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2020年12月に作成された記事

2020年12月28日 (月)

やったね、紀平ちゃん4回転

 いやあ、男子に続き女子も良いもの見せてもらいましたよ!!

 紀平梨花ちゃん、やった!!あれ、でも点数が意外とあがらない??と思ったら、3Aがやや回転足りていなくて、GOEがマイナス。と、3Lzが入っていない、3Aも1本で、2Aを跳んでいると。あと、PCSも坂もっちゃん、さっとんに続いての3番目。清家さんのピアノで良い曲だけど、まだ滑り込めていないという感じかな。構成は結構複雑だと思うので、滑り込めたら期待大だね。ステップとコレオをジャッジと反対向いて滑ってしまったと言っていたが、GOEはちゃんとプラスだし。4回転サルコウは結構安定感あり(GOEもプラス3以上だもんね)、3Aはもう普通の技だから、これで4Sが試合でも自信ついただろうし、ほんと滑り込みすれば、構成も上げてロシア女子を射程距離内に捉えたな。ショートももっと点数上げられるからね。さすが、梨花ちゃん!!

 さて、さかもっちゃん、さすがのフリーでした。ちょっと危ういジャンプもあったけど、うまくごまかした。ただ、やはり3Lzにeがついていたので、ここを強化!ショートはeつかなかったのにね。でも、ホントフリーは爽快ですね、スケーティングもなめらかだし、荒川さんが言うように、クロスでこがなくてもトップスピード!フジのお得意のアイスコープでも、緑ラインがほとんど無い!!演技見ながら、ちょっとカロリーナ・コストナーを彷彿させられてしまった。表現力はまだコストナーまでは行かないけれど、スケーティングは結構似てきているかも!!そして、あの2Aの飛距離を見ると、3A飛べそうだけど。ま、昨年は4回転に挑戦したりして、ジャンプが狂ったらしいから、どういう順で練習するかなんでしょうね。

 さて、さっとんです。貫禄のトスカ。でも、まだいけるはず。シンドラーのリストとか、ショートだけど小雀に捧げる歌とか、この辺の域にはまだ達していないな。ジャンプは2つほどミスっちゃったかな。ミスパーフェクトと言われた時代まで戻してほしい!!でも、ステップは一人だけ評価4で残り全員が5!!誰だよ、4つけたの(笑)・・・あんなに小柄なのに美しい。でも、もっといけるはず。そして、150点とってほしい!!!!

 松生理乃ちゃんもさすがでしたね。やはり優雅な表現力と軽やかなジャンプ!すでにPCSも8点台で7点台がないから、すぐに9点台もみえるかも。構成がなぜか2Aを単独2本なのが??もしかすると、ジュニアはフリー3分半なのにシニアでは4分にしないとならないから、無理しているので、ちょっと抑えているのかな?

 あとは、ゆは菜~!!良かった、ノーミスだね。3連続だけqマークついちゃったか。トムジェリ素敵でした。130点超えも良かったね~~

 舞依ちゃん、意外に伸びなかった。PCSがどうしても出ない。まあ、トランジッションとか無理していないからなあ。ジャンプをノーミスでいけるだけ、奇跡だよ。あんな可愛らしい顔してあんな小柄なのに、なんて精神力でしょう。尊敬するわ。なんとかもう少し体重増やして、スタミナつけたいね。

 新葉は、う~ん、すべてのジャンプの確実性を上げないとダメだよな。2019年はミス1個かな?それでも140点までも行っていないのだから、150点はいけると思うのよ。さかもっちゃんと同様にスピードある滑りとダイナミックさがあるんだから。もう少しなんとかならんかね。3Aでモチベーション上がるならそれはそれでも良いが、他のジャンプの確実性を上げる練習をして!!ホント、勿体ない。

 本郷理華ちゃんも頑張った!!パンツスタイル格好良い!ジャンプはまだまだ回転不足やエラーがあったのだろうけれど、あのダイナミックさ、あの全身での曲表現、本当に魅力的です。

