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2021年11月に作成された記事

2021年11月28日 (日)

友野君頑張りました&男子シングル五輪代表大予想!!!

 友野君惜しかったぁ!!フリーで3A転倒しなければ優勝だったのに!!点数は僅差でしたね。でも、ラランドは素晴らしいプログラムだし、あのコレオやステップは本当見ていて思わず笑顔になるほどです。これで世界に友野一希をアピールできたのじゃないかと思います。友野一希と横井ゆは菜は個性的で魅力的で、たとえ表彰台に乗れなかったとしても見逃せないスケーターです。

 GPファイナルは、男子はネイサン、昌磨、ヴィンセント、優真、コリヤダ、ジェイソン、女子はワリエワ、シェルバコワ、リーザ、坂本花織、フロミフ、コストルナヤとなりました。ペアにりくりゅうも出ます!やったぁ!!

 かおちゃんが緊張しすぎませんように!昌磨の4T-3Tが帰ってきて、ボレロが完成型に近づいていますように!りくりゅうがさらに成長していますように!

 さて、男子北京五輪代表大予想!!パフパフパフ、どんどんどんど~ん!!

 堅いのは宇野昌磨&鍵山優真。
 昌磨はステファン効果でモチベーションも高く、ジャンプも安定しています。平昌の時は多分何も考えていなくて、羽生君の影でプレッシャーも感じず、特に意識しなくても代表に選ばれ伸び伸び滑ったら、銀メダル取っちゃったって感じ。今回は2019年のどん底も経験し、ファンの暖かさも知り、ステファンに巡り会い、ゲームの世界にも飛び込んで人脈を広げて、心も体も整っている感じ。今年は昌磨もスイスに行ってステファンにきっちり指導してもらえている訳ではないけれど、リモートでうまく行っているみたいですね。2019~20シーズンも別にコーチがいらないと思っていたわけではなく、どこが良いかを決めかねていて、結果的にちょっとしたずれを修正できなかったのでしょう。ステファンが若くて自分でも動けるし非常に情熱的なので、野心家とは言えない昌磨に合っているみたいね。ジャンプだけではなく表現面も良くなっています。ボレロを完璧にできれば金メダルも夢ではない。

 もう一人は優真くん。優真はジャンプが美しい。膝が柔らかい。グランプリシリーズでも2戦優勝。ただ、まだ昨年のヴォーカッション、アバターほどにはこなれていない気がするのだ、今季のショートもフリーも。だから優真もブラッシュアップに期待。あとは、プレッシャーを感じないでいてくれると良いのだけれど、昨シーズンはシニアデビューしたばかりだから行け行けどんどんで結果も出た。今シーズンは注目もされるし、結果出さなきゃと思っちゃうだろうから、できるだけ平常心で楽しんで欲しいな。ぱぱちの支えには期待できます。

 本当ならば、第一候補は羽生結弦です。何せ、怪我で出てきていないですからね。しかもオーサーの所にも行っていないので、状況もわからない。そして、オリンピックを2連覇していること、年齢的にも今年で27歳とそろそろ体力面でも限界を感じてくる年齢であることから、なんとなくオリンピックにそこまでこだわっていないのでは?と思います。本人は4Aチャレンジを表明し、オリンピック3連覇よりは4A初成功者としての名を残そうとしている?ここ数年は怪我に苦しんでいますし、無理はしないで欲しいなと思いますが、羽生君はスケート選手をやめた後何をするかについてはまだ考えていないのかな??オーサーのところでコーチをするとか、もしくは真央ちゃんと一緒に真央&ゆづリンクを作って、選手を育てて欲しいような気もします。小塚君と組んで、スケート靴やブレードの研究でもいいけれど。

 話が逸れたな。
 普通に考えると、今までの3人です。ここに食い下がるのが、まずは佐藤駿。ファイナルは補欠でしたが、アメリカ大会で怪我をしなければどうなっていたか。4回転ジャンプはアクセル以外5種類跳べるのが、誰よりも秀でている点。優真はトゥーループ、サルコウの2種だし、昌磨はLzが跳べない、羽生君はフリップが苦手(でも、最近跳べたらしい)。なんとなくPCSは国際大会に多く出ている方が、高くなる傾向にあるみたいなので、そこが少々弱点かな。でも、これから全日本に向けてブラッシュアップしていければ、可能性は全然あるぞ!!

