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2010年10月に作成された記事

2010年10月31日 (日)

話題いろいろ

 話題その1 

 今日はハロウィーンだそうです。ふ~ん、って感じ。だってさあ、なんか日本に関係する行事だっけ?どうも違和感だ。まあ、クリスマスだってそうだけど、ハロウィーンって、超中途半端じゃね?起源もようわからんし(ケルト人のお祭りらしい)、目的もわからないし、何故に日本で?まあ、ライナスはいつもかぼちゃ大王を待っていたが・・・最近のイベント化はその影響?(たぶん、バレンタインと一緒でどこかの会社が、商売のためにはやらせたんだろうね。どこの会社かしら?)

 ”Trick or Treat"で、思い出すものがある。。。。私は北海道出身だが、七夕でやるんですよ!夜になるとさ、子ども達がグループになって、近所の家を回り、「ろうそく出~せ、出~せや、出さないとかっちゃくぞ、おまけにひっかくぞ」(って、でもかっちゃくもひっかくも同じ意味やん、でも、私はこう言っていたな。ちなみに「かっちゃく」は北海道弁です。) そして、お菓子をもらうんです。基本、お菓子です。ろうそくをもらうことはめったにありません。(っていうか、お菓子をあげてください。だれも本気でろうそくを求めていません。)

 ね、ハロウィーンでしょう? はたして何故北海道で?という感じですが。一説によるとクラーク博士が持ち込んだとか持ち込まないとか・・・ホントか?

 さて、次の話題

 出張が多い生活をしておりますが、JALでマイルが溜まっているので、基本はJALに乗ります。たまにJALでは良い便がないとかがあり、先日はANAに乗りました。で、機内誌読んでいたら、草食系の話。筆者の男子(年齢不明たぶん50代?)と40代女子と30代女子と20代男子が取材がなんかで一緒にいて、そこでの会話の一部。20代男子が何かの取材の合間に「ブルーベリー狩り」に行ったそうで、女性陣は「信じられな~い。」 筆者はその選択肢の広さがちょっと羨ましい。でもたぶん恥ずかしくてできない。男はこういうもの!っていう定義に囚われているから。で、女性陣もそう。でも、いいじゃないね。ブルーベリー狩りに行く男子って、悪くない、と思うのだが。ちなみに、筆者の表現ではバブル体験の40代女子は「アッシー、メッシー」で男をあごで使い、ノリノリな青春時代を送り、30代女子はそれに乗り遅れ、40代女子を無理しているなあと見ているらしい。

 私も40代女子で、確かにバブル体験者であるが、アッシー、メッシー体験は無い。それは女力(そんな言葉があるのか!)の差だね。まあ、でもそんなにアッシーやらメッシーやらに囲まれていた人は多くは無いだろう。とはいえ、ディスコでお立ち台には上がっていたが・・・(って、ボディコンでパンツ見せて、扇子は振っていないよ。あれは、もう少し後のジュリアナ世代だ) でも、あの時の会社は異常だったな。それを忘れられないオヤジたちもいたが、その人たちもどんどん定年していなくなっている。まあ、普通に近づいているのだろう。

 でも、「草食系」の定義ってわからないなあ。

 そして、話題三つ目

 ”Shutter Island" Dennis Lehane を読みました。これは説明難しいよ。だって、ネタばらしになるもの。いまだに、どっちが本当?と疑っている私。最後の最後までもしかすると、読者騙し?と。ひねくれているので、私。でも、素直に受け取ったほうが良いのだろうな。ずっと主人公のテディが見続ける悪夢。いつまでも忘れられない亡くなった妻のこと。この執拗さ、この執念?ここに異常を感じるべきなのだろう。と、ネタばらしに近いなあ。ちなみにこのルヘインはミスティック・リバーの作者でもある。あれも屈折した話だった。

 映画が原作に忠実だったかどうかはわからないが、小説の方はどんどん引き込まれ、でも、ちょっとぞっとした。だが、少々グロいイメージを持たされるので、私が好きなタイプのミステリーではない。

 今日はなんとなく三つの話題でした。  

2010年10月24日 (日)

今年もフィギュア!

