« 仕分け終了ってか | トップページ | ウールリッチ »

2009年12月 6日 (日)

やれやれ

 一難去って、また一難・・・ 少し落ち着いてきたなと思ったら、また考えないとならないことが発生。もう、私のことは放っておいてくれないかなあ。って、サラリーマンだから仕方がないのね。

 さて、伊丹十三 「ヨーロッパ退屈日記」 私は映画監督としての伊丹十三しか知らないので、へ~っ、俳優だったんだあと。しかも、英語が堪能でヨーロッパで映画にでようとしていたりする。チャールトン・ヘストンなんて名前が出てきたり、他にも色々な名前が出てくるけれど、残念ながら私はよく知らない。でも、きっと知っている人は知っているのだろう。(変な文章)

 映画の話はおいておいて、この「ヨーロッパ退屈日記」はなかなか面白いエッセイです。ちょっとピリリと辛いのね。ユーモアもあるし、日本を皮肉ったり(特に英語表記に関してなかなか伊丹十三はこだわりがある)、イギリスやフランスやイタリアの伊丹さん流小話みたいなものがある。でも、全体的に日本に厳しいかな。あと、ふ~ん、そんなにお金持ちだったのねという感じ。特に物へのこだわりがね。

 "大英帝国の説得力"という項では、婦人が嫌がる犬を引いて無理やり横断歩道を渡った。ところが、犬は今度は無理やり婦人を引いて、横断歩道を戻ってしまった。すると、婦人は犬に向かいあってしゃがみこみ、どうも察するに、「いつもはこの道をまっすぐ行って左へ曲がって家に帰る。今日は、この横断歩道を渡ってから右へ曲がって家へ帰ろうというだけの話だ。結局、同じことではないか」と、言い聞かせたようである。すると、犬は、「先に言ってよ」とばかりに、また横断歩道を渡り始めたと。

 そんな、外国小話。バナナを耳につめている紳士の話とか、中途半端なミドルクラスぶっている日本人批判とかね。伊丹さんってこういう人だったんだなあと。ちょっと気障で、ユーモアが好きで、斜に構えている感じ。私は好きです。

|

« 仕分け終了ってか | トップページ | ウールリッチ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事