 あと、永井優香ちゃん。これぞ大人のフィギュアスケーターという感の優雅さと美しさ。最後ということで緊張しちゃったかな?ジャンプが決まらず残念でした。でも、素敵でしたよ!新たなステージに向かって、進んで行ってください。アスリートとしての経験も役に立ちます!!でも、スケートも完全にはやめないでほしいな。

 今年は、ショートが良くてもフリーで失敗とか、ショート失敗でフリーで巻き返しというのが多かったかな。その中で、上位3人はミスを最小にして、自分の持ち味をちゃんと発揮したという感じかな。さすがの貫禄でした。

 ところで、フィギュアスケートのブログを探していたりするけれど、あれ、なんなのでしょうね。単にフィギュア関連記事をコピって並べている人、ブログやる意味あるのか?また、「推し」以外をとにかく否定する人。挙げ句の果てに、ジャッジがおかしいという。おまえは何者なんだよ?そんなにフィギュアをわかっているのか?経験者なのか?定評のある人のブログは見ていて安心だし、公正。「推し」以外は否定という人は本当にフィギュア好きではないのだろうね。ま、私も日本人以外はそんなに応援しないけれど、本当のフィギュアファンは海外選手も含めて公正に見るから、私も本物ではない。しかし、落としてばかりで楽しいかね。「推し」を贔屓してもいいけれど、「推し」以外の成績が良い時には、そこに触れなければ良いのにね。そのために長々と批判を書いていても、経験や技術に裏打ちされていない論理には何の説得力も無いことがわからないのかな?解説者批判もするしさ。荒川さんは、演技中はそんなに詳しく説明しないけれど、演技後のリプレイでの解説ではちゃんと説明してくれて、最近は好きですよ。前半グループの佳菜子ちゃんも少しずつ良くなってきた。無良君はもう少し遠慮せずに話をして良いと思うな。

 カナダイは、滑りは凄くレベルアップしているけれど、フリーダンスはミスが目立ったね。まあ、1年たたずにここまでというのが凄い。ま、想像通りの小松原組の優勝です。貫禄です。でも、世界レベルではまだまだなのよ。カナダイ組が良い刺激になるといいな。しかし、フジテレビさん、BSででもリアルタイムでアイスダンスを放送してよ!そういう意味では、NHKはさすがだった。

2020年12月27日 (日)

すげぇ~~~

 女子の結果は本日だけれども、男子である・・・もちろん、全日本フィギュアですよ。

 結弦くんはね、もう応援しなくても勝つからなあと。私はどちらかというと、あともう少し!の人を応援しちゃうのよね。なので、昌磨、頑張れ!なんだけど。別次元を見せられると、もう何も言えない。結弦はもはやレジェンドです。いや、それはとっくにわかっているのだけれど。2015年だっけ?2016年だっけ?あの300点超えの時に、すでにレジェンドは決定して、2018年の平昌の2個目の金メダルでダメ押ししたんだけどね。ジャンプの回転軸の正確さに速さ、入りと出の工夫、音楽との調和。わざと技のつなぎ。もう、笑っちゃうしかないし、拍手するしかない。ほんと、どういうモチベーションでやっているのだろうね?日本では勝つのはわかっているもの。やはり、ネイサン・チェンに高い点をつけるジャジに対し、フィギュアスケートの完成型というのはこれだ!!と見せつけているのかも。もちろん、ネイサンのジャンプはすごいよ。それは評価だけれど、ホールパッケージとしてはユヅル・ハニュウですよ!!!

