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2011年2月に作成された記事

2011年2月27日 (日)

踊る!

 ちょっと気になるんだよなあ。何が?って。草刈民代ですよ。バレリーナの。引退しちゃったけどさ。同い年だからかな。何か気になるのですよ。

 出張中に空き時間があったので、本屋に入ったら「バレエ漬け」ってあった。作者は草刈民代。エッセイですけどね。買おうか、どうしようか、ちょっと迷った。

 決め手はこれ。

 旦那である周防正行がShall we ダンス?をアメリカで興行するためのキャンペーンで、ある記者の質問

 「『王様と私』はアジア人を蔑視しているが、抵抗はないのか?」

 聞いている草刈さんは内心、「はあ~っ?何聞いてんだ、この記者」

 答えて周防監督

 「『王様と私』を観なくても、白人がアジア人を差別しているのは充分承知している。・・・・中略・・・・・だから、『王様と私』のミュージカル的に優れているところを日本人は楽しんでいる。」

 それを聞いて、民代さん、また内心で叫ぶ!「いいぞ!正ちゃん!負けるんじゃないぞ!」

 この辺を立ち読みして、購入を決めました。「Shall we ダンス?アメリカへ行く」も読んでいたのでね。この「バレエ漬け」では、そんなに周防監督との絡みは出てこないけれど。草刈さんと周防監督ってなんとなく美女とオタク的な感じじゃないですか、電車男を彷彿させる感じ。でも、草刈さんの両親は、「本当に周防さんはあなたと結婚する気なの?」とか、「周防さんは君の事を本当にわかっているのか?」って・・・どんな性格なんだよ、草刈さん。

 とはいえ、二人は出会うべくして出会ったのだろうなと。というか、周防監督が「Shall we ダンス?」への出演を、草刈さんを口説いて説得したのだろうから、元々周防監督が一目ぼれだったのか?

 お世辞にも演技がうまいとは言えなかったけれど、やはり、草刈さんのダンス教師役ははまり役でしたね。だって、格好いいもん。セリフ回しは当然下手でしたけどね。周防監督はそんなことは承知で、バレエダンサーとしての姿勢の良さ、ダンスの格好良さを追及したのだろう。

 それはともかく、意外に草刈さんの方が周防監督に惚れたのかも・・・と思うのだ。どうやら、なかなかキツイ性格らしいので、周防監督みたいな飄々として、表面的には穏やかな人(内にはもちろん情熱を秘めているのだろうけど)が合うのでしょう。大体、バレエも習いだしているうちに、小学生のくせに毎日通い出すし、終いには高校中退ですよ。高校に行く意味が無いわけですよ。だって、バレエやるってもう決めているんだもん。並みの根性じゃないよね。(高校中退については、何かのテレビ番組で知っていたが)

 写真集でアスリートのヌードも披露していたが、広告で見ただけだけれど、格好良かった。まあ、男受けはしないだろうけど。。。(だってスケベ心に訴えるためのヌードじゃないからね)

 「Shall we ダンス?アメリカに行く」も日本の映画業界の実態(だから成長しないんだよ)やアメリカの映画産業の実態(観客が飽きるから2時間以下じゃなきゃ駄目とか、観客をなめているから衰退するんだよ)がわかって面白いです。

2011年2月20日 (日)

真央ちゃん!!

 四大陸フィギュアでしたね。真央ちゃんは2位でした。残念。合計200点に届かず。2007年や2008年の演技と何が違うのかはわからないが、あの頃の得点にならないね~~トリプルアクセルのせいで他の演技に影響がでているのか?それとも?

 確かに、今日も見ながら、演技のつなぎの部分がね~~スムーズじゃないなと。今年はジャンプの改造をしていたから、まだプログラム全体を滑りきれていないのかもね。まだ完成していないように見えた。頑張ってほしいなあ、真央ちゃん。世界選手権では是非!!

 鈴木明子のステップが大好きなんだけれど、ジャンプが不調でしたね。そのせいか、ちょっと元気が無かったかも・・・鈴木明子さ~ん!あなたのステップは最高ですよ!自信もって滑って~~ドラマティックなすべりが素敵です。

 で、男子だ。高橋大輔はさすがだね。何か貫禄と男の色気を感じたよ。やはり彼もステップが最高です。羽生くんもなかなか落ち着いた良い演技だった。小塚~~今シーズンは絶好調だったんだから、頑張って。今回はちょっと調子が悪かったね。

 と、どうしてもフィギュアなのだった。キム・ヨナが今シーズン全く出てこないのが、不気味だ。まさか、トリプルアクセル飛べるようになっていたりしないよね。あのすべりでトリプルアクセルまでとばれちゃったら、かなわないよ。

 そういえば、他局で41歳の伊藤みどりが何回転のアクセルジャンプを飛べるか?ってやっていたけど、さすがダブルアクセル飛びましたね。かなり体重増えている感じでしたが・・・そして、昔の映像も出ていたけれど、ジャンプも高いよね~~そして、有吉が「美しさを競う競技で、技術だけで戦っていた」って、いやあ、手厳しいが、まあ、あたっていなくもない。。。。でもね。。スタイルとかね。今の日本人は綺麗だわね。

 ところで、四大陸ってどこのこと言っているんだ?