 真央ちゃん、まだまだでしたね。また、新しい試みしているんでしょうね。期待したいものです。15歳の村上佳菜子は、昔の真央ちゃんみたいですね。技はあるけど、演技のつなぎややわらかさはまだまだ。すぐにマスコミは飛びつくけどさ。

 日本シリーズは結局、中日とロッテ。なんとなく地味~~な感じが。どうも、落合監督が好きになれないのよね~だってさ、自分のことしか考えないじゃない?強いかもしれないけどさ。選手時代と監督になっても同じ。野球界のためにって感覚がない様に見える。。。。

 どうも、最近は不調だな。そうそう、他人を責めてばっかりいたってさあ、物事解決しないんだけれど、なんかなあ。。すぐそうなりがちなのよね。これは駄目だから、こうしようよと指摘するのはいいのだけど、信用せずに全否定してもね。だって、結局は1人じゃ何もできないのだから、ある程度任せないとさ。ただ、問題点や課題の把握は必要だけど。さじ加減がね。追い込み過ぎたら、皆、倒れたり、逃げちゃったりするよね。その辺をホントわからないと。自分に自信を持つのも必要。でも、謙虚さも必要。会社で尊敬していた人が言っていたな。「九割の謙虚さと一割の自己主張」 

 ついつい自己主張をしすぎちゃうのよね。気をつけないとね。でも本当の意味で優秀な人って「九割の謙虚さと一割の自己主張」をできていると思うな。そして、その人は、「実績の差は責任感の差、実力の差は努力の差、人間の差は苦労の差」とも言っていたが、本当に優秀な人はこれもできている。

 と、どうしていいかわからない昨今だが、この言葉を肝に銘じよう。

 20101010120257 で、とりあえず、ダイスケです。エネルギー有り余っているのに、うちの母と二人暮らしというのは、間違った選択だったかしらね~~子どものいる若めの夫婦のところが良かったんじゃないかしら?

 すまん!ダイスケ!

2010年10月17日 (日)

My Fair Audrey

20101012093057_4 20101012093121_7  巨大化しました。ダイスケです。 もう、きかないったら・・・ 手に負えない乱暴者です。ふてぶてしいでしょう?この顔。

  ただ、横向くと意外とかわいい。先日は、赤い首輪つけたらかわいいと思って、つけてやろうとしたが、嫌がり、逃げ回っていた。かなり追いかけ、相当嫌な思いをさせてやった。

 でもなあ、もう少し愛想よくても良いのではないか? そして、赤い首輪をするくらいのサービス精神があっても良いのではないか?

 って、猫に言ってもムダか。だがしかし、撫でさせてくれないしなあ。抱っこもさせてくれないし、つまらんなあ。

 さて、9月、10月は番組改編期で、時折、全く見るテレビがないことがある。見なきゃいいんだけどさ。そんなわけで、なんとなく、「My Fair Lady」を見た。(もちろん、DVDですよ!「ローマの休日」だって持っていますよ!) 

 そう、Audrey Hepburnが綺麗だったこと! 何回もみているんだけどさ、やはり素敵だ!!このときAudreyは確か36歳!!驚きです。

 ちなみに、イライザの歌は吹き替え。DVDにはAudrey自身の歌も吹き込まれているが、やはり、吹き替えの方がうまい。声の伸びが違う。そして、アカデミー賞もとっているが、Rex Harrison(ヒキンズ教授)の主演男優賞。まあ、吹き替えの歌のAudreyが取れるわけはないな。元々はブロードウェイの舞台版を映画化。舞台ではイライザはJulie Andrewsが演じていたのだ。Rex Harrison、Stanley Halloway(イライザの父さん役ね)は、舞台でも演っていて、映画では別の配役も考えられていたのだけれど、結局、ヒギンズ教授と父さんは舞台と映画の配役は同じとなった。舞台でイライザを演じたジュリー・アンドリュースも相当なあたり役で、映画版でオードリーが演ると決まったとき、賛否両論、というか、ジュリー・アンドリュースに相当な同情が寄せられたらしい。たぶん、本人もショックであっただろう。実際、ミュージカル女優としては、オードリーを寄せつけなかっただろうしね。

 だがしかし!!歌が吹き替えだろうが、ジュリー・アンドリュースがどんなにはまり役であったであろうが、あの後半の舞踏会でのオードリーの気品、優美さ。これはね~~、駄目ですよ、誰も勝てませんわ。(って勝ち負けじゃねっ!ってば)

 バレエをやっていたせいもあるのか、親が貴族であったからか、あのスレンダーな身体がすっと、糸で引っ張っているかのように、背筋がぴっと伸びて、そしてあの気品。そして、とにかく素敵なんです。ため息でちゃうんです。しかも、最初の下町の花売り娘とのギャップがこれまた。。。

 結局、Audreyで正解だったのかもしれない。こんな女優はもうそうそう出ないっていうか、あの昔(1950年代~1960年代?)のハリウッド女優って何か、ゴージャスだよね。(ちなみにAudreyはベルギー生まれで、国籍はイギリスです。ハリウッド女優だけどアメリカ人ではない。)何故かを考えたのだけれど、やはり昔は女優はとにかく美人でなければならなかったのかなと。当たり前だと、あなたは言うかもしれない。(あなたって、誰だよ?)

