大切にする。古いものを壊されないようにする。独自の価値観を大切にしよう、ただ前に進む、破壊して新しくすることが良いことではない、そして成功者だけがたたえられるものではないという、そんな話を集めたファンタジーです。何か心がほっとするような、安心するような、アメリカも実は日本と同じなのかなと思わされます。

 でも、この短編集、1952年~1962年までに書かれたものなのです。この当時からアメリカは病んでいたのでしょうか。今の日本が必要としている、というか、皆が振り返るべき考えや思いが詰まっている気がします。そして、ホッとするし、皆に思い出してほしい、そして忘れないでほしいなあと思うのです。

2008年2月11日 (月)

携帯復帰

 携帯の修理が終わって戻ってきました。そしてやはり某メーカーさんは、淡々と修理して淡々と修理費用を請求してきただけでした。購入して半年後にまず最初の兆候があったということに関しては、「無視」です。まあ、そんなものですわね。修理担当者の人にもよるし、会社のスタンスかもしれないけど。ただ、なんと言うのかなあ。そういうケースを調べて欲しかったんだけどね、過去の事例とかさ。納得性の問題だったんだけどね。1年以上たつから無償交換してくれなんて言うつもりもなかったし。修理金額の10,000円そのまま払えって言われたら、戦ったとは思うけど。でも、もうそのメーカーの携帯にはしないでおこうっと。ソフトバンクの担当の人は、私の気持ちはわかってくれたけどさ。だけど、auかドコモにしちゃおうかな。

 IT関係の仕事をしておりますが、3連休はお客様のシステムのお引越しでお仕事でした。いまや、ITって無くてはならないものになっているので、何かするとなるとお休みとか夜間なのですよね。そして、今週末には採用関係で大学生にお話をする予定ですが、昨今はIT関係の仕事はキツイと評判なので、SE会社にはときに内定者の親から、残業が多いのではとか、大丈夫なのかとか電話も来るらしい。確かにお休みは大切だけど、でも土日に休まなくてはならないとか、それもね、型にはまりすぎでは?「やりがい」とか「誰かの役に立っているという実感」、これって結構生きるエネルギーではないかなと思います。それは若いうちはなかなか感じられないのかもしれませんが。

 そう、サマータイムってやっているけど、それも実はピンとこないのです。休みたいときに休めばいいではないですか?一時流行っていたフレックスタイムはどうなったのでしょうね。結局、意外に日本人はセルフコントロールできないのですよね。ただ、サボるのではなくて、用事を済ませてから会社に出勤する、早めに帰って遊ぶとか・・・いまひとつできないのですね。もしくは、導入が早すぎたかですね。社会がまだ成長していなかったのかもしれません。でも、いまやワークシェアリングとか、フレックスタイムとかもっともっと使っていけば、別に皆が同じ時間に出社や退社しなくてもいい気がするなあ。もちろん、自分で自分の時間をコントロールできない職種の人もいるから、勤務時間そのものを早くしたり、遅くしたりする必要もあるのかもしれませんが・・・でも、ワークシェアリング普及してほしいなあ・・・そして、皆、セルフコントロールを身につけていく必要はありますね。休む必要があるときは休む!と。で、休日出勤も悪ではないし、年休を消化するのも悪ではないと。もっと自分の大切なことを尊重しましょう!ってことかな。もしくは「自分にとって大切なこと」を探しましょうってことかな?

2008年2月 4日 (月)

虹のヲルゴオル

 ハリウッド女優評論を評論してしまいましょう。橋本治「虹のヲルゴオル」。橋本治って面白い人ですよね。桃尻語で古典を訳したり。桃尻語って良くわからないのですが、察するにいまで言うギャル語ですね。今ならきっと「春は夜明けがチョーいけてる!白々あけていく山ぎわを見ているときゅんとなっちゃう、それがわからないのはKY」なんて、枕草子を訳すのかな?私がやるのでは今ひとつだな。まあ、それはそれとして。私が言いたいのは、橋本さんは彼自身が使っている言葉が発するイメージとは裏腹に、古典などに真剣に向き合っている気がします。

 というわけで、「虹のヲルゴオル」です。オードリー・ヘップバーンから始まってジャンヌ・モローまで、13人の女優を評論しています。最初がオードリーというのがオードリー好きとしては嬉しい。ちなみにこのブログの「オーリー」はオードリー・ヘップバーンから来ています。我が家に子猫のオーリーが来たのが1992年でした。あの年にオードリー・ヘップバーンは亡くなったのですよ。でも、いくらなんでも「オードリー」とするには無理があったので、オーリーになったのです。ってどうでもいいか。

 全部紹介するわけにはいかないですが、橋本さんのそれぞれの女優に対する評価は正しい気がします。オードリーは永遠の少女であるとか。オードリーの映画はたいてい少女とおじ様のロマンティックコメディだと。確かにそう。そしてラブロマンスを贅沢にやってみせるには少年と少女では駄目で、大人のおじ様でないと贅沢にできないとか。う~ん、なるほど。

