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2010年6月に作成された記事

2010年6月27日 (日)

ハーバード?

20100620164239  ダイスケも1kg超えしました。やんちゃでやんちゃで、夢中になると人の足も噛むし、ちょっと撫でようとするとやはり噛もうとする。猫パンチも炸裂!頼むよ、ひとつ、ちょっと落ち着いてくれ~~

  さて、終わっちゃいましたが、「ハーバード白熱教室」 最終回は見られなかったが、最後から2回目を見ていて少し驚いた。

 ルームメイトがカンニングしているのを見つけたら、あなたはどうする?

 そう!驚いたことに、ハーバードの学生たちはルームメイトをかばうと答えるのだ。ほとんどの学生が・・・ だってさ、やたらと「正義」を声高に叫びそうな国じゃない、アメリカってさ。でも、アメリカのエリートのハーバード学生たちは、自分に近しい存在は守ると答えるのだ。 

 そして、出てくる事例もそう。ある判事(だったかな、ちょっと記憶が・・・)の弟がマフィアっていうか、犯罪者なのである。その居場所を突き止めるのに協力してくれという要請に、判事は断る。。。。

 あれ~?って。アメリカってそういう国なんだ。身内は守るんだ。ちょっとイメージが違う。やたらうるさく「正義」を言いそうなのに。もしかすると、本当に「正義」を大切にするのって日本人だったりして。。。日本なら、犯罪を犯したのなら、ちゃんと罪を償って来い!と、変にかばわず、司法の元に突き出しそうだよね。

 ハーバードとは言え、若い人が多そうだから、まあ、彼らが友人をかばおうとするのはわからないではない。しかし、出てきた例が意外でした。そうか、実は利己主義か。騙されちゃいけないね。「生き馬の目を抜く」って、必ずしもほめられたことじゃない。どうりでリーマンショックの時にわかったように、役員報酬が高すぎ。でも、結局、会社を駄目にしてんじゃん!ってこともあるってことさ。

 と、あまり番組の中身とは関係ないが。意外と話題の番組らしく、本まで出ています。マイケル・サンデル教授。やっぱり、儲けているんじゃない?

2010年6月13日 (日)

神保町

 半蔵門線で3駅なので行ってみました。ホント、我が家は便利だわあ。若者の町からは近くないにせよ、銀座とか上野とか近くて嬉しい。

 最近、大きな本屋に行っていなかったので、神保町にでも行こうかと思い立ったのだった。家や会社の近くにはちょっとした本屋はあるのだけれど、ミステリーの品揃えがね~創元推理文庫もハヤカワミステリも少ないのだ。新刊はあるけど。

 古本はさほど好きではなくて。あの独特のにおいが苦手なのだ。子どもの頃は図書館本にどっぷりだったのにね。そして、実家の本たちもいつのまにか古本的なにおいとなっているのに・・・

 でも、危ない!危なすぎる。だって、ついつい本を手にとってしまうのだ。ひたすら買おうとしてしまうのだ。危険なので文庫4冊を買って、早々に退散したただでさえまだ読んでいない本があるのに・・・どうすんの。猫びよりも買っちゃったし。

 海外ミステリーは高い。絶対1,000円前後はする。日本のものは500円とか600円だから。たぶん、著作権的なことかな?だってさ、絶対に20年前から2倍くらいにはなっている。そう、昔のペンギンブックスの値段と変わらない。う~んとうなりつつも、海外ミステリー好きとしては買わずにいられない。早々に退散して、日本橋三越でケーキとチーズを買って帰り、コーヒー飲みながら、読書だった。ちなみに皆は笑うが、チーズにコーヒーはあうのだよ。チーズに1,500円払っている私も私だが・・・

 そのうち、古本にもチャレンジだな。「紳士は金髪がお好き」の原作を読みたいのだけれど、絶版なんだよね。洋書も和書も。モンローの映画で有名だけれど、たぶん狂乱のアメリカ1920年代の文化がよく描かれていると思うんだ。何故、今更90年も前のアメリカ?だけど、まあ、興味あるんだから仕方があるまい

2010年6月 5日 (土)

君主論その後

 「君主論」 ええ、読んでますよ。読んでいますとも。短いのですよ、たぶん、すぐ読めるのですよ・・・ でも、まだ読み終わっていません。すみません。(って誰に謝っているんだ?)いやあ、通勤時間に読んでいるんだけど、電車に乗っている時間が短くってさ。と、言い訳・・・

 前回ブログにも書いたが、後年、マキアヴェッリが物議を醸した理由もわからなくは無いが、本質のところは別に大したこと書いているわけではないなと。物議を醸したのは、当時の人権意識とか道徳観念が現代とは異なるから。マキアヴェッリは領土拡張を否定しないし、一般大衆を尊重する意識はさほどない。なので、ここをどうこう言っても仕方がないでしょう。

 読み終わっていないとはいえ、なんとなく、マキアヴェッリが書いたのは「リーダー論」なのかなあと。いろいろ言ってはいるが、要はマキアヴェッリが意図したのは、リーダーは国を引っ張るために高い志や倫理観や目的意識をもっていないとならない、しかし、やさしすぎては駄目だと。親しみやすく、なめられるようでは駄目。どこか畏怖を感じさせるようでないとならない。場合によっては「悪い」と思われることもやらないとならない。もちろん、私利私欲に走るようではいけないが。。。

 結局、そういうことを言っているような気がするんだよね。それはその通りだと思う。振り返って、鳩山さん。まあ、人は良さそうだよね、でも、彼には「怖さ」がない。リーダーはどこかビシッとしていなくてはならなくて、自分の決めたことに「ブーブー」言わせては駄目なんだよなあ・・・それができたのは最近では小泉さんだと思う。彼が実施したことが結果的に良かったかどうかは別として。でも、彼は他者に文句を言わせることなく、物事を進めた。後から批判をする人たちはたくさんいたが、当時、正面切って小泉さんを批判した人はいなかった。そして国民からはいまだに人気がある。

 じゃあ、小沢さんは?というと「怖さ」はバリバリあるんだよ。だから、彼のやることに納得できなくても、絶対に口出しはさせない。が、しかし、私利私欲という言葉が見え隠れしてしまう。だから、小沢さんは全く人気がないし、「悪代官」にしか見えない。

 結局、またまた短命内閣で終わり、何でもいいけれどそろそろ落ち着いて国の運営をして欲しい。。。確かに最初から鳩山さんではキャラが弱かった。ただなあ、国会議員たちがさあ、内閣支持率が下がるとさあ、すぐに選挙に勝てないと騒ぎ出すのもね~~確かに選挙負けたらただの人だけど、志が低いわ。

 さてさて、民主党は社民を切りました。そもそも何故鳩山さん?って総理をやめ、まあ骨のありそうな菅さんを総理にしました。次は、小沢さんをどう押さえ込むか?でしょう。それと国民新党の取り扱いね。何でもいいけど4年くらいは同じ内閣で運営してよね。

 あと、自民の将来が見えないが?  

 従来の野党と同じようなことやっていたら、君たちの未来はないと思うよ。だって、あなたたちが長年政権担当していて、結局やらなかったこと、サボってきたことを民主はやろうとしているんだもの。だから、批判だけではなく、こうやるべきたとか、こうあるべきだとか言わないと、存在価値がなくなりますよ。国民は2大政党を望んでいて、お互いに競い合ってほしいのですよ。そうしないと政治は良くならない。わかってんのかなあ~~? 

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