 ロシア大会で銅メダルに入った一希君もわかりませんよ!!ジャンプさえ安定すれば、点数が爆上がりするような気がする。何せ、あれだけ動くプログラムなので、ノーミスは難しいのかもしれないけれど、頑張って欲しい。これぞ表現者!!というのを魅せて欲しいな。

 山本草太くんにも頑張って欲しいな。満知子&美穂子のところに行って、良い感じになってきましたが、演技構成でいうと上位3人+駿君からは少し劣る。のと、スケーティングは素敵ですが、4回転ジャンプも入れてノーミスがなかなかね・・・でも、潜在能力は高いので、頑張って欲しい。

 そして、田中刑事だ。大人のスケーターなのよ、日本男子には珍しい男の色気のあるスケーターなのよ。ただ、ジャンプを含めての安定感がねぇ。足りない!平昌にも出たけれども、国際大会での弱さが気になります。ロシア大会でもセクシーだなあと思っていた。ジャンプがねぇと思ってしまったが、頑張って欲しいなあ。

 羽生君の怪我次第ですが、昌磨、優真、羽生君の3名というのがまず手堅いところ。駿君と一希君がどこまで食い下がるか?が全日本の見所になりそうです。3大会連続表彰台に羽生君も見てみたい気もしますけれども、一希君をオリンピックで見たいなあ。

 その前に、GPファイナルですが、昌磨、頑張れ!かおちゃん、ここでリラックスしてロシアンに食い下がれ!

2021年11月23日 (火)

全日本フィギュア2021のチケット当選しました!!

 やった、やったね、申し込んでみるもんだね!!! 見事抽選にあたりました。12月25日アイスダンスフリーと女子フリーが見れます!S席16,000円とちょっと高いが、かなだいにココに、女子シングルは多分、6×4の24名のスケートが見れる。お得ちゃあお得かも。そして、オリンピックシーズンの全日本だけに痺れること間違いなし。心臓バクバクして大丈夫かしらん。

 と言うわけで、そろそろ前半戦終了のスケートシーズン。グランプリロシアを前に、北京オリンピック代表大予想!!パフパフパフドンドンドンドン~~!

 女子ですよ、女子。ロシアほどではないが、これがまあ難しいです。普通であれば、まずは紀平梨花!のはずだけれど、なにせ怪我でまだ試合に出ていません。おそらく今シーズン初お目見えが全日本です。本当ならば3Aが割と確実に跳べて、もしかすると4回転も入れてくる彼女は最有力候補です。唯一ロシア女子に割って入れるのが梨花ちゃんで、ロシアも怖れているでしょう。怪我の具合次第ではありますが、昨日のスポーツ酒場語り亭で、野口さんによると、オーサーにインタビューしたところ大事をとってNHK杯もお休みにしたそうなので、良い感じなのかもしれない。優勝が必須条件だけどもね。この間の世界選手権で優勝とか表彰台入りしていれば、全日本優勝しなくても選ばれる可能性があったけれども7位だったからね。かおちゃんの下だったし。なので、総合的な判断でにはなり得ない。ま、だからこそオーサーは無理させなかったのだろうけれども。とはいえ、筆頭候補とします。

 2番手は坂本花織だなあ。。。グランプリシリーズ2戦で安定感を発揮。ショートは76点出したし、フリーも140点後半になってきたので、国際試合でも230点はいけるでしょう。すこし緊張するタイプなので、ファイナルでロシアっ娘だらけ(ルナヘンちゃんがでれたら4人だけれど、もしかすると5人)のところでどこまでなめらかな滑りとジャンプの加点を引き出せるかですね。

 さて、難しいのが3番手。三原舞依ちゃんがね、いいのよ。かおちゃんと同じく大技はないけれど、完成度で見せつけます。そして、梨花ちゃんの欠場で、カナダ、イタリアと2戦でることになり、ショート70点台、フリーも140点台、総合210点超えと安定しています。イタリア大会は214.95ですよ!これは、一躍候補に躍り出ました。全日本でも好調を維持できれば、これはわからなくなってきました。

 本当ならば、3番手は樋口新葉のはず。なんだけれど・・・確かに3Aは跳べるようになってきました。だがしかし、相変わらず他のジャンプが今ひとつ安定しません。だから、PCSも上がってこない。もう、4年間何してきたのよ!!実力あるし、技術も表現もあるのに、伸び悩んでいる。私は昨シーズンのBird Set Freeは好きだったなあ。グランプリシリーズは、カナダはショートも70点台にいかず、フリーも135点台。舞依ちゃんの210点台に対し、205点。フランス大会はフリーは140点超えて来たものの、ショートの失敗があり総合は204点台。イタリア大会の舞依ちゃんはほぼ215点ですから、いずれも負けている・・・ジャンプの不安定感が拭い去れない限り、PCSも上がってこないぞ!!