2011年2月13日 (日)

納得がいかない

  何気なく、昔(といっても7~8年前だけど)の写真を見たら、あらら、自分が痩せていてびっくりした。腹なんかぺったんこ。やはり40歳越えると中年太りはさけられないのかなあ・・・今は見る影も無い。お腹が丸くて・・・ヒドイ。少し気をつけないと、と思いつつどうしてもおやつ食べちゃう。

 ところで、さっき、ミステリーとサスペンスの違いをミステリーは犯人が分かっていなくて、犯人探しがメイン、サスペンスは犯人がわかっていてそれを追い詰めるドキドキハラハラ感がメイン(コロンボや古畑タイプ)と定義していた。う~ん、というか、犯人が分かっていようがいまいが、「謎解き」が中心なのがミステリーで、追い詰めるとか追い込まれるとかの「ドキハラ」主体に作られているのがサスペンスだと私は思っていたんだけれど。だって、そうしたらサスペンスの巨匠コーネル・ウールリッチはどうなるんだ?サスペンスは場合によっては「犯人」ですらどうでも良いくらいに、サスペンス感を重視するものだと思っていた。

 納得できないなあ。

 あと、R-1もこの間やっていたが、う~ん?なんかレベル低くない?なだぎが2連覇したころはそれなりの人が出ていて面白かったが、今回はこれでゴールデン?という感じ。

 そうそう、時々、視聴者が要求するから、って番組が低レベル化することを言い訳するけれど、誰が要求しているんだろうね?どうやってその要求を調査して、分析しているんだろう?教えて欲しいわ。何か勝手にスタッフと出演者で悪ふざけに走っていることが多いような気がする。「ガキの使い・・・・」なんて、何故まだやっているんだろう?マンネリにもほどがあるし、「リンカ・・・」は「内P」のパクリだよね。やっていることは少々違うけれど。「内P」はコント主体だし、もっとマイナー感ありありで良かった。「リンカ・・・」はメジャー感だけど、つまんない。でも番組は継続する。やはり吉本は力があるってこと?不思議だなあ。

 深夜帯の番組はゴールデンに持ってこない方がいいかもね。大体が終わっちゃうから。何故簡単に終わらすんだろう?と、その論理も分からないが。

 最近はシルシルミシルが面白い。あまりフジの深夜番組で良いと思ったことがないけれど、「ホコタテ」という番組が始まった。なかなか興味深い。この間の燃えない木材の会社の人は無茶無茶胡散臭かったけれど。自信満々だったのが、負けちゃってちょっとかわいそうだった。でも胡散臭い!!その前の絶対穴の開かない金属と、何にでも穴をあけられるドリルの対決もなかなか。結局、金属の勝ちだったけれど。ナレーションのトーン的にはシルシルミシルを真似ているような気もするけれど。

 さてさて、それにしても中年太り対策をもうちょっと考えないと。。。。

2011年2月 5日 (土)

ピーター・フォーク

 買っちゃったんです。何を?って 「ピーター・フォーク自伝」

 そんなに好きだったんでしたっけ?いえ、ただ本屋で見かけただけです。しかもハードカバーです。1,800円です。まあ、「刑事コロンボ」は好きだし、まあいいか。

 やぶにらみだなあ、と思っていたんですよ、コロンボ警部。右目が義眼だったんですね。しかも3歳で発覚。ガンだったそうです。それからずっと義眼生活。でも、ピーター・フォークって、コロンボと一緒でね、なんか飄々としているんですよ。この「自伝」もずっとそう。なんか「頑張って」いない。いや、もちろん、努力しているに決まっていますよ。でも、私はこんなに大変だったんだ~とか、こんなに頑張ったんだ~って、アピールしない。飄々としています。俳優になろうと決心するまで、何年もかかったりして。。。

 笑っちゃうのが、どうしても指導を受けたいと願ったエヴァ・ル・ガリエンヌのセミナーに何度も遅刻するものだから(何故って、公務員していたから)、「何故、あなたはいつも遅れてくるの?」と問いただされ、「実は私は役者じゃないんです・・・」 「そう、ではあなたは役者になるべきよ。はやく座りなさい。」

 ね、いいでしょ。こんなエピソード形式で話は淡々と進みます。コロンボ警部のコートは自前だとかね。

 そうか、「ベルリン、天使の詩」 出ていたね~ 映画の内容はあんまり覚えていないけど。「ベルリン、天使の詩」も不思議な映画だったからなあ。ああ、同じようなこと考える人っているんだなあと、その時思った記憶がある。別に、私がこういうストーリーを具体的に考えていたわけではないが、イメージ?っていうのかな、何か、こう、わかるって気がしたことは覚えている。ピーター・フォークはピーター・フォーク役で出ていたんじゃないかな?

 コロンボ警部の吹き替えは昔は小池朝雄さんだった。今の石田太郎さんも今では違和感はないね。

”Just one more thing”

  「あともうひとつだけ」

 自分が犯人だったら、こんなタイプの刑事にはつきまとわれたくないな。でも、お友達にはなりたいね。

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