 演技は二の次。とにかく、誰よりも綺麗で、しかも映画も綺麗さを強調する。たぶん、大した演技していないのよ。Audreyもそうだけど、Marilyn Monroeなんかもね。Marilynは演技力を磨こうと、演劇学校に通ったりもしていたけれど、彼女の映画の主要な役どころは、男達を惑わす美女なのよね。惑わすっていっても、悪女ではなく、Marilynを見てドキドキしちゃう男たちがいろいろな馬鹿なことをしでかすみたいな。そして、映画自体は、主演男優が動かしている。「7年目の浮気」でも、「お熱いのがお好き」にしても。たぶん、監督もうまいのだ。

 Audreyだって結構そうで、綺麗ですよ、確かに綺麗。でもね~微妙な演技はしていないのよね。笑ったり、泣いたり、怒ったり・・・そんな演技は確かにしているけれど。

 でも、それはそれでよかったのです。だって、そんな映画ばかり作っていたのだもの。そして、女優は美人であることが仕事だったのだもの。たぶんね。

 この間、キャメロン・ディアス(もう、英語で書くの、疲れたからカタカナね)が出ていたが、確かにかわいい。だが、オードリーと比較すると、小物感は否めない。でもね、キャメロンは大変なんだよ。アクションはしなきゃいけないし、オートバイに二人乗りで銃を撃たなきゃいけないし・・・しかも、俳優顔負けのアクションですよ。

 求められるものが変わっちゃったんだよね。だが、しかし、ハリウッドはまた問題を抱えている。今度はもっと深い問題である。商業主義に走りすぎ、観客は2時間以上の超大作なんかは見られないとか、内容もわかりやすくしなきゃとか、売れるものを追求しすぎた結果(この辺は、「Shall We ダンス?アメリカを行く」を読んでいただきたい)、実は、観客がハリウッドを見切ったきらいがある。観客をなめすぎた結果であろう。

 さて、さて、映画はどうなる?3Dは救世主になるのか?

 そして、日本のテレビも考えてほしいものだ? 

 視聴者の姿を実はあなた達は知らない。

2010年10月 3日 (日)

目指せ!カエサル!

 早いですね。もう10月です。少し涼しくなってほっとしていますが、東京の秋は暖かい。どんな服装すべきか、よくわからない。

  「ローマ人の物語」カエサルのところを再読し終わりましたが、う~ん、書評は書けない。やはりね、常人の発想を超えている人なんだよね。政治家としても軍人としても優秀で、何故か女性にももて、文章を書かせても一流。何者なんだよ、あなたって・・・

 彼は先見の明がある人で、ある意味、形骸化し機能しなくなっていた元老院主体の共和制では駄目だと、新しい政体が必要だと、それを作り上げるのは自分だと、信念を持ち、軸をぶらすことなく、追い続けた人なでしょう。

 で、彼は帝政を目指した人のように見えるが、誤解してはいけないのは、「共和制」というのは、決して民主主義ではないのですよ。共和制は元老院が主体ではありますが、元老院のメンバー自体が選挙で選ばれているわけではない。基本は貴族だったりするわけですが、だんだん、世襲制になっちゃったりして、どんどん元老院のメンバー自体が既得権益を追求しだすわけです。設立当初は、メンバー時代がそれぞれ理想に燃え、責任感に基づいて動くのだろうけれど・・・人はね~油断すると、だんだん自分の利益を追求しだす生き物なのかもしれない。

 カエサルは、元老院よりよほど民主的です。彼は、まずが市民集会の支持を得ようとします。元老院の会議に参加する立場となった時も、会議の内容を記録し、市民に公開する。「帝政」というイメージが誤解を招くが、カエサルはまずは市民の支持を得る。そして、市民に圧倒的な人気があったからこそ、暗殺後、市民の怒りが、暗殺者たちを追い詰める。暗殺者や共和制支持の古い人間達には、市民の姿が見えていなかった。それが最大のカエサルとの差なのでしょう。

 前にも記載しましたが、作者の塩野さんはローマ帝国のキーワードは「寛容」だとしているようです。カエサルには特に「寛容の精神」があるように、塩野さんは強調しています。

 でもなあ、やはりすごいよ、少々塩野さんのひいきがあるかもしれないけれど、あこがれるなあ・・・尊敬です、って何年前の人だよ。(2000年強前の人・・・)

 まあ、難しいけれど、「目指せ!カエサル」ってことで、どうかしら?

 

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