 さてさて、面白いのが河辺愛菜です。3Aが決まってくると面白い!良い3Aを跳びますねぇ。ダイナミックで迫力があります。カナダではショートで失敗したけれど、フリーでは成功!NHK杯では2位です!!ショートは73点台。フリーは130点台だったけれど、確実性が増すと面白い存在です。全日本でどうなることやら。

 問題は、宮原知子です。表現力は問題なし。芸術性でいえば世界一です。ただ、ジャンプがとにかく安定しない。qとか>マークがつきまくってしまう。リー・バーケルコーチの元修正しているけれどもまだ結果が出ていません。さっとんも全日本までに、どこまでジャンプを安定させてくるかですね。加点がそんなに付かなくてもいい、とにかく回転不足さえなくなれば、PCSで彼女はいけます。あの芸術性をオリンピックで魅せて、世界を感動させて欲しい。メダルなんてどうでもいいです。ロシアっ娘との「魅せる演技」の差を見せつけて欲しい。

 もう一人期待の松生理乃ちゃん。NHK杯では怪我でいつもの調子がでませんでした。彼女も完成度と見せる演技で点数を稼ぐタイプなので、ちょっと物足りなかったですね。ロシア大会で調子を戻していることを期待します。でも、日本人女子は一人だけなのね。刑事君、友野君が面倒見てくれると良いのだけれど・・・

 そういうわけで、紀平梨花、坂本花織、三原舞依が今のところの有力候補。新葉、さっとんに関しては全日本の成績が非常に大事。愛菜ちゃんももしかするともしかです。ただ、梨花ちゃんも全日本で失敗すると、他の人にさらわれてしまいます。かおちゃんはファイナルがどうなるかではありますが、2戦で結果を出しているだけに、3位までに入れば堅いですね。4位になるとどうなるか?

1位 紀平
2位 樋口
3位 三原
4位 坂本
だとどうなるか?かおちゃんがファイナルで3位までにはいれば4位でもいけるかも、ただ、5位だと厳しいかもね。
舞依ちゃんが4位以下だとどうなるか?

1位 紀平
2位 坂本
3位 樋口
4位 三原
だと、新葉ちゃんかなあ。ただ、舞依ちゃんとで悩みそうだね。

3位 河辺
4位 三原
5位 樋口
だと、舞依ちゃんか。愛菜ちゃんが2位だとわかんないね。

さっとんが出るには、
1位 宮原
2位 紀平
3位 坂本

1位 紀平
2位 坂本
3位 宮原
4位 三原か樋口
だと、宮原、三原(樋口)で悩みそうだ。いやいや、これはわからないね。

1位 坂本
2位 樋口
3位 紀平
4位 三原
になったら???世界ランキングで言うと、梨花ちゃん8位、舞依ちゃん42位。梨花ちゃんをオリンピックに行かせようとなったら、梨花ちゃんを世界ランキングを指標として選ぶね。この上位3名の点数次第ではあるが、私がスケ連なら梨花ちゃんを選ぶな。ただ、梨花ちゃんの完成度が心配だったら、考えるな。ただ、梨花ちゃんの完成度が高いと普通優勝するはずだしな。。。

ま、こんなシミュレーションしても仕方が無い。あと1ヶ月。どうなることか。みんな、後悔しないように頑張って。
女子が長くなっちゃったので、男子はまた今度。

 

2021年11月21日 (日)

フランス戦&ゆは菜ちゃんへのメッセージ

 新葉に安定して欲しい!!ショートは63点、6位、FSでは持ち直して3位には入ったけれども、3A跳べないコストルナヤと今ひとつな調子のシェルバコワだっただけに、優勝チャンスだってあったのになあ・・・まあ、70点を安定的に出していないし、150点も出したことがないから、無理なんだけれども、あなたへの期待はもっともっと高いのよ!!!頑張ってくれ!3A以外のジャンプを安定させてくれい。

 コストルナヤはかなり良くなってきたけれども、3Aは難しいんだね。ジャンプは相変わらずの高さと、そしてなによりもあの幅!!そこは凄いのと、プログラムは音楽にあっていて表現も良いので素敵でした。でも、オリンピックは難しいかもなあ

 シェルバコワはいつもの調子ではなかった?でも、私からするといつも淡泊なのでそんなに好みではない。

 優真は一人スピードが違った。速っ!フリーはいくつかミスも出たので、本人的には納得していない様だけれども、フリーは良くなってきたんじゃないかな。ショートはまだこなれていないような気がする。

 駿君はジャンプの安定性に課題かな。難しいのを跳べるので、すべてを安定的に跳べると良くなってくるでしょう。ただ、優真と比べられるからつらいよね。気にせずマイペースで行ってくれい!

