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2009年1月 4日 (日)

やばっ!

 やばいよ、やべーよ 久しぶりに体重計に乗ったら、最近ではもっとも大きな数字が・・・どうりで、何か二段腹になっている気がしたんだよなあ。。。9連休は危険だ。仕事しなきゃ。仕事するとやせるんだよ。なんていったって、大学時代より就職してからやせたもんね。15年くらいはKeepしていたけど、さすがに年取ってからは若干増えた 使命が必要だな。どうも、何もしないと何もしないのよね~~って当たり前か。Mission Impossibleが必要だわ(なんのこっちゃ?)その前に腹筋でもするか。。。。しゃあないなあ。身体を使う努力嫌いなんだけどなあ。それともコアダンスにする?ってやり方知らん!

 そういえば、またまた訃報ですよ。ドナルド・ウェストレイクが死んじゃったあ・・・私自身はドナルド・E・ウェストレイクという認識だったし、ハードボイルドの作家ってあったけど、どちらかというとユーモアミステリー系との認識でもあったから、同じ人?と一瞬思ったけれど、同一人物なのだった。75歳だって。ああ、実は私が馴染んできた作家たちって、もうAround後期高齢なのね。

 結構好きなのが、「二役は大変!」"Too Much!" Donald E. Westlakeです。これね、なんだ、そりゃ!って感じなんだけど、 だって、双子の大金持ちのいい女の両方ともと寝たいがためだけに、双子のふりする一人の軽~い男の話。そんなことできるわけないじゃん!軽~い男って表現はちょっと違うな。もしかするとある意味、「高田純次」的な男?テキトーに生きていて、ぎりぎりの線で生活していて、なんと親友の女房に手をだしているんだけど、何か憎めないってタイプ。もちろん、親友は気づいていなくて、自分の家にそのアート・ドッジを住まわせているってわけ。そして、ちなみに双子の姉妹は、一人はいわゆる奔放な女で、もう一人はお堅いけれど実はいわゆる情熱系。もしかすると、これって普通の男たちの夢なのかもね。

 ただ、なんといってもウェストレイクですから、まあ、奇想天外、ドタバタ、そんなことあるわけないじゃんって話が、ジェットコースター的に続くんだ、これが。アートは、まずは奔放な姉のリズをものにしちゃうのね。でも、リズのことですから、当然お遊びです。で、次にアートは双子の弟、バートを作り上げ、双子の妹ベティーをものにしたと思ったら、結婚させられちゃった。ベティーはなかなかやり手なのだった。さあて、どうする?だって、バートなんていないのだから。しかも!今度はアートがリズから結婚を迫られ、理性は断るべきとわかっていても、リズがどんどんお金での誘惑をはじめ、結局、負けて結婚しちゃうの。その後がばたばたいろんなことがあるのだけれど、終いにはアートがベティーと浮気しちゃう!!・・・いやいや浮気じゃない、いやでも・・本人のアートが混乱しちゃったくらいにして。なんだそりゃでしょ。

 でもね。さすがウェストレイクです。最後までスラップスティックに進んで、え~っどうなっちゃうの?そして、結局、アートはうまくやっちゃうの?しかし、アート・ドッジは最後には高田純次ではなくなっちゃうのよね。という話です。ってなんのことかわからないかもしれないけれど、読めば意味がわかりますよ。

 あとはね、「バッド・ニュース」"Bad News”これもお薦め。詐欺師の話なんだけれど、二転三転どんでん返し。これもウェストレイクらしい話。なかなかすっきりします。

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