がんばれACC!!
そこには全くひと気が感じられなかった。綺麗なエントランス、2階の客室フロアにはロビーがある。そして、部屋の入口には土器・・・・(果たして本物なのか?)
その日は気温がどんどん上昇した。北斗にてその駅にたどり着いたとき、5月だというのに夏を感じた。駅の先には海があり、スーパー白鳥が青森へといざなう。この地からは2時間もかからずに本州上陸なのだ。そんな旅情あふれる函館。まぶしいくらいに明るい外気。我々の他の客はいず、初老の運転手に迎えられ、私たちはマイクロバスに乗せられた。そして・・・・
車は走った。どこに向かっているのかも想像つかず、新緑の道をどんどん走った。我々は一体どこに連れて行かれるのか?気がつくと時が1時間経過していた。何が起こったのか、いつの間に意識を失わされていたのだ?いや、あまりの気持ちのよさに寝ていたのだった。エアコンを入れてくれていたのだが、寒くなって目が覚めたのだ。それでもまだ着かない。寝ぼけた目で外を見回すと、緑がまぶしい。札幌方面よりさすがに全然緑が多い。
私たちが着いたのは乙部町でした。ACCルネッサンスセルーラ。CAC化粧品が運営するエステつき温泉ホテル。まあ、遠い!函館駅から車で1時間30分。最も近い駅でも江差町ですが、函館から江差までどうやって移動するんだ?函館から送迎バスか、あとは車で行くしかないですね。
ホテルは綺麗でしたよ。気になったのは、フロントの女性の制服が汚れていたこと、部屋まで案内してくれた女性の制服のスカートが短かかったこと。ひざ上20cm。わりとぽっちゃり系なのに、ピッタピタのタイトスカートで、ひざ上20cm。それはまずいでしょう。急な階段を上がるときに私の視線の先にはあなたのふくらはぎが・・・そして虫に刺されたような赤い点々に私の目は奪われてしまった・・・
人の気配が無い。宿泊客は私たちの他には果たしているのか?否、絶対にいない。気配が無い。しかも、何で、土器のレプリカが飾られているんだ!?
と、言いたいこといっていますが、ホテルは良かったのです。全身パック風呂もすべすべだし、フェイシャルエステつきプランでしたが、結構すべすべになりました。お風呂についていた全身洗浄剤(なんと、髪も体も顔を洗える!)も、なんでこれで髪まで洗えるの?って感じで、でも、リンスなしでも手触りが良い(リンスinシャンプーとはえらい違いです。)
さらに料理もおいしいのです。
会席料理なのですが、どれもおいしかった。しかも、「そのまんま海胆」です。箸休めがですよ。そのまんま海胆です。やはり、海胆はうまいなあ。デザートも良かったです。
結局、他の宿泊客は見なかった。夕食の時も、朝食の時も、我々だけ。大浴場にも夕方には日帰り入浴客がいましたが(2人だけ)、翌朝お風呂に入ってもだれ~もいなかった。私たちしかいなかったのだろうなあ。場所は確かにあまり便利ではないけれど、結構いいですよ、ACCルネッサンスセルーラ。15,000円で、2食付、エステつき、ボディシャンプーとドリンク(腸にいいらしいです)and送迎バスつきです。でも、大丈夫なのか、ACC?頑張れ、ACC!問題は場所と、スウェットでホテル内を歩いて良いのだけれど、外から丸見えなのと、窓の外は民家だし、目の前の道は普通に車が通っているし。もう少し世の中からの隔絶感が必要なのと、luxury感が足りないことかな。あとは、社員たちの制服が貧乏くさい感じがすることかしら?
本当に食事はおいしかったですよ。夕食も朝食も。もったいないぞ!ACCルネッサンスセルーラ。結果的にこの間は従業員は私たちのためだけに働いてくれていたのか?やるなあ。そして、もしかすると、皆、ご近所様ではないのか?そして、CACの社長は函館出身らしい。だがしかし、私はCAC化粧品は使わないだろう。(ほめているんだかいないんだか、わからなくてすみません)一緒に行った友人は、洗浄剤を買うと言っていました。気に入ったみたいです。全身パック風呂でもかかとがすべすべになったと喜んでいました。
がんばれ!ACC!オンシーズンには混雑していることを祈るぞ。(でもGWだってオンシーズンだよね~~~大丈夫なのか?)