 マリリン・モンローに関しては、「若草物語」に喩えるのです。「7年目の浮気」。この中で主人公のおじさんは出版社に勤めているのですが、Little Womenという本のカバーの女の子たちの服の襟ぐりをもっと下げろと、スケベな本の表紙な様に見せようとしているのです。でも、わかる人にはわかるのだけれど、Little Womenって「若草物語」なのです。そして、橋本さんは言います。マリリン・モンローってスケベな表紙をつけられてしまった「若草物語」なのだと・・・今見ると、マリリン・モンローって本当に可愛いのですよね。確かにあの胸とか腰とか見ていると、そこに目は行ってしまう。たいていの映画はいつもマリリン・モンローの胸や腰をことさらに強調している。でも、今の日本でマリリンが女優として出てきていたなら、女性にもとても人気が出たような気がします。

 結構、橋本さんの評論は正しいと思うのですが、ヴィヴィアン・リーのところだけ、ここに違和感あります。所詮そこは橋本さんは男なのだなと思いましたね。ヴィヴィアン・リーといえばもちろん「風ともに去りぬ」。そして、あの有名なローレンス・オリヴィエとの恋。さらに、劇的なスカーレット・オハラとしての登場。でも、それはヴィヴィアン個人のお話。(かなりドラマッティックな人ですよ。それは是非アン・エドワーズの「ヴィヴィアン・リー」をお読みください。あとさらに興味のある方は、同じくアン・エドワーズの「タラへの道」もお奨め。これはマーガレット・ミッチェルの話ですけれど。) 

 私が言いたいのは、橋本さん、違うよ!彼は、スカーレット・オハラとは、不幸になることでめでたく幕を閉じる、変わったヒロインだと言います。スカーレットが不幸になることで、見ている女性たちは安心するのだと。いえいえ、違います。そこはやはり男だね~~~、橋本さん。女性はそんなに甘くもないし、弱くもない。そんな見方でスカーレットをとらえません。「風とともに去りぬ」は南北戦争時代の南部アメリカが舞台。そう、ジョージアです。南部は北部に負け、考え方を変えていかないとならなかった激動の時代。スカーレットはその中で、南部の従来の常識からかけ離れた人として描かれるのです。生き残ることができるのは果たして誰なのか?決して、スカーレットは理想の人としては描かれません。けれど、世の中を変えていくきっかけとなるかもしれない、そして生き残ることができる人、それは女性であるけれど彼女だったのです。

ちなみに私の拙い「風とともに去りぬ」の書評でその主張はご覧くださいませ。http://homepage2.nifty.com/aurey/smac_g_016.htm

 と、ヴィヴィアン・リーのところだけがちょっと納得いきませんが、他はかなり感心しながら読むことができます。昔のハリウッド女優たちは、意外に皆結婚していて、女優をしているのですね。そして信念があって、そのためには何事も捨てることができる強さをもっていた。(マリリン・モンローだけが脆い人でしたが。だから、悲劇的なのですね。)今のハリウッド女優と1950年代頃のハリウッド女優を比べると、1950年代の女優のほうがよりゴージャスで雲の上の人のような気がします。もしかすると背負っているものが異なっていたのかもしれませんね。

 それにしても、エリザベス・テイラーの綺麗なこと!!!今のおばさんぶりからは想像もつきませんよ。性格的には「おばさん」だったのね、彼女は。だからだんだん綺麗ではなくなっていったんだなあ・・・でも、若いときは本当に綺麗です!!!

2008年2月 3日 (日)

携帯電話

 携帯が壊れました。一度、電源を切ると、また電源いれようとしても入らないのです。仕方がないから、バッテリをはずしてまたセットすると入るので、そうやってごまかして使っているうちに、たたむと電源が切れるようになり、ついに電源が入らなくなりました。いま修理中です。で、代替機を貸してくれたのです。

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 でも、笑っちゃうの。これ、いったい、いつの電話機?でも、SoftBankって書いてあるから、せいぜい1年前くらいなのよね。しか~し!分厚いし、格好悪~い!すみません、借りておきながら。ちなみに裏には「代替機」ってシール張ってあります・・・

 で、メーカーに修理出してくれているのだけれど、買って半年位で1度症状が出ているのですよ。まあ、バッテリ抜き差しで直ったから、修理にも出さずでしたが。でもそのまた数ヵ月後にも同じ症状があったのよね~~~使っている側からすると、どう考えても最初から駄目駄目君な携帯だったのでは?と思うのだけれど、メーカーからは淡々と修理代10,000円って回答が来たとのこと。私の契約では1割負担だからまあ騒ぐほどでもないけど、でも、メーカーの見解教えるよう伝えてねとSoftBankのお姉さんには言っておいた。さてさて、最近液晶でも調子の良い某メーカーさんは、なんと回答してくるかなあ。ちょっとそのメーカーさんの品格を少し試させてもらおうかなと思っております。私も嫌なやつですわね。。。。

 昨日は、会社の後輩とチーズフォンデュが食べたくて、ケルンに行こうとしたけれど、なんと予約でいっぱいだった。あまり込んでいるときに遭遇したことないから油断していた。で、じゃあ「BeerBar」ならチーズフォンデュがあるのでは?と、しかもすご~くBeerBarは久しぶりだったので(10年くらい行っていないよ)、是非と思って行ってみたけど、これまた予約でいっぱい。う~ん、昨日は2月2日。もう新年会でもないでしょう?じゃあ「WineBar」だ。行ったら、入れたけど、なんと昨日、2月2日で閉店だって。26年営業しての閉店でした。う~ん・・・・何か不思議なめぐり合わせを感じた。チーズフォンデュは食べたけど、イベリコ豚の方がおいしかったな。やはり、再度ケルンにチャレンジだ。

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