 ラトデニ君は上手になりましたよね。この間の世界選手権からそう思ったけれど、ランビ様とのコンビがここに来て花開いてきた。

 エイモズ君は個性的で好きなスケーターですが、多分怪我していると思うので、無理なさらずに。

 さて、ゆは菜ちゃんだ。良いスケーターなんですよ。個性的で表現力もあって。去年のトムジェリとか、今年のクイーンメドレーなんて選ぶ女子選手いないよ!それができるのが横井ゆは菜なんです。優勝できないかもしれない、オリンピックにもいけないかもしれない。でも、人々の心に残るスケーター。それが横井ゆは菜です。私は好きですよ。そして好きな人多いですよ、心に残る滑りをお願いします。そして点数や失敗なんて気にせず、楽しんで滑ってください。

 全日本のアイスダンスフリー、女子フリーのチケット当選しました!さすがに男子は無理だったけど、ゆは菜ちゃんを初めとして、皆の美しい滑りを期待しています。オリッピックシーズンの全日本は超盛り上がるからね。かなだい、ココの滑りも楽しみです。

2021年11月14日 (日)

ちょっとした総括?

 何故か昌磨の得点が高すぎるとか行っている人たちがいるらしい??いつもこういう話が出てくるんだよね。一部の選手しか応援しないタイプの人に多いんだけれど。いわゆるスケオタは、意外と国内選手よりも海外選手が好きだったり、それこそアイスダンスもペアもシングルも大好きだから、選手全員を応援するし、「この選手の演技は見ない!不正ジャッジだ!」なんてことは言わないので、特定のある人が人気でて強くなってからからスケートを見るようになったエセフィギュアファンなんじゃないかと思う。好きな選手がいるのはわかるけど、好みじゃない選手を不定するのってよくわからん。 

 ある人がYoutubeでプロトコルをちゃんと分析して、別に高すぎるわけではなく妥当だと説明していた。うん、まさにそうだと思う。フリーで確かに昌磨は4F→2Fに、4T-3Tコンビネーションができず、4Tのみになっちゃったとかあったけど。点数が高すぎるとか陰謀説を唱える人はちゃんと演技構成とかプロトコルを見ているのかな?例えばフリー2位のサマリン。ほぼノーミスです。でも、4回転は、4Lz-3Tの1つのみ。ただ、基礎点はもっとも高いです。が、残りはみな3回転ジャンプなんですよ。しかも、1つ2Aがあったりして。4回転は1つで10点はでます。サルコウは9.7点が基礎点だけれど、まあ、10点平均だよね。でも、3回転だと5~6点平均。昌磨は、5つの4回転を予定して4本成功なので、ざっくりした計算で5×3の15点は差がつきます。187点と171点だから、これだけでこの差が埋まっちゃいますよね。もちろん、4Lz-3Tと4T-2Tの基礎点の差があるから、それぞれの技のGOE(出来映え点)の差とか、PCSの差も影響しているとは思いますけどね。総合2位のジュンファンもフリーは4回転2本。でも1本失敗しました。1つのジャンプ以外は一見まとまって見えましたが、結果みると、3Aとか他のジャンプもqマークや>マークがついているんです。イグナトフ君は4回転が4本の構成ですが、1つがqマーク、後半疲れが出て、スピードはないし、スピンもレベル1です。これではPCSがでません。フリー3位のリッツオも4T-2Tのみしか4回転がない。すなわち、机上の計算だけだと優勝するのは昌磨かヴィンセントってこと。ヴィンセントはかなり失敗したので、ミスを最小にとどめた昌磨が30点差をつけて優勝したというわけで、別に高すぎでもなんでもない。

 4回転時代になってからは、4回転をいくつ跳べるかで勝ちが決まるようになりました。そのきっかけを作ったのが、ボーヤン・ジン。シニアデビューから4Lzを始め複数の4回転を跳び、すべりや表現はどうみてもジュニアっぽかったのだけれど、いきなり上位に食い込みだしました。これを見て黙っていなかったのが、羽生結弦です。見事に4回転を複数組み込み、しかも表現力、スケーティングも素晴らしい質の高さで、総合力で他を圧倒した。一時結弦無双時代となったくらい。ただ、ボーヤンもだんだん表現力が付いてきて、母さん、嬉しいです。(誰が母さんだ?)ただ、最近はジャンプが不調でね。なんとか頑張って欲しい。

 羽生君の凄いのは、ジャンプを跳ぶときも音楽に合っているのです。(って、本田さんか誰かが言ってた、受け売りです)そして、細かなターン、ステップ、そして短い助走でジャンプ、そして即座にイーグル。PCSは彼にかなう人はいないんじゃないかな?とにかく常に音楽を表現し、深いエッジワーク。(これはさすがに私はよくわかっていないが、見ていて多分そう。フラットなエッジではない)それでいて、Lzを含む複数4回転を組み込むんだから、それは強い。

