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2008年10月に作成された記事

2008年10月28日 (火)

金融危機その2

 いやあ、寒くなりましたね~今までオイルヒーターで何とかなっていたけれど、ついにストーブ点けちゃった。

 さて、金融危機その2です。株価も7,000円を割りましたが、我が家の投資信託になんとアイスランドの銀行のものがあったのです。オウシュウなんとかギンコウって・・・おいおい、アイスランドって、国が金融危機じゃん。それこそ取り付け騒ぎで、IMFからの支援金とか、ロシアの支援とか要請中・・・もう、勘弁してよ。先週、母親と一緒に○○証券に言って、話を聞いてきたけど、まあ、ビックリです。本当に価値なしです。しかも、投資信託の中に「緑の地球」って、何?って聞いたら、環境に取り組む企業関連。エコって儲からないのよ。うまくだましたんだろうなあ、営業マン。ねぇ、エコに取り組む企業を支援しましょうよなんてね。

 いずれにしても、今は動けん。でも、その証券会社がつぶれたらどうしましょう!

 しかも、我が家の担当営業マン待っている間に、カウンターにおばあさまが来ていて、その証券会社の女性と会話していたけど、「アイスランド」のことを心配していたようなのね。なぜだか知らないけど。でも、その証券会社の女性はアイスランドは夕張市と同じようなもんだ。と、1万人も人口がいないし、心配することないって。。。まあ、何を相談していたか知らないが、人口は30万人いるってば。夕張市と同じって、何を基準に?ちょっと適当すぎないか? 

 やはり、証券会社は信用ならん?

 所詮、自己責任だから、仕方がないとはいえ、そんなやり方してると、君たちの未来はないぞ!

2008年10月13日 (月)

我が家も金融危機!

 そう、サブプライム問題から米国金融危機が到来。そして、世界経済混乱の危機である。

 そうなんだよね。どう考えてもね、低所得者層にお金貸して、そんなに儲かるのか?しかも、まだ支払われていないそのお金を期待して、さらに投資は続けられた。。。経済ってわからないよね。本当のお金の流れではなく、評価されている金額に皆踊るわけだ。バブルの時と一緒。

 何と、我が家も金融危機のあおりを受けているのだった。亡くなった父が投資信託をやっていてね、投資信託ってなんだか私もわからないが、その中に「フルキャスト」があったのだ。当時の評価は2株で1,000,000円。しかし、今や価値なし。しかも上場廃止だろうと。まあ、うちの母が怒ること、怒ること。たぶん、2,000,000円くらい損です。でもね~どうにもならないもんなあ。フルキャストがやばくなったときには、もう父は亡くなっていたし。その所有権は簡単に移動できないし。その某証券会社の担当営業は、いつの間にやら異動しているから、闘病中は何もしていなかったし。

 ギャンブルみたいなもんだよね。短期で大きく動くところが狙い目なわけだ。それで一気に高くなれば、それですぐに売り抜けると。安定して長期で増やすなんて考えない。証券会社は、定年退職者や有閑マダムを狙って、自分たちの言うとおりにこまめに売り買いさせるというわけだ。その方が手数料稼げるからね。有閑マダムならまだいいが、お金持ちだから。定年退職した老人はあまり狙わないでくれ。お願いだから・・・

 そういうわけで、うちの母は怒っている。たぶん、証券会社にもガンガン文句を言っているだろうが、たぶん、馬耳東風でっせ。聞いちゃいないだろうから、とっととお金に変えて縁を切りましょう。(でも、庶民の2,000,000円だよ。本当に勘弁してほしいわ。)

 そういえば、矢島美容室。さすがとんねるずとD.J.OZMAだよね。D.J.OZMAは結構カワイイ。あゆっぽいし。歌も何か日本への応援歌みたいで、いいなあ。ミ~カ~タ!っと。ニュースキャスターは今日も暗くてかわいそう!って、深刻ぶっているんじゃないよってか。紅白に出るといいなあ。

2008年10月11日 (土)

ピーター・ラヴゼイ

 ピーター・ラヴゼイ(Peter Lovesey)の最新作「漂う殺人鬼」”The House Sitter”が出ていました。もちろん、購入して一気読みです。解説を読んでびっくりしたのが、もうピーター・ラヴゼイって72歳なのですね。なのに、この面白さ、この長さ(文庫本600ページ)!!でもなあ、今年の春には、R.D.ウィングフィールドは亡くなっているし、ピーター・ラヴゼイまで72歳なのでは・・・残念ながら、フロスト警部に続き、ダイアモンド警視にも会えなくなる日も近いのかしら?

 さて、前作「最後の声」”Diamond Dust”で、最愛の妻ステファニーを殺されてしまったダイアモンド警視。今度は連続殺人鬼、しかも予告殺人鬼との対決です。コンピュータや官僚主義を徹底的に排除するダイアモンド警視が、今回はプロファイラーとか、ITを職業とする人間たちと渡り合うわけです。ステフを失った悲しみをまだ抱えながら、でも相変わらずのダイアモンド流。そして何故か、ダイアモンド警視は女性陣とうまくやれるのですよね。今回も女性警部とのコンビぶりや、守らなければならない女性歌手とのやり取りが結構楽しい。でも、上司である女性の副本部長とは全然合いませんが。前作でも最悪な関係だしね。

 しかし、ピーター・ラヴゼイは、ダイアモンド警視を追い詰めるんだよなあ。まず、初登場でいきなり警察を辞めざるをえなくなります。次では、民間人の状態で誘拐された日本人の女の子を捜す。その次は、民間人の状態なのに、以前自分が殺人犯人として逮捕した男が脱獄し、自分は無実だから再度事件を調べるように追い詰められる。。。そして終いには、妻が殺される。このむちゃくちゃ優秀だけれど、官僚主義や組織に流されることを潔しとしない警視は、自分の感情も露骨に出すし、本音ずばずば言う決して付き合いやすい人ではありません。むしろ敵は多い。そんなダイアモンド警視の最大の理解者であるステファニー、彼女を死なせてしまうとは。ラヴゼイもずいぶんなことをするものです。

 でも、私は好きなんだよなあ、ダイアモンド警視。超不器用で現場主義。理屈や理想論ではなく、まっしぐらに本質に突き進んでいく人。厳しいこというけどね。それはそれだけ真剣に考えているから。こういう人は出世はしないし、出世したいとも思っていない。現場と家族があれば・・・

 なのに、ラヴゼイさん、そんなに追い詰めちゃうわけ?ピーター・ダイアモンドを。まあ、でも今回の「漂う殺人鬼」では、最後には命を救われた女性歌手から、「英雄だわ!」って言われるから、いいことにしましょうか。だけど、この女性歌手、結構、年行っていますけどね。しかも、超濃いキャラです。

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