君主論その後
「君主論」 ええ、読んでますよ。読んでいますとも。短いのですよ、たぶん、すぐ読めるのですよ・・・ でも、まだ読み終わっていません。すみません。(って誰に謝っているんだ?)いやあ、通勤時間に読んでいるんだけど、電車に乗っている時間が短くってさ。と、言い訳・・・
前回ブログにも書いたが、後年、マキアヴェッリが物議を醸した理由もわからなくは無いが、本質のところは別に大したこと書いているわけではないなと。物議を醸したのは、当時の人権意識とか道徳観念が現代とは異なるから。マキアヴェッリは領土拡張を否定しないし、一般大衆を尊重する意識はさほどない。なので、ここをどうこう言っても仕方がないでしょう。
読み終わっていないとはいえ、なんとなく、マキアヴェッリが書いたのは「リーダー論」なのかなあと。いろいろ言ってはいるが、要はマキアヴェッリが意図したのは、リーダーは国を引っ張るために高い志や倫理観や目的意識をもっていないとならない、しかし、やさしすぎては駄目だと。親しみやすく、なめられるようでは駄目。どこか畏怖を感じさせるようでないとならない。場合によっては「悪い」と思われることもやらないとならない。もちろん、私利私欲に走るようではいけないが。。。
結局、そういうことを言っているような気がするんだよね。それはその通りだと思う。振り返って、鳩山さん。まあ、人は良さそうだよね、でも、彼には「怖さ」がない。リーダーはどこかビシッとしていなくてはならなくて、自分の決めたことに「ブーブー」言わせては駄目なんだよなあ・・・それができたのは最近では小泉さんだと思う。彼が実施したことが結果的に良かったかどうかは別として。でも、彼は他者に文句を言わせることなく、物事を進めた。後から批判をする人たちはたくさんいたが、当時、正面切って小泉さんを批判した人はいなかった。そして国民からはいまだに人気がある。
じゃあ、小沢さんは?というと「怖さ」はバリバリあるんだよ。だから、彼のやることに納得できなくても、絶対に口出しはさせない。が、しかし、私利私欲という言葉が見え隠れしてしまう。だから、小沢さんは全く人気がないし、「悪代官」にしか見えない。
結局、またまた短命内閣で終わり、何でもいいけれどそろそろ落ち着いて国の運営をして欲しい。。。確かに最初から鳩山さんではキャラが弱かった。ただなあ、国会議員たちがさあ、内閣支持率が下がるとさあ、すぐに選挙に勝てないと騒ぎ出すのもね~~確かに選挙負けたらただの人だけど、志が低いわ。
さてさて、民主党は社民を切りました。そもそも何故鳩山さん?って総理をやめ、まあ骨のありそうな菅さんを総理にしました。次は、小沢さんをどう押さえ込むか?でしょう。それと国民新党の取り扱いね。何でもいいけど4年くらいは同じ内閣で運営してよね。
あと、自民の将来が見えないが?
従来の野党と同じようなことやっていたら、君たちの未来はないと思うよ。だって、あなたたちが長年政権担当していて、結局やらなかったこと、サボってきたことを民主はやろうとしているんだもの。だから、批判だけではなく、こうやるべきたとか、こうあるべきだとか言わないと、存在価値がなくなりますよ。国民は2大政党を望んでいて、お互いに競い合ってほしいのですよ。そうしないと政治は良くならない。わかってんのかなあ~~?