 そして、ショートの衣装も良かったね。演技としてはロックは実は得意ではないのではないかと、ちょっと思っちゃうのだけど、それは置いておいて。フィギュアスケートは、音楽、衣装も含めてトータルパッケージなのだという結弦くんの矜持なのだろうと。やはりさ、ジャンプが跳びやすいからと言って、パトリック・チャンの休日のお父さん衣装とか、ネイサン・チェンの練習着衣装ってのは、どうもね・・・見ている方は面白くない。。。

 ま、凄かった。日本人のスケーター達は、結弦くんがいることに感謝だね。勉強になるもの。

 さて、昌磨です。相変わらずのスピード感で、ハラハラドキドキしながら見ていたけれど、咄嗟のジャンプ構成の計算が凄いね。ただ、PCSがわざと技のつなぎが8点代だったので、その辺をもう少し頑張ろうというのと、もっと踊ってほしいのと、確実性でしょう。スピンはさすがにきれいだけど、レベルの取りこぼしがあったような。そうそう、高志郞君もスピンがきれいだった。さすが、ランビ様チーム。ま、昌磨は元々スピンはいいからね。

 優真も良かった。でも、やはりお兄さん達の底力にねじ伏せられましたね。仕方がない。良くやった。刑事君もジャンプはまあなかなか厳しかったけれど、ステップや表現力はさすがでした。早くケガを直してね!!

 カナダイのリスムダンス、NHK杯に比べたら全然凄い!!NHK杯は点数はそこそこ出たけど、危なっかしい感じは否定できなかった。が、今回はスピードもあり、ちゃんとダンスしていたよ!!フリーダンスが楽しみですね。でも、かなちゃんのケガは大丈夫かしら。そして、女子フリーも楽しみです。梨花ちゃんの4回転はあるのか?(多分、跳ぶ??)、坂もっちゃんの巻き返しは?

 

2020年12月22日 (火)

全日本フィギュア展望!

 いくつかのYoutubeちゃんねるで今週金曜日からの全日本フィギュアについて語っているんのだけど、どうもなあ、ぼわっとした解説なんだよなあ。。。試合の解説もそうだけど、選手に気を遣っているのか、ここが良い!ここがもう少し!とか言わないので、非常に物足りない。全日本に向けても、ミスがないように!!って、それ当たり前。

 というわけで、私なりの全日本フィギュア展望を語ってしてしまおう!異論等々あるかもしれないが、ここは私の自己満足なので、あしからず。

 女子シングルです。まずは、昨年優勝の紀平梨花ちゃん。やはり、優勝候補筆頭でしょう。SPでもフリーでも、安定感ばっちりのトリプルアクセルを入れてくるでしょう。直近の国際試合となってしまった2020四大陸と同じであれば、3A,3F-3T,3Lzの構成ですかね?梨花ちゃんはジャンプも高いGOEがつくし、ステップもスピンも良くPCSも期待できるので、80点をどこまで超えてくるかでしょう。新プログラムは片手側転も入るし、楽しみです。フリーは4回転を入れてくるか?SPで他の選手との差が十分にあれば、飛ばないかもしれないし、逆に差があれば、4回転失敗したとしても他を失敗しなければメダル獲得できると判断して、実践での慣れのために北京に向けて入れてくるかもしれない。ここはどちらもありだな。SPで85点&FSで155~160点をとれると、ロシア勢も射程距離内です。

 さて、対抗馬は坂本花織でしょうか。トリプルアクセルも4回転も飛ばないが、3回転のみの構成で高い完成度が期待できます。SPはNHK杯と同様の構成で、ジャンプは2A,3Lz,3F-3Tかな。坂もっちゃんはスピードがありスケーティングも良く、GOEも期待できるけど、3Lzのエッジは少々怪しいようなので、3Lzの評価次第かな。75点以上がほしいところです。フリーはNHK杯と同様の完成度がほしいですね。GOEをどこまで獲得できるか。目指せ155点!!

 樋口新葉のトリプルアクセルも期待です。今回もSP、FSともに入れてくるでしょう。練習ではかなり高い確率で決めているようなので、試合でも期待したいとところです。ただ、他のジャンプでミスが出ないようにしてほしい。そういう意味では全体の完成度としてはもう少しです。SPも75点、FSはミスなしの150点目指してほしい!!

