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2008年11月に作成された記事

2008年11月30日 (日)

2008年GPシリーズ

 またまた今年もフィギュアスケートだ!!NHK杯、良かったね~真央ちゃん。今年、ちょっと思っていたのですよ。何か、浅田真央のスケートにスピード感がなくなったなあと。そしてなんとなくこなれていないかなと。

 要は、超難しいプログラムになっていたってわけね。素人のこちらは気づかなかったわ。確かに、全然下手だとは思わないのですよ。ただ、なんとなくこなれていないかなあと。他の人のプログラムと比較しても、全然見ごたえあるし、上手い!でも、スピードは落ちたなと。まあ、確かにあのステップ。おそらく世界一と言っても過言ではない気がする。やわらかさといい、完成度といい、他には引けをとらない。キム・ヨナの演技か、真央ちゃんの演技かって感じですよ。

 残念なのは、2回目のトリプルアクセルが認められなかったこと。残念だなあ。是非、次回は頑張ってほしい。

 男子は織田信成が優勝ですね。良かった。今シーズンは高橋大輔がケガだからね。頑張って!織田くん。

 しかし、伊藤みどり、佐藤有香あたりまでは見ていたのだけれど、それから10数年あまり見ていなかったフィギュアスケート。トリノ五輪前あたりから、あら!日本ってこんなに良い選手がたくさんいたのね~~と驚き、見始めましたが、日本の選手層の厚いこと!びっくりです。

 それにしても、昨日の浅田真央のフリー、圧巻でした。そして、曲も良かったなあ。プログラムと音楽が非常によくマッチしていた。最後にちょっとこけたのはご愛嬌でしょう。この辺は伊藤みどりに通じるものがありますね。

 GPファイナル楽しみ~~~

2008年11月23日 (日)

漢字の読めない麻生さん

 どうでもいいって言えば、どうでも良いのだけれど、麻生総理、漢字読めなさすぎ?未曾有は「ミゾウユウ」ではないし、頻繁「ヒンパン」と煩雑「ハンザツ」は違うようね。「詳細」も「ヨウサイ」って言っていたらしい。

 何が問題か?って。やはり、一国の総理大臣にインテリジェンスがないと思われることが問題なのだよね。ミゾウユウなんて言葉ないって思うのだけれど、「未曾有」(ミゾウ)なんていくらでも使うよね。知らないのかな。あまり文章を読まないのかな。ちょっと、一国の代表としては軽すぎる。

 アメリカの大統領選は1年くらいかけて選ぶ。ずいぶんかけるなあ、大変だなあと思うけれど。そのプロセスは意外と大切なんだなという気がする。あれだけ時間とお金と人手かけていたら、簡単に「大統領」の座を放り投げられない。安倍さんといい、福田さんといい、あんなに簡単に投げてしまったのは、選出方法が問題なのかもしれない。与党の総裁=一国の総理大臣?なんか違う。そろそろ直接選挙的な方法を導入して欲しいものだ。総理大臣を選ぶことが、単にある政党のパワーゲームでしかないなんて、勘弁してほしい。米国のやり方がすべてだとは思わないが、大統領選を見る限りは見習っても良いのでは。

 麻生さんもさ、勉強したほうがいいよ。本当に。漫画ばかりよんでいないでさ。ただ漫画が悪いわけではない。漫画も面白いもの。私も好きですよ、漫画。今は「OL進化論」と「あたしんち」は買ってしまう。中断中の「ガラスの仮面」はどうなったんだろう。もう完結させなくていいよ、美内すずえさん。もう十分です。大河ドラマに匹敵する大作ですよ、あれは。終わらせるに終わらせられないでしょう。「すすめ!パイレーツ」なんて好きだったなあ、江口寿史さんは筆が遅かったけど。時々逃亡していたらしいって本当かしら。「一ニの三四郎」も好きだった。そのあと小林まことさんは「What's Michael」でブレークしていたが。そういえば、私の担当のマッサージ師と「奇面組」ってあったよね~と盛り上がってしまった。「奇面フラッシュ」とかさ。「いちどうれい」って。わかる人はわかるけど、世代的には限られているよね~~~

