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2011年3月14日 (月)

世の中が変わる?

 地震発生から4日経過。本当にものすごい地震だったのだなあと。段々状況が判明するにつれ、大変な状況が見えてくる。そして、被災地に陸路でなかなか行けないだけに、物資を思うように届けられないし、救出も大変。

 母親から電話が来て、言った。「もう世の中が変わっちゃうのかもね。」

 そう、きっと常識が変わる、何かが変わる。そんな気がする。

 確かに被害が最も大きいのは、東北地方。本当に大変な状況。しかし、実は東京も痛みを感じざるを得ないこととなっている。戦後、復興してきた日本において、東京はあまり傷つかずに済んできていた。バブルが崩壊し、失われた10年、20年が続き、地方の時代といわれながら、結局、東京一極集中が進む一方だった。

 自然災害の被害からも逃れ続けた。東京だけが繁栄を続け、勝ち組だった。

 ついに、でも東京も痛みを感じている。生活の混乱はしばらく続くだろう。経済的な打撃も受けるだろう。でも、世の中は変わるのでは?東京だけがよければ良いのではない。電力だって、実は地方に頼っている。いろいろなことで地方に支えられていたのだ。

 交通機関の問題があるのなら、テレワークだって自衛としてやらなきゃならないだろう。顔合わせないと仕事にならないとは言っていられない、理屈ではない、必要にせまられてしまう。

 経済活動においても、西日本地区に頼らざるをえなくなるだろう。一極集中とは言っていられない。分散せざるをえなくなる。

 それが悪いことか?いや、たぶん、そうなるべきのでは?地方の時代といいながらなかなかそれができなかった。今、まさに地方の連携が必要なのだろう。

 きっと、皆、「痛み」がわかるようになる。そうじゃなければ、被害にあった方々に申し訳ない。代償はあまりにも大きかったけれど・・・ 

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