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2020年7月に作成された記事

2020年7月19日 (日)

NiziU…虹プロジェクト

  いやいや、はまりましたよ。知らなかったんですけどね。テレワークで、無音だと寂しいからTVつけて音声だけ聞いていたのですよ。じゃないとスッキリなんて見ないからね。でも、最初はよくわからずで、なんかオーディション的なことやっているんだなあと。仕事しながらだから画面見ていないしね。で、ほぼ最終局面で、ちょっと見たのですよ。ふーんと思っていたのだけれど、ついついYouTubeで最初の全国オーディション見だしたら、まあ、止まらない。

 

 原石を見つける過程の面白さ。そして、Parkさんの意図がだんだん変わっていくのもよくわかる。最初は可能性重視なんだよね。もちろん、歌のうまさ、ダンスのうまさも必要なんだけれど、何だろう、内面から出るスター性や演技力もちゃんと見ていた。それがどんどん厳しくなっていく。

 

 最初は、同郷の尾崎すずちゃん。ちゃんと踊りも歌も習っていないから、スキルは低いのだけれど、確かに「何か」があった。磨けば光りそうな可能性。Parkさんも何か引っかかっていたのだろうね。だから、東京合宿でもスズちゃんは比較的上位にいた。そして韓国メンバーにも選ばれた。ただ、本人の葛藤かなあ。本当に自分はアイドル、スターになりたいのか?他のメンバーに比べて、覚悟が決まっていないのではないか?難しいよね。できれば、何かの形で出てきてほしいけれど、もしかするとそこまで「自己顕示欲」がないのかもしれない。

 

 このオーディションに気が付いたとき、もう終盤で、ミイヒちゃんに対するParkさんの評価があまりよくなかったので、歌はうまいけどダンスは苦手な子なのだろうなと思っていたら、いやいやとんでもない。東京合宿でのアイドルは間違いなくミイヒちゃんだった。歌も上手いし、踊りも上手い。まあ、かわいいこと。自分にかわいらしさを十二分に表現していた。Parkさんもお気に入りだったんじゃないかな。そして、韓国合宿での「Nobody」! 圧巻でした。皆がレベルアップするにつれ、段々線が細い感じがしてきてしまったけれど、歌は間違いなくうまい。もちろん踊りだってうまい。9人メンバーだと、ミイヒちゃんのパートが少なくなるから、ソロとか3人くらいとかがいいのでは?という気もするけれど、どうなんでしょうね。

 

 マヤちゃんの垢抜け方がすごかった。あの、Swing Babyの時が最高!セクシーだわ、綺麗だわ。本当に素敵です。演技力、表現力がすごい、私の押しです。あとはアカリちゃんかなあ。残念ながらメンバーに選ばれなかったけれど、内面からでる「スター性」 地方予選で、Parkさんも「ガールズグループに入るために生まれてきた」と言わしめた。まさにそんな感じ。もう目が離せない。何故選ばれなかったのか、不思議。韓国合宿でも最初は最下位?だったけれど、その後は真ん中から上くらいにいたのでは?体調面の問題か?入院などしていたから、身体がまだ皆について行けていなかったか?何かの形で世に出てきてほしいな。

 

ほかのかの二人は体型的にもう少し絞らないとならなかったのでは?と思ってしまった。頑張ったのだろうけれど、ちょっと絞りが足りなかったかなあ・・
東京合宿に比べて、やはり韓国合宿は半年もちゃんとトレーナーがついてみっちりやるから、歌もダンスも皆伸びたなあと。グループでのミッションはどれも良かった。

 それにしても、15歳から18?19歳の子たちにこんなにハートをつかまれるとは・・・まちがうと孫だよ。(私が早くに子どもを産み、その子がまた早くに子どもできていれば)もうね、みんな可愛いの。でも、一生懸命だし、しかも大人だよね。よくさ、「今の若い者は・・」とか、「昔はすごかった」とか言うけれど、そんな訳ないんだよ。何事も進化しているのですよ。特にスポーツなんて絶対に時代と共に記録は伸びるし、今の若い子たちの方が、グローバルで活躍している。それは芸能の世界でも、仕事でもそう。これを間違っちゃいけない。
 