 何が言いたいか?麻生さん、頑張ってくれっていうか、う~ん。今の政治家に志の高さを求めても駄目なのかしら?「ノブレス・オブリーゲ」忘れないで欲しいな。自分だけお金あっても仕方がないのですよ。だって、一人だけ生き残ったって、幸せにはなれないのだもの。

 全然関係ないけど、石坂浩二って、知識もあるし、絵もかけるし、見た目も60歳以上にはなっているはずなのに、そう見えないし、あの人化け物だよね。でも、ああいう人はスゴイ人なのだと思う。残念ながら、間違っても政治家にはならないね、あのタイプは。

2008年11月 9日 (日)

悩みは一緒!

 ちょっとタイミングを外してしまいましたが、オバマ氏に決まりましたね。次の合衆国大統領。少しホッとしました。アメリカも「普通」を求めていたのねと。地に足をつけようと思ったのねと。

 強いアメリカを目指すのもいいのだけれど、何か無理があるのよね~~何かが見えていない。本当に大切なものは何?アメリカンドリームもいいのだけれど、だってね、リーマン・ブラザースのCEOの年収が40億円?え~っ?14年で510億円?何、それ、だって使いきれないでしょ。しかも、会社つぶれちゃった、なんやねん、それ!

 そう、時々何かの判決で懲役120年とかいう判決が下される。う~ん、それって無期懲役でいいじゃん。何か現実的じゃないのよね。なんとなく、本気度が薄れる気がする。

 だから、安心しました。オバマ氏は、結構現実感があるような気がするので。彼は今のアメリカの象徴かもしれない。父はケニア人、母は白人。人種としては混ざっていて、しかもアメリカ本土ではなく、ハワイ生まれ。実力でカリフォルニアの私立大学からコロンビア大学に編入し、ハーバードロースクールまで行く。

 もはや黒人を差別している場合ではない。実際問題として、アメリカのスポーツ界で活躍しているのは、黒人ばかり。有名人だって、政界だって、黒人だけではなく、様々な人種が活躍しているのが実態。アメリカっていうのは、白人だけでは成り立たないのです。

 でも、結局は西海岸、東海岸の人たちが世の中見えているから、この結果だったのだろうけれどね。アメリカの中央に位置する中西部とか南部とかはやはり、世界が見えていないし、自分たちを客観視できない。それは仕方がないのかもしれない。

 さてさて、前置きが長くなりました。

 「大正時代の身の上相談」

 大正3年(1914年)~大正11年(1922年)に読売新聞に掲載された身の上相談。回答者は読売新聞記者。

 何とね、すごいのです。大正時代なのだけれど、今の時代に共通する悩みが既に出ている。たとえば、「何に向いているかわからない」なんて相談。貧困で義務教育を受けられず、苦学をしてきた、学問をしていれば、20歳くらいで自分の性質や社会がわかると思っていたのに、いまだ見えない。という相談。

 おや、これって現代の若者にも共通するのでは?もっとも、「苦学」ではないけれどね。ただ大学を出れば、何かが見えると思っていないのに、何で見えないの?

 記者は回答します。10年や20年では天才でない限り、自分の本当の姿は見えない。・・・・だから、何をしようかではなく、何でもしてみることです。そこに自分の長所短所が見えてきます。

 この時代の記者は非常に鋭いし、まじめです。甘い人間には手厳しく、まじめな人には優しい。

 厳しい回答例は超痛快です。

 自分とは不釣合いな資産の家から妻をもらったものの、何かと動作がとろくて、自分の両親とあわないので、離婚。ところが、その別れた妻が次の結婚話がいやで、自分のところに逃げ来たので、ついついよりを戻し、今は元妻が妊娠中。ただ、親が反対しているし、どうしたらいい?なんて相談です。

 記者の回答はこれです。「これはあなたが悪い。不釣合いだと知りながらこんなことをしておき、この質問は何のことです。・・・・・・父母に背いてでも子どもに責任をもちなさい・・」さすがです、記者様。

 そして、本当に今の時代の相談でもおかしくないのが、職業婦人の相談です。

 30歳を過ぎている女性だが、女医として成功している、しかし、時々人としての幸福、しかも婦人としての幸福からは程遠いと感じる、そしてたまらなく憂鬱で、しかも焦燥感にかられてしまう。