 ジャンプ構成だけならその上を行くのが、ネイサン・チェン。アクセルを除くすべての4回転を跳ぶことができます。だから、3回転はセカンドジャンプにしか跳ばない。すべて、4回転か3A。すげーな。ただ、羽生ファンが不満なのが、表現力はどう見ても羽生君の方が上なんだけれど、PCSでその差がでないということ。間違うと、ネイサンの方がPCS出ちゃったりする。そう、確かにネイサンは技と技の間に細かなステップ、ターンをいれた音楽表現をするわけではない。アルトゥニアンコーチやミーシンコーチのようなジャンプを得意とするコーチに教わっている選手達は、結構、淡泊な滑りをする。その代わり、ジャンプの精度を上げているのでしょう。

 なかなか難しいよね。ジャンプがすべて決まると、スケーティングスキルの点数も上がるんだよ、これが。滑りそのものの評価じゃないみたいなんだよね。特に、女子でなんとかして欲しいんだけれど、もうどうしても、4回転ジャンプの数や詰め詰め構成だけで点数が決まっちゃう。男子はまだマシで、ジャンプだけ跳べても表現力がないと勝たないように見える。それでも、4回転時代だとTESは100点を超えてくるんだけれど、PCSの満点は100点。やはり4回転の数で決まります。PCSの付け方とか、点数を増やすか、項目を5から6項目にするとかしないとならないのでは?

 あと、昌磨が批判される理由として、ジャンプ降りた後のフリーレッグの低さにもあるのかな。でも、おそらくだけれど、ジャンプの評価は、助走が短くて、離陸までのスピードと着地してからのスピードが同じで、回転が速くて、高くて幅のあるジャンプを跳べることの様に見えます。特に早いスピードで入って、そのままのスピードで大きな幅で降りることが大事みたいね。あと、草太には治して欲しいけれど、助走が長すぎるのは評価が低くなります。なので、フリーレッグの高さは関係ないように見える。ロシア女子はやたらと足を上げているけれどね。そして、タノとかタケノコをするだけでは加点にはつながらないようだ。時々、荒川さんが解説で加点の要素と言っているけれど、手を上げれば加点になるのではなく、ターンやステップから入るような難しい入り方をしているとか、ジャンプそのものの質に関わってくるみたいね。なので、ネイサンのジャンプはジャンプそのものの質が良いのだと思う。だから、GOEが高い。ここも一部の結弦ファンには納得がいかないみたいだが。

 羽生君、ネイサンの演技構成に近いのが今年の昌磨ですね。ランビ様のおかげで元々あった表現力がかなり磨かれました。何だろうな、羽生君とは異なる重厚で熱い表現かな。子どもの頃からすごい表現力だもんなあ。ボレロはかなり難しそうだけれど、ノーミスまで頑張れ。

 次には、ヴィンセントが来るかな。そしてボーヤンだね。私はコリヤダ君も好き。ミーシンさんのところでジャンプも安定してきたし、なによりもバレエダンサーのような表現。ミーシンさんのところは表現が良いと思っていないけれど、ジャンプが安定することでコリヤダ君の良さが引き出されましたね。リーザも良くなってきました。ミーシンさんはまずはジャンプを安定させてから、表現という方針なのかもしれないけれども。

 やはり、総合力をちゃんとつけさせるのは、オーサーのクリケットチームではないだろうか?キム・ヨナ、羽生君、ハビ、ジェイソン・ブラウンと良い選手を育てているし、しかも、自国の選手だけではないという所がエライ!

 よくわからないISUスケーティングアワード2020で、最優秀コーチをエテリにしてたけど、普通に考えたらオーサーじゃないか?ウサちゃんが6分間練習中の怪我で棄権しちゃったけれど、成長期のどうたらこうたらで心配することないみたいなことを言っていたらしいが、本当か??どうしても、男子は若い内は跳べなくて、ある程度年齢が行ってから跳べるようになる4回転を、女子は13歳~15歳で跳べるようになり、17歳くらいで跳べなくなって引退。何じゃそれ?って思っちゃうのよね。次々出てくるし、若い内にメダルをとれる方程式を作ったから大丈夫ってことか?リプニツカヤみたいに拒食症とか、怪我に苦しんでいる選手って実は多いのではないかと・・本当に良いのかなあ。と、女子についてはどうしても納得いかないのであった。

 ところで、話がまた4回転に戻るが、普通、ジャンプの難易度は、トゥループ→サルコウ→ループ→フリップ→ルッツ(アクセルを除く)のようだけれど、4回転になると、トゥをつけるフリップ、ルッツの方が跳びやすいのではないかと。実はループ、サルコウの方が難しいのかなと思ってしまった。もちろん、ルッツとフリップのエッジの使い分けは必要だけれど、回転数を増やすにはトゥをつけるかつけないかは大きいのかもなあと。北京五輪後にルール改正になるのだろうけれどね。そのときにはPCSについても是非見直して欲しい。

2021年11月13日 (土)

本日はず~っとNHK杯フィギュア

 昌磨、頑張った。優勝&グランプリファイナル出場決定、おめでとう!

