グーグー
小説とか評論とかって、自己満足であったり、自己陶酔ではないかなと思っている。ブログなんて完全にそう、自己満足以外の何物でもない。だからといって、あまりにも赤裸々に自分のことを書いても仕方がないのだろうなあ。時々、叫びたい時がある。最近、自分の馬鹿さ加減にあきれている、そして、自分の冷たさにあきれている。でも。こうやって自己憐憫に浸ったところで、何になるというのだろう?まあ、星でも眺めますかって、なんのこっちゃ。
「グーグーだって猫である」 まんがです。そう、大島弓子のまんが・・・
有名な漫画家ですよね、大島弓子って。「綿の国星」とか・・・ でも実は読んだことが無いのです。たぶん、私の小学校時代がストライクゾーンなはずなんだけどな。
グーグーです。映画化されるみたいですね。小泉今日子主演で。そう、このまんが。エッセイまんがという感じなのです。そんなジャンルがあるのか知らないが・・・
サバという猫が亡くなり、ペットロス的な状況だった大島さんが、ペットショップで小さな小さなアメショーと出会います。それがグーグーとの出会い。グーグーは大島さんを癒してくれます。「んるるる」となくグーグー。時折出てくるポール・ギャリコの「猫語の教科書」の声をださない「にゃお」。もう、たまりません。かわいい、可愛すぎる
。
このエッセイコミックでは、小さな生き物から、常に大きな勘違いをしている人間という生き物が、救われる。いつもいつも小さな生き物から学ぶのです。
大島さんはとても謙虚です。なんかいいなあと思います。大島さんは入院をしなくてはならなくなるのですが、近所のNさんに入院中の猫の世話をお願いします。そして万が一のときには、自分のマンションで猫の面倒を見て欲しい、マンションはあげます、と。なんと遺言状まで書いてしまいます。はやく「グーグーだって猫である2」が出ないかしら・・・
そういえば、ドリームマッチの若手版をやっていた。やはり、いつものメンバーのと比べると、全然下手だったなあ。でも、次長課長やバナナマンが入っていると、面白い。若手といっても若手ではないんだなあ。設楽が良かったよ。