オールスター戦
幸運にもオールスター戦のチケットが手に入り、昨日、札幌ドームに行ってきた。仕事後に行ったので、ドームに着いたのは19時前。ダルビッシュがなんと1回で降板し、ちょうどマー君に代わったところだった。ダルちゃんが見られなかったのは残念だけれど、マー君が見れたのは嬉しい
ただ、残念なことに、パリーグは負けちゃった。まあ、オールスター戦は試合としては、真剣さが足りなくて、いまひとつだけれどね。久しぶりの野球観戦だったので、雰囲気が嬉しかったな。
そういえば、この間の3連休の最後の日、「20世紀スポーツ名勝負 ライバル伝説・・・光と影」という番組をやっていた。そう、江川と西本。かれらの全盛期時代、私は野球が大好きでよく見ていた。そして、西本のファンだった。(だから変わっているといわれるんだよ!)ちょうど長嶋監督が解任され、藤田監督となり、原辰徳が入団した年。西本が春のキャンプに行っている間に、自宅がガス爆発か何かで火災にあい、奥さんが大ケガをした年でもあった。西本はその年3本柱の一角として活躍し、日本シリーズでも2勝を上げ、巨人は日本一となった。
江川の「空白の1日」から数年経った年であった。江川のダーティなイメージがようやく少し薄れだしたころでもあった。。(それにしても、むかしから巨人って、好き勝手なことする球団なのね。ちゃんと反省して欲しいわ。)
西本の打たせてとるピッチングが好きだった。三振は取れないけれど、ヒットは打たれなかった。あのしぶとさが好きだった。あのハングリー精神が好きでもあった。むき出しの闘争心。ドラフト外での入団、強烈な反骨精神、強烈な上昇志向。きっと人に好かれるタイプではなく、テレビ受けするタイプでもない、でも、あの年の日本シリーズで、20勝をした江川が第1戦で負けたとき、西本は負けなかった。ヒットを打たせなかった。何でだろうなあ。好きだった。すごく懐かしかった。
そして、小谷実可子と奥野史子の間にあんな確執があったなんて知らなかった。ある意味可哀相だが、厳しい世界なんだなあ・・・そして、複雑だ。ライバルというのはそういう複雑なものなのかもしれない。抜こうとするもの、抜かれまいとするもの。でも、決着はついてしまう。その時の自分の感情をコントロールなんてできるのだろうか?難しい。
でも、それだけ賭けても、挑戦すべき世界であり、踏み出してみたい世界なのだろう。素晴らしいと思う。