 しかし、ボレロは難しいな。また4T-2Tになっちゃったし、後半で4T-3Tに挑戦するかなと思ったら、4Fが抜け、4Tもちょっと沈んじゃってセカンドジャンプがつけられなかった・・・でも、他の皆さんとはレベルが違いますね。あと1ヶ月半で完成型に近づけられるかな。まあ、このボレロをこなすためには、ショートはオーボエで仕方が無いな。マイケルバージョンも好きなんだけれど、ボレロに集中しないとね。しかしまあ、カワイイ昌磨。

 ヴィンセントはまたまたジャンプが乱れ、回転不足も多くて、それでもショートのリードでなんとか2位。今年は少々qマークがつけども、調子が良いと思っていたのに。ジュンファンもカワイイ。ジャンプ構成は他の選手に比べると高くないけれど、全体バランスで点数を稼ぎます。オーサーのところだから、スケーティングが良くて総合力で行きますね。レイバックイナバウワーは羽生君よりうまいな。荒川さんのレイバックにはかなわないが。荒川さんくらい上半身をそってレイバックイナバウワーする人見たことない。今回のジュファン君位じゃない?男子は女子ほどの柔軟性がないのに凄いよ。サマリンもマッティオ・リッツオもイグナトフも4回転決めてきたので、なかなか良い大会となりました。

 草太はツルスケだし、スピンも綺麗だし、表現力もあるけれど、まだまだジャンプが安定しないね。満知子&美穂子に頑張ってもらおう。ジャンプさえ安定すれば、もっと上位に来ますよ。佳生も頑張った。ま~た後半のステップ?かコレオ?に行く前に実にいい顔するんだ。キリッとした男の顔だよ。これから戦いに行くって感じ。ポエタだしね。

 女子は貫禄の坂本花織。ほぼノーミスだけど、やっぱりLzのアテンション、後半の3T-2Tで最初の3Tにqマーク。また珍しく最後のループもちょっと危なかった。それでも146点だからこの辺修正できたら150点いけるね。スケーティングは段違いに美しい。3Aチームは、アリサ・リュウだけqマークでなんとか。他は失敗でしたね。愛菜ちゃんは開いちゃって2Aダウングレードでした。でも2位です!やりぃ!!松生ちゃんは怪我を治して調子を戻そう。いろいろと乱れちゃったので、いつもの調子になりませんでした。

 カナダイがフリーでもココを上回っちゃった。リフト以外は問題ないもんね。やはりうまいな、スケーティング。ただ、まだ余裕がないから上位のカップルに比べると、踊れていない。この二人は踊れるはずだからね。そして、リフトもまあ上位チームは凄い。この辺かな。ココはリフトは問題ないし、さゆりは良かったよ。ただまだ乗れていないかな。ワルシャワ杯に二組とも出るみたいだから、またどこまで伸びてくるか。

 りくりゅうは3位で銅メダル。上手になったよねぇ。なるちゃんの解説も良かったです。ペアもアイスダンスも全選手見られて良かったし、もっといろいろと語りたいが、0:15から9:40までず~っとフィギュア見ていたのでさすがに疲れました。かおちゃんもグランプリファイナル確定っぽいので、折角の日本でのGPファイナルで少なくとも、女子シングルと男子シングルには一人ずつ、もしかしたら男子は二人(優真がね)日本人が出ます。りくりゅうが出られるといいな。

 

2021年11月12日 (金)

全選手が見られるNHK杯!さすがは公共放送です

 ルルルンルンルン、ルルンルンルン、嬉しい、楽しい、NHK杯と!

 そういうわけで、昌磨~~~やったぜ、久しぶりの100点超え~~でも、また家出してしまった4T-3T、帰ってきちゃった4T-2T!! もう、ダメですよ、昌磨さん。ランビ様に怒られますよ。でも、美しいショートプログラムでした。表現力は圧倒的だったような気がする。洗練された優美なオーボエ協奏曲。今までで一番の出来です。ヴィンセント・ジョウを抜けないと思ったけれど、PCSで3点も差があった。そして、ヴィンセント君は2つのジャンプにQマーク。この差か、なるほどね。ジュンファンも良かったので、少しドキドキでしたが。そして、NHKさん、わかっているのが、ちゃんとランビ様を抜いてくれるのよねぇ~~もう、ランビカメラを用意して、演技中小さな画面で写して欲しいわ。