 そして、4強最後は宮原知子ですね。さっとんの滑りは最高です。演技構成点はもっともっと差をつけてほしい!特に、動作/身のこなし、振り付け/構成、曲の解釈のところはダントツだと思うのだけれど、もっと差がつけられないのかと思う!!ロシア女子は確かに一つ一つの技はちゃんとしているが、表現や曲解釈としてのスケーティングはさっとんに及びません。もう少し審判には考えてほしいものです。さっとんはとにかくジャンプの回転不足をどこまで抑えられるかでしょう。カナダでバーケルコーチとどこまで改善できたかが楽しみです。ジャンプさえうまくいけば、坂もっちゃんレベルまでは行くはず。

 さらに注目は松生理乃ちゃん。ジュニアだけど、実は高校生なのよね。なので上位に行っても何ら不思議ではない。伸びやかでしなやかな滑りが期待です。非常にバランスがいい。だけど、ちょっと細すぎるかな。体型変化がまだ来ていないような・・・上の4人のミス具合で理乃ちゃんが食い込んできます。

 忘れちゃいけない三原舞依ちゃん。いやいや良くもここまでというくらいに復活しました。まだまだ細くて、スタミナ大丈夫かなと心配になるほどですが、ジャンプもちゃんと飛んでいる。驚異です。あの妖精感でどこまで戻してこれるか!!ここでしょう。

 横井ゆは菜ちゃんにも頑張ってほしい!!フリーのトムジェリ大好き!!考えすぎることなく、思いっきり行ってほしい!あとは、久しぶりの本郷理華さんのダイナミックな演技も楽しみです。本田真凜の表現力豊かなスケートにも期待。真凜ちゃんも問題はジャンプの回転不足なのよね~~今年はラファエル・アルトニアンコーチの元にはいられなかったから、本田武史コーチの元でどこまでできたか?

 男子シングルは、普通にいけば羽生結弦くんですかね。どこまでモチベーションを保てているかが鍵なような気がする。4回転アクセルはさすがにまだできていないでしょう。対抗は宇野昌磨くん。実は私の押しは昌磨です!!ノーミス結弦だと、ちょっと難しいかもしれないけど、ランビ様の元で、さらに表現力に磨きをかけていると思うので、ジャンプミスがなければ、昌磨の5連覇も夢ではない。シャンペリーでの練習効果に期待です。そして2強二人が油断できないのは、鍵山優真くんの台頭ですね。NHK杯での優真のジャンプも滑りも非常に良かった。PCSはまだ、結弦、昌磨の域までには評価されないので、三番手なのは否めないが、2強にミスが出るといきなり優勝もなくはない。

 そして、負けてられないのは佐藤駿くん。NHK杯では悔しい思いをしたので、どこまで修正してくるかでしょう。本当ならば、3番手は田中刑事くんのはずなんだけど、けがしちゃったからね。回復具合でしょう。でも、刑事くんには頑張ってほしい。友野一希くんも好きなんだよなあ。フィリップ・ミルズとミーシャ・ジーの振り付けを物にして、一希ワールドで表現力を遺憾なく発揮してほしい。とはいえジャンプミスを抑えましょう。チームシャンペリーの島田高志郞くんも頑張れ!なかなかジャンプが安定しないのだよなあ。昌磨が近くに来て、良い影響を受けていることを望む。男子はとにかく4回転ジャンプなしでは勝てないので、ジャンプミス抑えられた人が勝ちますね。もちろん、ホールパッケージでの完成度が大切ですが、4回転をいれて完成度を保てるのは、結弦が1番、2番目昌磨、3番手は優真って感じです。だからこそ、結弦くんのモチベーションと健康状態が問題。

 アイスダンスは小松原夫妻が優勝かな。NHK杯では貫禄でしたものね。カナ&ダイコンビは1ヶ月でどこまでまた伸びたかに注目です。うたしんはまだジュニアなんだよね。彼らが出てくるとまた競争が激しくなって、日本アイスダンスも成長するような気がする。キャシー&クリス姉弟に感謝。

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