追憶とおすすめフィギュアスケートプログラム
そう、本日の昼間、BSプレミアムで「追憶」をやっていた。自宅テレワークでテレビをつけっぱなしにしていたものの、日本語字幕で英語セリフで、仕事しながらだから、全くもって耳に入っては来なかったが、たまに顔を上げて、おお、ロバート・レッドフォードは格好良いなあ。バーブラ・ストライザントも美人なパターンと、主義主張を声高に主張するタイプの女性と演技分けているなあと確認。何度か見ているから、ストーリーは知っているので、ちゃんと見なくてもいいのよね、ただ、なんとなく懐かしくてBGVにしていた。
何故か、高校でこの映画を見させられた。何故だったのかはわからん。ただ、今になると、バーブラ・ストライザントが歌う”The Way We Were”が心にしみる。ってか、この映画は10代や20代では理解できないでしょう。自分の主張を曲げることも黙っていることもできないヒロインと、ブルジョワ気質の事なかれ主義の男。男と女としては惹かれ合うのだけれども、生活するとなると話は別で、どうしても相容れない二人。その二人が別れ、再会し、結婚し、結局分かれて、ある一瞬再び出会う。お互い幸せに生活していることを確かめ合って、永遠に別れる。と、そんな映画。これはねぇ、50代の今だからこそなんか心にしみるなと思った。(いや、ほとんど見ていなくて、ラストシーンだけちゃんと見たんだけどさ)そうね、そうなのよね、好きって感情だけではうまくいかないのよねぇ、価値観も一致しないとねぇ。なんて言っちゃうとなんか非常に現実的で、映画にするまでもないのだけれども・・・でも、余韻が伝わる良い映画なんだなあ。そして、監督はシドニー・ポラック。トッツィーなんてのも作っている。そして、一瞬、ジェームズ・ウッズが出ていたのを見た!!なんと、これにも出ているのか。
さてさて、Youtubeであまりフィギュアスケートを知らない人に、プログラムをおすすめするとしたら?ってのをやっていたので、私も考えてみた。
どうしても、エキシビションが思い浮かんでしまうのと、真央ちゃん時代が中心になってしまうが、いってみよう
真央ちゃんのだと、なんと言っても、「ポル・ウナ・カベサ」と「カプリース」だなあ、どちらもエキシビション&タラソワさん振り付け。試合用だと2013~14シーズンの「ノクターン」に、2008~9シーズンのフリーの「仮面舞踏会」。あと、2015~16シーズンフリーの「蝶々夫人」も素敵です。好きなのは「鐘」とか「リチュアルダンス」なんだけれども、ちょっと玄人好みな気がする・・・
鈴木明子ちゃんは、どれもがわかりやすくておすすめ!大けがをした高橋大輔がこれを見て非常にインスパイアを受けたと言われるエキシビションの「リベルタンゴ」、これは名作です。バンクーバー五輪行きを決めた「ウェストサイドストーリー」、2012~13年の「キル・ビル」に「O」どちらも良かった!!
安藤美姫は「シェヘラザード」が良いような気がする。あと、まっちーこと町田樹はソチシーズンの「エデンの東」と「火の鳥」。エキシビションは「アランフェス仕事人」だな。小塚君の「Take Five」に「アンスクエアダンス」、織田君はチャップリンメドレーだなあ。大輔さんは「マンボ」でしょう、羽生君はやはり「パリの散歩道」、昌磨は「GreatSpirit」
宮原知子の「小雀に捧げる歌」と「シンドラーのリスト」これは是非見て欲しい。まあ、美しい!!ただただ美しい。真央ちゃんの「ノクターン」の系譜ですな。それをさらに洗練させたのがさっとんですわ。2015~16年の「ため息」あたりからさっとんの演技が洗練されてきたなと思っていたけれど、それが極まったのがこの2プログラム。昨シーズンから継続の「トスカ」が完成形になるのにも期待できます。
三原舞依ちゃんは「シンデレラ」で出てきたけれども、「ガブリエルのオーボエ」が良いかな。坂本花織ちゃんは「マトリックス」でしょうな。「No Roots」も良いけれど。引退してしまったが、本郷理華の「リバーダンス」に「カルミナ・ブラーナ」
紀平梨花ちゃんは意外と玄人向きなんだよな。曲もプログラムもそんなにわかりやすくはないのよね・・・
横井ゆは菜ちゃんの「トムとジェリー」も良いし、もう一つ、大輔さんの「Phoenix」はかなり革新的といえるでしょう。
って、たくさん羅列してしまった。外国のがないけれど、それは許してちょうだいな。ジェレミー・アボットの「エクソジェネス」これは、もう他の誰が「エクソジェネス」滑ろうがどうしようが、ジェレミー・アボットを超えない様な気がすることだけは言っておきます。