 そして、草太~~良かったよ~~4回転成功。3AはQマーク付いちゃったけど。素敵なスケーティングでした。もう少し点数が出ても良いのではないか?佳生くんもフレッシュで勢いがあって良かったです。コンビネーションにならなかったので10点以上損しちゃった・・・

 久しぶりに全選手が見られたよ~~今回はジャンプがぁ~~残念チームと4回転ガンガンチームに別れたな。上位はでも良い演技でした。フリーも楽しみです。

 さてさて、ペアもアイスダンスも午後から放送。ペアはマツコデラックスにも怖れられた成美ちゃんの超自然体解説。成美節炸裂です!選手目線で、格好つけない解説、新鮮で良かった。ちょぉっとうるさいかもしれないけれど、まだまだ浸透していないペアだから、楽しく見られて良いと思います!りくりゅうも安定していますね。他の選手は録画で見なきゃ。

 アイスダンスは1番滑走、カナダイ。あれ?ちょっとスピードと切れが物足りない!先日のレイバーデイインビーテーショナルの時のを見て期待していたのだけれど・・・衣装も前の練習着プラスアルファみたいな黒と白のシンプルな方が良かったな。かなちゃんのパンツスタイル似合っていたよ。ただ、昨年からの伸びが半端ない。二人の距離もちゃんと近づいたし、ツイヅルも揃っています。1年でここまで来るんだね。さすが高橋大輔だな。ココの点数を上回りました。ココは音楽が私の世代!!昭和だぁ。ただ、ちょっと乗れていない。昨年のRDの方がノリノリで良かったよ。これからブラッシュアップかな。ちなみに、小松原尊さんになったはずだけれど、国際大会ではティム・コレト名で行くそうです。さてさて見逃せないこの2組の争い。どうなることやら。

 女子は第2グループの6分間練習で波乱。ウサちゃんがジャンプで転倒して立ち上がれない・・・股関節を痛めたみたいで、棄権となってしまいました。そんなに凄い転倒の仕方ではなかったのだけれど、跳ぶときにおかしくしたのか??

 というような波乱の女子ですが、愛菜ちゃんの3A,良かったぁ!綺麗な3Aでした。他のジャンプも問題なし!というわけで73.88!自己ベストでしょう。松生理乃ちゃん・・・怪我の影響で3A回避でしたが、3Lzが・・・そして点数が伸びない、と思ったらステップがレベル1?ありゃりゃ、らしくなくレベル取りこぼしています。

 さてさて最終滑走、坂本花織。さすがでした。ジャンプ、みんな成功!でも,Lzエッジはやばそうと思ったら、やはりアテンションでした。そして、ステップもレベル3。リショーさんに怒られるそうです。それでも76.56。リショーさんにしごかれて、80点目指してください。フリーの完成度アップ期待しています。

 ヴィンセントと昌磨の衣装がクリソツです。でも、昌磨の方がゴージャスで似合っている。贔屓かな。

 そして、NHKさんありがとう!!さすがの全競技、全選手放送!エキシビションももちろんあります!

2021年11月10日 (水)

羽生君、紀平ちゃんに続きトゥルソワちゃんまで・・・

 なんとなんと、トゥルソワ先輩までがNHK杯休場です。羽生君に紀平ちゃんも欠場でびっくりしていたのに・・・やはり、高難度ジャンプは怪我がつきものよね。羽生君は4Aチャレンジだろうからちょっとレベルが違うが、それでも2018年平昌までにも怪我で苦しんでいたから、4回転というのは負担なんだな。伊藤みどりも3A跳ぶのに怪我との戦いだったもんね。真央ちゃんは全然表に出さなかったし、大きな怪我はなかったけれども、腰痛とか足の痛みに耐え続けていたのでしょう。

 お三方とも怪我をちゃんと治してくださいませ。

 さてさて、こんなこと考えちゃいけないが、さかもっちゃん、優勝のチャンスですよ!松生理乃ちゃん、あなたもですよ!結果や点数を今から気にする必要はないけれども、ノーミス&自分で納得できる演技をお願いします。さかもっちゃんのフリーがさらにブラッシュアップされることを期待しております。松生ちゃんもいっちゃえ、いっちゃえ!何も考えず、ガンガン行ってね。

 しかし、これでまたロシアの代表が混沌としてきますね。。。

2021年11月 8日 (月)

スケートイタリアです

 また録画見ての感想だけれども、まず女子だ!!