 そして、Parkさんの評価の中に「人柄」があるのが良い。スーパースターは人格者だと思う。野球の話で申し訳ないが、王さんや長嶋さんのようなスーパースターは絶対に人を悪く言わない。多少変わり者のような気はするけれどイチローもそうだし、きわめて好青年の大谷くんやマー君もそうだよね。フィギュアスケートの羽生君とかね。そこをちゃんと見るParkさん。成長をほめ、直してほしいところはちゃんと指摘する。歌やダンスがうまくできているときは笑いながらノリノリで見て、うまくいっていないとちょっと表情が硬くなる。ポーカーフェースを気取って厳しいことだけを言うことはしない。

 K-POPって全然興味なかったけれど、ノリノリで踊れる曲がメインなのかな?アメリカなどで受けるのもわかる気がする。日本はメロディラインと歌詞を尊重しているような気がするけれど、K-POPはノリかな。もちろん、J-POPもいろいろ種類はあるのだろうけれどね。

 NiziUには頑張ってほしい。コロナだからなかなか日本に来れないとは思うけれど、これからの活躍に期待だね。

2020年7月13日 (月)

ISUスケーティングアワードは何だったのか

 これは久しぶりにコメントしちゃおうかな。

 元々、批判の多かったこのアワード。マスコミは無邪気に羽生君が選ばれたと報道していたけど、その背景とか批判の多さには全く触れずでしたね。ま、羽生君がもらったことについては、皆が納得性があってよかったとは思うけど、そもそも最優秀選手賞を決める意味があるのか?また、ノミネートがなぜ3組しかない?なぜ、男女シングルもペアもアイスダンスもまぜこぜにしているの?ほかの賞にしてもノミネートの選出基準は何?と、まあまあ、不透明かつ納得性がないというわけで、批判があふれておりました。

 よく、MVPを選ぶ競技はあるけど、それってほとんどチーム競技だよね。野球とか、サッカーとか、ラグビーとか。要は何年かに1度の世界選手権的なもの(野球なら、ワールドベースボールクラシック、他はワールドカップ)があって、そこで優勝チームが決まり、さらにMVPを決める。これはわかる。

 がしかし、フィギュアスケートのような個人競技の場合、その年の世界選手権で優勝した人が、ほぼMVS(最優秀選手)ってことでいいのでは?グランプリファイナルもあるから、そこでも決まるけれども、実際には各国の選手権があって、そこから代表選手を出して、世界選手権で競うのだから、その優勝者=MVSでしょう。で、それぞれの競技(男女シングル、ペア、アイスダンス)で優勝者も決まるしね。だから、何故、わざわざ個人競技で、そんなよくわからない方式で最優秀選手を決める必要があるのか?

 もしくは、ジャンプ競技のように、年間勝利数で決めるとか?各試合毎にポイントを決めて、その合計ポイントが高い人を最優秀選手にするとか。世界ランキングに近い考え方だけど、それを年間にすればいいよね。そのほうが納得性があると思うのだが・・スポーツにおいて投票して決めるって、意味わからん。チーム競技ならわかるのよ、誰が優勝に一番貢献したかって話だからね。個人競技には合わないよね

 ほかの賞もねえ・・・最優秀監督賞にしても、1年だけの成果っておかしくない?過去何年かの成果だと思うのだけれど、そうなるとやはり長年にわたって、自国の選手だけではなく、様々な国の選手をいかに育て上げているか?という視点になるのでは?

 振付師も近い考え方になると思う。

 衣裳なんて、この辺は好みもあるし、そうなると誰が審査するか?だよね。

 あと、新人賞って何???コストルナヤは、世界選手権があったら、優勝していたかもしれない。男女シングルもペアもダンスも一緒くたにして最優秀選手を決めようとするから、そんな新人賞なんてつくらないとならなくなる。

 だからさあ、無理があるんだよ。生涯貢献賞だって、カート・ブラウニングに文句はないけど、じゃあ、殿堂入りと何が違うんだ?ってことの気もするし・・・

 一体どういうわけだったのですかね?批判に巻き込まれたネイサン・チェンもいい迷惑だよ。羽生君がすごいのは間違いないし、それは誰もが認めることだけど。2019-2020年シーズンだったらどうなのか?ってのもあるし。そうじゃなくて、過去10年間での貢献度を表彰するというのなら、それを明確にして表彰すれば良い。ただその場合、ちゃんと選定基準やノミネート過程を明確にする必要がある。

 でも、競技においてそれが意味あるのか?って疑問は残りますね。監督や振付師は違うとは思うけど。

 ともかく、今後どうするのか?もともと競技の採点にもグレーな部分があって、今の採点になってきているんだから、また、変な賞をあいまいな基準で作るなんてやめた方がいいと思うな。

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