 記者は答えます。

 人生はひとつのことに成功したからそれですべてではない、次に向かって向上しないとならない、おそらく次が見つかっていないのでは?そしてまた、独身婦人だからという哀しみであれば、すべてを捨てて「結婚」しても良いのですよという優しいメッセージ。さらに秀逸なのは、「あなたは婦人の一大転機に遭遇している代表的婦人である。少なくとも、来るべき日本婦人の犠牲としていま少し心持を緊張させていただきたい、あなたのような深い人生観の人にはそれができるはずだ」という深~いお言葉でした。

2008年11月 8日 (土)

普通ということ

 清水義範という作家がいる。作家と言っても、ちょっと変わった作風。パスティーシュとか言われている。確かにいろいろな文体をまねることが上手。ただこの人、きわめてまっとうな感覚の持ち主なような気がしている。すごく「普通」

 最初に出会ったのは、「国語入試問題必勝法」。実際には、槙村さとるのまんが「ピーナッツ戦線」で引用されていたのに出会った。その中で、カリスマ予備校講師が叫ぶ、

 問題を見ただけで点数が取れる方法を教える!

 問1 この文章の内容に近いものを1つ選べ 

 例が5つ、アは一般論、イは1部分だけ、ウは深読みしすぎ、オはおふざけ、よって正解はエ 最後のウとエで悩むが、もっともらしく立派なほうが間違い!

 ってね。

 これで何がわかるか。そう、国語の試験問題なんて、真の国語力を量れるものではない。私も中学の頃から思っていた。だって、文章の読解力を問う問題なんて、その作者が出題しない限り、正解なんてありえないでしょ。国語の試験って何をしようとしているかというと、出題者の意図を探る能力を採点しようとしているわけ。だから、はっきり言ってテクニックを覚えれば良い。そして、文章の解釈というのは、自由で良いのよね。だから、たとえ作者本人が出題したとしても、それをどう解釈しようと、そこに納得性や論理性があれば、正解といえるのでは。

 それをすぱっと明快に清水義範はからかっちゃうわけだ。

 清水さんは、非常に普通の感性の人だと思う。名古屋出身。弟が名古屋で塾をやっている。そして、清水さんはその生徒たちに作文を教えている。(今でもやっているかは知らないけど)清水さんは言う。国語能力を高めるのには作文を書かせるのが良い。だから、子どもたちはよく作文を書かされる。でも、実際にはこう書いたほうが良いという指導はなく、間違えると中途半端な道徳教育となっている。たとえば「ぼくはそのとき兄をころしたいと思った」なんて書いていると、「兄を殺したいなんて思ってはいけません」なんてね。そうではなく、「いっしゅんの憎しみをうまく表現しましたね、でもちょっと大げさではないかな。本当は殴ってやりたいくらいでは」と、自分なら指導する。

 でも、その通りと思う。だから、ブログやメールで子どもたちが「ウザイ!」とか「死ね!」とか書き込むでしょ。あれは本気ではなくて、一瞬の激高のせい。それをついつい大げさに書いてしまうのよね。それを大人は本気にとってはいけなくて、冷静に受け止めないとならない。

 また、子どもの作文なんて面白くないとも。何故か、子どもたちが大人の目を意識して、「いい子ちゃん」の作文を書こうとするから。だから、清水さんは、中途半端な道徳教育はしない。あくまでも「表現力」に対してのコメントをする。

 そんなところがいいなあと思う。だって、本当に自分が考えていることを表現できてこそ、人を惹き付けることができるんだもの。期待されている発言をしようなんて優等生発言は全然説得力がない。そして、今の時代そんな人が増えつつある。それがとても残念。

 清水さんは歴史にも精通している。「偽史日本伝」。歴史パロディー。私が好きなのは「大騒ぎの日」。大化の改新があった日をテレビで放映されていたとしたら、どうなる?清水さんと思しき凍垂義麻呂が、1日、ワイドショーで放映される大化の改新を追い続ける。ワイドショーの放映の仕方は「あるある」って感じ。でも、すごいのは、パロディーだけれども、清水さんは事件そのもののベースはゆるがせない。ちゃんと史実に関する知識に裏打ちされたうえでパロディーを書く。似たようなものに「開国にっぽん」がある。もし、三代目将軍家光が鎖国をしなかったら・・・様々な江戸時代の事件を、鎖国されている日本ではなく、開国している日本で起こったとしたら?かなり爆笑。。。さすが!