 ルナヘンちゃん、いい!フリー良かったわ。舞依ちゃんとさっとんと上位3名のみの放送だったけれど、ルナヘンちゃんが一番良かった!リーザに負けない(もしくはそれ以上)のアラビアン風味の曲表現。きちんと滑りながら、上半身が動きまくって曲を見事に表現していた。多少タノジャンプがうるさい感じだったけれども、全体的に凄く良かった。ただ衣装がゴールドで、パンツ部分が肌色なんですよ、彼女の衣装。もうね、これがお尻が丸出しみたいで、気になってしょーがない。そして、ま~たこれが良いお尻しているのよ、あなた。プリッとしてて昌磨のお尻みたい。セクシーというよりはアスリートのヌードって感じだったけども、非常に気になってしまった。いやあね、私ってば。でもプリケツは良いのだ(なんのこっちゃ)

 さてさて、日本女子2名も良かったですね。二人ともショートは70点超え。フリーに期待でしたが、PCSがどうにも低い!!スケーティングスキルはジャンプじゃなくて純粋に滑りの部分だし、要素と要素のつなぎにしても、構成にしても、ただむやみに詰め詰めしてればいいってもんじゃないだろう。ちょっと考えて欲しいな。舞依ちゃんはフリーはスケカナのグリーンの衣装じゃなくて、ブルーとグリーンのグラデーション衣装でした。私はグリーン衣装が好き。でもショートの衣装が素敵!さらにさっとんの小雀衣装は完璧ですわ。あんなゴージャスで上品な衣装を他に私は知らない。

 フロミフも4回転持っているのか・・・でも、スケーティングが重たい感じ。スピードはそれほどない。そこはシェルバコワの方がスピードもあるし、全体的な動きもしなやか。ロシアは難しいな。ジャンプ構成で言えば、トゥルソワ、ワリエワ、フロミフ、シェルバコワ、リーザ。演技構成というか、表現力という意味では、シェルバコワ、リーザ、ワリエワ、トゥルソワ、フロミフかなあ・・・ワリエワは結構表現力も良いのだけれど、不必要に詰め詰めプログラムなので私の評価は低い。とはいえ全体バランスからすると、オリンピックロシア代表はワリエワは確定でしょう。次はリーザが安定感増しているので、リーザも確定に近い。4回転はないけれど、ショートでは4回転飛べないので、ショートとフリーで3Aを3本確実に決められるリーザは戦力だと思うな。最近は失敗しないし。3番目をジャンプ構成のトゥルソワにするか、全体バランスのシェルバコワにするかでロシアンは悩むだろうな。コストルナヤとかウサちゃん、シニツィナは難しそうだな。

 それにしても、女子はショートで80点に近い点数。フリーは150点以上。合計で230点以上じゃないとオリンピックでメダルは難しそうだ。ってかすでに平昌でそうか・・・かといって240点以上って結構厳しいなあ。

 さて、男子だ。

 ボーヤン~~!!!ショートはノーミスで、ボーヤン復活か!と思ったら、フリーはまたジャンプがボロボロでした。高~く跳ぶんだけれど、降りたときにコントロールできずに転倒とかステップアウトって感じ。最近、NHKで「筋肉アワー」って番組をやっていて、筋肉評論家(!?)の谷本さんとまっちーこと町田樹が話をするんだけれど、まっちー曰く4回転ジャンプは、上半身は細く下半身はしっかりとした筋肉が必要と言っていた。羽生君もネイサンもそういう体型だね。昌磨はがっちりしているが背が低いので、軽い上半身にしっかりとした下半身という定義に合っているのでしょう。ボーヤンは太ももの筋肉が足りないような気がした。羽生君は細いが、太ももはしっかりとしています。少し体幹&筋肉強化がいるのでは?もしくは、エテリ組で軽い体重での跳び方を習得する?

 コリヤダ君は大分安定してきましたね。佐野さんはコリヤダ君のキャメルスピンを絶賛していて、嬉しかった。美しく伸ばした足。体操の内村君並の足の美しさです。

 KAZUKI,TOMONO、どうした?勿体ない。フリーで折角4回転成功したのに、3Aで失敗。さらにスピンがノーバリュー!何してんの?ちょっとスケーティングスピードありすぎて、疲れている?凄く素敵なステップやコリオだから、ダメですよ。頑張って欲しいなあ。

 そして、優真です!やりました!優勝!もう、ショートで7位って何があったの?と思ったら、ジャンプ失敗。やはり、プレッシャーですかね。世界選手権銀メダル後初の国際大会ですもんね。でも、フリーで盛り返しました。ぱぱちのおかげです。さすがです。ただ、表現がまだまだという感じだったので、完成形ではないな。見た感じ、表現では昌磨に勝てていませんね。次の試合でさらにブラッシュアップして演技構成点を上げて、全日本ではさらに完成形に近づけてほしい。そして、オリピックで完全版だ!

 来週はNHK杯なので、全選手見れるし、リアルタイムで見れます。ペアもアイスダンスも楽しみです。ついにココとカナダイ対決。さてさてカナダイはどこまでレベルアップしているかな?そしてメジャー大会での評価はどうなんでしょう?

 

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