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2009年1月15日 (木)

医療を考えるその2

 そう、びっくりだったけれど、今日の新聞に、医者とがん患者の意識の違いが載っていた。この間、ブログに書いたばかりだったから、う~んと思ってしまった。

 要は、医者はもう助からないとなったら、残された時間がどのくらいなのかを意識したり、会いたい人に会っておくべきと考えるに対し、患者側はできるだけ生きるための努力をしたい、また死を意識せずに普通に生活したいと考えるって調査結果。

 でも、そうだよね。自分はあと少しで死ぬんだなんて考えながら生きたくない。やり残したことをやる?どんなこと?もう、死ぬとなったら、やり残したことなんてどうでもいいような気もしてしまうなあ。何か使命を持っていたら別だけれどさ。でも、そんな自分しかできない使命なんてないし、自分ひとりがいなくなったからといって、世界情勢は変わりはしない。

 お医者さんや看護師さんは、日々「死」に直面しているから、そう思うのかな。それはそれで合理的だけれど、人の心としてはどうなのだろうか?

 医者、看護師のほかに心のケアをする人も必要だと思うなあ。

 定額給付金もいいけどさ、麻生さん。世論が薄く広くお金を配布することに懐疑的になっているのに、定額給付金のほかにも景気対策はしている、なんて言っても回答になってないよ。薄く広くのお金の配布そのものが無駄では?という指摘なんだから。少し、医療とか教育とか、介護とか大切なことにお金を振り向けるようにしては?

 本当に考えてほしいなあ

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