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2010年8月 1日 (日)

浮世絵?

 8月だね~8月だよ~ もう1年の半分以上過ぎちゃったんだよ。でも、年度替わりが4月だから、そんな気もあまりしないんだよなあ・・・

 いまだにウケるらしいので、20年ほど前のエピソードを

 まだバブル崩壊前だった。そしてまだヨーロッパへのアンカレッジ経由便があった時代。初めての海外旅行に何故かパリを選んだ。まあ、6泊7日かなんかで、しかも飛行機で2泊で、118,000円くらいだったのだ。飛行機が大韓航空と言うのが、その数年前にあの事件があったので、少々不安っていえば不安だったが、大韓航空のせいじゃないからね。

 ついでに、直前に仕事が降ってきて忙しくなり、当時の上司に休むっていったら、えらい嫌味言われたな。でも、気にしなかったけど。。。だって、そんな仕事来るなんて知らんかったし、その前から計画していたし、何かね~嫌味でさ、気にする気にもならんかったな。

 と、前置きが長い

 パリのみで実質3日間の自由行動だった。アンカレッジ経由は長い、長い。ほぼ1日近くかかったんじゃないかな。でも、私は寝た。ひたすらに寝た。あきれるくらいに寝た。おかげで時差ボケなし。その後も何度も海外は行ったが、時差ボケを感じたことはない。何時につこうが、現地が夜になればちゃんと寝られる。

 三人で行ったのだが、何故か、皆独立心が強く、「私は今日、ここに行くね~」と、割と好き勝手に行動していた。その日は私とPの二人でオルセー美術館に行った。どんな絵があったかはとりあえずおいておこう。

 一通り見て疲れた我々は、美術館内のカフェに入った。通されたのは、窓際の席。お茶飲みながら(たぶん、エスプレッソ。このパリ行きで私はすっかりかぶれ、やっぱコーヒーはエスプレッソだよと。ついでにペリエにもはまっていた)、しばし歓談。と、気づくとある夫婦がこちらをガン見している。「あれ?窓の外に何かあるのかな?」と、外を見るが特に何もない。何なんだろうなあ・・・

 さて、そろそろ行くかと立ち上がり、ガン見していた夫婦の後ろを通り過ぎようとしたら、夫の上着が落ちていた。で、拾ってあげたら、待ってましたとばかりに夫は立ち上がった。

 なんだなんだなんだ?

 原文は覚えていないが、

 ”Classical Japanese Pictureに似ている。”

 はあ?Classical Japanese Picture? それって浮世絵?

 ”あなたの両親にCongratulation”

 え~?え~?何、私、どうすればいいの?まあ、でもほめられている感じだ。仕方がないので、”Thank you”と答え、その場を去った。

 その後、友人のPに説明したところ、大爆笑。旅行中、ずっと「歌麿」と呼ばれたのは、言うまでもない。

 でもさあ、喜んでいいんだか、悪いんだか? きっと、オルセーで浮世絵見てさ、結構印象を受けたか、気に入ったか、そもそも好きだったかなんだろうなあ。で、ふと見たら

 「ああ!!ここに生きている浮世絵があ!! 本物があ!!!」

 夫婦で大ウケだっだんだろうね。で、なんと、話しかけられちゃったよ~これは、言うしかない!

 だけど、私はビミョーだ江戸時代に生まれていれば、「見返り美人」だったか おしい!生まれる時代、間違ったな。

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