 他に、かの西原恵理子とコンビを組んで「おもしろくても理科」「どうころんでも社会科」などなどがある。清水さんは言うのである。文系であっても理科がキライ!わかろうとしないのはもったいない。理系、文系ときっちり分かれる必要はないのでは?社会を理解しないと本当のことを実は理解できないのでは?広くものを考えることが大事なのだということを清水さんは言っているのである。

 派手な人ではないけれど、非常に地味だと思うけれど、清水義範は良い。

 でも、感性は普通だと思うけれど、やはり表現とか作風はユニークだよね~~~作品数も多いし、西原恵理子とコンビは組めるし(普通なかなかできないよ!!) 侮れない、清水義範!お気に入りです。

2008年11月 5日 (水)

小室さん・・・・

 びっくりですよね~小室哲哉。詐欺だって。よりによって詐欺ですよ。

 確かに、1990年代超ヒットメーカーだったけど、でもね、あれだけ自分の曲をいろいろな人に提供し、出しまくっていれば、いつか枯渇するだろうなあって思っていた。でも、太く短くを狙っていたんだろうなと思っていたのだけれど。

 やはり、どうしたって個人の才能には限界がある。クリエイティブな仕事をする人は、どうしうても自分の限界にぶち当たっている気がする。作家だって、本当にすごい小説は処女作くらいかもしれないし、作曲家はどうしたって同じパターンに陥る。だから、ものすごく苦悩するのだよね。いろいろな作曲家がいるけれど、皆、ワンパターンと思いつつも、工夫しながら自分らしさを大切にしている気がする。

 小室さんは、自分を売りまくったからなあ。それだけ早く飽きられちゃうよね。しかも、最近、特に2000年以降の歌手というか、アーチスト達は自分で曲も作るし、歌もうまいし、場合によってはパフォーマンスまでついてくる。

 時代は変わってしまったのだよね。だから、小室さんの出番が無くなっちゃった。ただ、なんとな~く、小室さんは捕まりたかったのかなという気もしなくはない。だって、どう考えたって、詐欺なんて成功するわけがない、しかも、今回のだまし方なんて、ばれて当然って感じ。これでは、破滅に向かうしかないじゃん。ごまかしきれるわけがない。ここで、すべてをご破算にしたかったのではないかなって。

 しかし、小林亜星さんのコメントがあったけど、コンピュータで作るような歌は駄目だって、それはそれでちがうんじゃない?所詮コンピュータだってツールのひとつだもん。どうしても、精神論に持ち込みたいのね。それでは時代についていけないよ。

2008年11月 3日 (月)

ドクター・ヘリオット

 先週、母親が本をbook offに持っていくというので、じゃあ私も少し本を整理しようっと思って、50冊位のもうあまり読み返しそうもない本を一緒に持って行った。文庫は1冊10円くらいだよなあとは思っていたものの、結構ハードカバー本もあるし、ある程度そろっているから、それなりにはなるかなと思っていたら、結局1,500円くらいにしかならなかった。帯でカバーの色が変色していると駄目だってさ。古本屋さんならいいのかな。

 文庫はもう何冊あるか良くわからない。ざっと計算してみると700冊くらいかな。もう少し本格的な整理をしないと駄目だな。増殖し続けてしまう。

 今回ちょっと整理して、久々に発見したのが、ドクター・ヘリオット。獣医さんの話です。本名はアルフレッド・ワイト。ヨークシャーの架空の町ダロウビー(本当はサースク)で、共同経営者のシーグフリートと一緒に動物病院を運営する、ドクター・ヘリオットの酪農村奮闘記って感じです。

 ヨークシャーってどんなところかは実は知りませんが、広大な土地、厳しい冬、のどかな風景、マイペースで頑固な人々、草をはむ牛たち、群れをなしている羊、そしてたくさんの馬たち。生き馬の目を抜くような勝ち負けや、せわしなさには無縁です。でも、容赦ない死や、避けられない運命を容認する人々の根本的な強さが感じられる地方であります。

