これだから野球ってやめられない!
凄かったよ!凄かった!何がって?いやあ、プロ野球パリーグクライマックスシリーズ1stステージ第3戦ですよ!!!
まさかまさかの大逆転劇。10回表終ったところで、ほとんどの人が「ああ、今年はソフトバンクがファイナルステージに行くのかあ。ロッテも2位だったのに惜しかったね~」と思ったことでしょう。ところが、代打角中、粘りに粘ってセンター前ヒット、1番荻野の渋い内野安打。おやおや~もしかして、もしか?でもまあ、普通に考えたら、タイムリーヒットでまずは1点返すという予想だよね。ところが、2番藤岡。初球、打った~ライナーだ、伸びる~~入った~~3ラ~ンホームラーン!!!!!!!もう、まだまだ諦めずに応援していたロッテファンの中に飛び込んだ!!!
と言うわけで、あっという間に同点です。あれ?10回表ってなんだったのかな?もう、10回裏から投げていた津森ががっくりです。もうだめです。多分メンタル崩壊です。斉藤和巳コーチが肩を抱いていました。で、次はルーキー大津。2アウトをなんとか取った。が、岡大海登場。これまたレフト前ヒット。もうね、こうなると誰が投げてもだめだったでしょうね。もう流れは完全にロッテ。これを止められるのは、圧倒的な強さをもつピッチャーしかいないよ。大谷君とかさ、由伸とかさ、2013年の田中マー君とか。。。と言うわけで、次の打席に立ったのは安田君です。ライトへのヒット。2アウトなので、岡はためらいなく走ります。ZOZOマリンはもう大声援が跳ぶ。岡が3塁を回った!球はカットされてホームへ返球される。が、岡の手がちょっと早い!セーフ!審判の判定。もう、ロッテベンチは大騒ぎ。だが、当然リクエスト。でもね、どう見てもちょっと岡の手が早い・・・と言うわけで、検証結果もセーフ!!
吉井監督も飛び出してきて大騒ぎ。。。大津がベースカバーに入っていた本塁後方でがっくり・・・二人目のメンタル崩壊者・・・もうね、野球ファンって凄いよね。2006年のCSで、ソフトバンク斉藤和己が日ハム稲葉にサヨナラを打たれ、負けた時の崩れ落ちて立ち上がれず、外国人選手に抱えられて下がっていっていたんだよね~あのときは、日ハムが北海道に来て初めて日本一になったんだよなあ。その写真や動画がXで共有され(なんですぐに出てくるんだ?)、大津や津森の肩を抱えている斉藤和己コーチの写真と並べられていたわ。これまた泣きそうですよ。
ソフトバンクの11連敗をなんとか脱出!と思った後のオスナが角中にサヨナラ打たれた時以来の衝撃だよなあ。。。藤本監督って壊滅的に勝負運がないんだな。まあねえ、オスナの後のピッチャー問題があるなとは思っていたから、津森ではロッテには通用しなかったということだよなあ。日ハムだって、由伸、シュンペーターは打てないけど、さちやなら打てるんだよ。ちょっと隙を見せるピッチャーだと打っちゃうの。確かに、津森でも抑えられるかもしれないし、大津が先の方が良かったかもしれない。オスナ回またぎでも良かったかもしれない。が、オスナを投げさせるような通常やらないことをする勇気は、藤本監督にはないだろうな。そういう何かスパッと割り切ったことしないと、短期決戦では勝たないんだよね。新井監督を見てそう思ったな。
しかし、筋書きのないドラマだった。面白すぎたが、メンタル犠牲者が多かったので、津森と大津はなんとかしてあげてほしい・・・そして、身を挺して捕球しようとして頭うった三森も無事だといいな。
そして、この勢いで日本シリーズへ!と期待してしまうけれど、そこに立ちはだかる王者オリックスとそのピッチャー達・・・一筋縄ではいかないだろうな。
それにしても、その日のうちに藤本監督解任って。。。まあ2年契約だったはずだし、既定路線だけども、次の日まで待ったっていいんじゃない?そして、早速節操なく、山川だ、さちやだ、バウアーだって。。。何でも補強したって勝たないことは、以前の巨人が証明済みなのにね。ちゃんと先発ピッチャー育てないとだめなんじゃないの?千賀一人抜けただけでここまで弱くなるのは何故?補強は成功しているのにね。チームってそういうものじゃあないんだよなあ。近藤健介はベンチがワーワーやっているだけと、日ハムを批判していたけど、ソフトバンクも柳田はどんなときでも笑っていたような気がするし、昨日も10回表の結果、油断したんじゃない?まあ、ギータはキャラクター的にちょっと変っているんだろうけども・・・ロッテの澤村は、同点になっても全く表情は硬いままだった。もちろん、自分の責任を感じていたんだろうし、ふがいないと思っていたのだろうけど、こういう緊張感は必要だったんじゃないかな?