 だから、ドクター・ヘリオットは苦労します。理屈は通じない、新しいことは受け入れてくれない、どんな時間でも休みの日でも容赦なく呼び出される。気を使ってくれる主人もいれば、まったく考えていない人もいる。でも、皆、気の良い村の人なのです。ドクター・ヘリオットのすごいところは、それをすべて良さとして受け入れることができるのです。

 ダロウビーへの愛、ヨークシャーへの愛、そして動物への愛、人々への愛が感じられます。ドクター・ヘリオットが大学を出た当時(1930~40年代?)は、ペットという考え方はなく、獣医の仕事は牛や馬、羊が相手でした。ドクター・ヘリオットはそんな時に犬や猫を対象として獣医をしたいと願った人でした。残念ながら、世界恐慌や戦争のあおりで、全然就職はなく、見つけたのがダロウビーでの獣医のお仕事でした。もちろん、メインは牛、馬、羊です。でも、農家にはいたのです、犬たちや猫たちが。そして、都会であれば、患畜として持ち込まれるだけですが、農家の犬や猫とは患畜としてだけではなく、個性を持った犬、猫として付き合うことができるのです。 

 私のお気に入りは、「ロイ」の話です。素人獣医を自負するドノバン夫人が、素人療法を自慢し、「ヘリオット先生は犬のことはわかっていない」風なことをよく言っていました。ドクター・ヘリオットはまあ仕方がないかなと苦笑いです。ところが、ドノバン夫人の愛犬が事故で亡くなってしまいます。それまで好奇心旺盛でどこにでも顔を出して、バイタリティ豊かなドノバン夫人でしたが、いつもそばにいた愛犬がいなくなったことで、何か足りない感じがします。そんなときに、暗い小屋に閉じ込められ、ガリガリにやせたゴールデン・レトリーバーが発見されます。飼い主の怠慢は明らかでした。1年も閉じ込められ、えさも気が向いたときにしか与えられず、でもずっと人間への信頼感を失わずに黙って待っていたロイ。このままでは貰い手もないし、安楽死? 

 そこにドノバン夫人がいたのです。ヘリオット先生は、うまく誘導し、ドノバン夫人がこの犬を面倒みるように仕向けます。もちろん、ドノバン夫人はのりました。もう犬は飼わないと心に決めていたドノバン夫人ですが、今まさに愛情深い世話と献身を必要としてたロイをもらうことに決めたのでした。放置されてガリガリだし、悪臭は漂うしでしたが・・・

 ロイはもちろん、幸せなゴールデンレトリーバーに大変身します。最初の暗い、閉じ込められていた不幸から一転して、活動と光にあふれ、献身的な世話をしてもらえる幸せなゴールデンになるのです。決して愛情を穏やかさを失わなかったからこそ、ロイが得ることができた幸せだったのでしょう。

 こんな話がたくさん出てきます。「犬物語」"Favourite Dog Stories"、「猫物語」"Cat Stories" 「Dr.ヘリオットのおかしな体験」"All Things Wise and Wonderful"などなどがあります。ハートウォーミングでしかも泣ける話が満載です。たまに、立ち止まってみてはいかがでしょうか?

発掘!ねこ写真!

 片付けをしていたら、昔の写真が発掘された。Image038 Image039 Image041

子猫時代のオーリーです。猫っていうか、熊?写真を携帯でとったから、少々画質が悪いですが、かわいい~っていうか、ちょっと間抜け。そして、1993年だったのね。この子が来たの。92年だと思っていた。ってことは、オードリー・ヘップバーンが亡くなったのは、1993年だな。

そして、先代猫チャムの発見。やはり、チャムの方が猫らしい。Image042_6   

 そう、チャムはジャンプするにも何するにも、家具に傷つけたりなんかしなかったけど、オーリーってば、ジャンプ力ないし、爪を立ててよじ登ろうとするから、ソファも何も傷だらけです。駄目ねこなのよね。でも、もう年なので、スパイクタイヤで家を駆け回ることもなくなりました。      

   

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