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2024年11月に作成された記事

2024年11月24日 (日)

駿君おめでとう!&ファイナル出場者決定!!!

 GPシリーズの最後は中国杯。これでファイナル出場者が決まります。男子シングルの日本人出場者が一人しかいなくて、寂しい!と言っていた佐藤駿君。ショートのラベンダーは良かったわ!!カナダ大会よりも良かったんじゃないかな。タイムオーバーでの減点1がもったいなかった。4Lzも美しかった。加点も3点はついたんじゃなかったかな。ジャンプだけじゃなく、こんなにしっとりと滑れるようになったんだねぇ。

 アダムがなんか調子悪くてショート3位。シャイドロフ君の成長著しく2位でした。さて、昨日のフリーです。ボーヤンのジャンプがね、安定しなくなったあ。その代わり表現力はついてきたけど、ずっと一人で中国を背負っていて大変だろうなあ。そして、いつぞやの羽生君のごとく、演技後のぬいぐるみの嵐・・・日本でやる大会のように、選手へのプレゼントボックス作って、投げ込み禁止にした方がいいんじゃない?

 アダムはフリーも安定せずでした。ただ、基本的な構成の基礎点が高いので、二人残して1位。これで表彰台は確定だし、ファイナルも確定。ただ、ショートでも思ったけれども、これだけジャンプミスしているのに、バックフリップをやる必要ってあるのか?あれは全部ジャンプもきまっているからこそ、最後にやって、「わぁー!」って盛り上がるんじゃないのか?

 そして、シャドロフ君です。完璧でした。ヤバイ、ヤバイ、駿君に優勝してほしいのに、ヤバいぞ。シャイドロフ君は182.96でこの時点で1位。ショートでのこの二人の得点差は5.54。さあ、どうなる?

 駿君の最初の4Lzはまた決まりました!ショートほどの出来ではなかったけど、GOEは2点ついた。なのになのに、次の4Fが2Fに大丈夫か??けれども、あとはちゃんとまとめ、ステップがレベル4取れなかったのは何故かわからないけれども、なんとか。ただ、技術点の速報値がシャイドロフ君より低い。これはフリーの1位は無理っぽいが、何点差?結局179,73で逃げ切りました。日下コーチの喜びようがかわいらしかった!!シニア初タイトルだそうで、良かったね~ファイナルも決定。どういうわけだか、エテリがコーチやっているニカ・エガゼが表彰台に登らなくて本当に良かった。コーチ変えなよ。

 そういうわけで男子は、マリニン、優真、アダム、エイモズ、駿、グラスル君の6名がファイナル進出です。さてさて、どこまで優真がマリニンに迫れるか?駿君のショート100点台でるか?を注目。

 女子は、アンバー・グレン!やりました。良かった、良かった。全員日本女子になったらファイナルが大変なことになるところだった。ショートもフリーも3Aを決めて、フリーで逆転です。すごく喜んでいて、あのキスクラみちゃうと応援したくなるんだよなあ。エイモズかアンバーか、日下コーチか?って感じ。百音ちゃんは、ステップで転んだあ・・・・ジャンプは全部ミスなしなのに、この転倒さえなければ優勝だったかもしれない。アンバーとは3.63差。ほんと惜しかった。

 りをんちゃんと倫果はジャンプミスが出ちゃいましたね。りをんは4回転回避したのに、ミスが出てはちょっと厳しい。倫果も3A折角着地できたのに、他のジャンプで失敗しては意味がない。そういうわけで、坂本花織、樋口新葉、吉田陽菜、アンバー・グレン、千葉百音、松生理乃がファイナル決定。理乃ちゃん良かった!!!あの流れるようなスケーティングと深いエッジワークで魅了してくれ!

 ただ、スケアメ、スケカナのジャンプの回転不足の判定に比べると、日本大会以降甘くなっていたような気がする。特に、中国大会はQマークとられても仕方がないくらいのジャンプでもGOEプラスだったように見えた。まあ、よくわからんけど。

 さて、二週間後楽しみです。女子はかおちゃんを応援するけれども、ここにきて絶好調のアンバーも応援したいわ。それにしても、前言撤回。女子も千葉百音ちゃんが、いずれ日本のエースになるような気がする。ただ、体が小さすぎるんだよなあ。それが逆に怪我につながったり、もう少し脂肪がつきだしたりしたときのジャンプの精度が心配。やはり筋肉が必要なんだよ。

2024年11月17日 (日)

さて、ファイナル出場は誰に?

 フィンランディアも終了。女子はまたしても日本女子の強さを見せつける1.2を独占。これで5大会連続「日本女子二人以上表彰台にあがる」を継続中。しかもそのうち4大会は日本人優勝。いよいよアンバー対日本女子になる予感。

 理乃ちゃんがね~~またしてもSPにミスがあって4位からのスタート。でもまあ64点台だったし、SP1位の陽菜ちゃんが67点台だったのでそんなに大きな差はなかった。そして、昨日のフリー。良かったねぇ。美しかった。淀みなく、ディープエッジで続いていくスケーティング。ジャンプですら柔らかく、流れの延長であるかのような滑らかさ。ほ~っとため息が出るような美しさでした。最後のジャンプが抜けちゃったのが残念。そして、タイムオーバーがあったのね。減点1がなければ優勝だったのに!!おしい、惜しすぎる。で、結局、ファイナル進出は次週の中国大会待ちということになりました。でも2位2回の26点だからなんとか!って思うが、他の日本女子も可能性がまだまだある。NHK杯を見る限り百音ちゃんが強そうな気がするけれども、アンバーの成績がどうなるかと、倫果とりをんがどうなるか?倫果が初戦から時間経ちすぎているのも気になる。でも、全員日本人はいやなので、アンバーには出てほしいな。

 優勝したのは、吉田陽菜。フリーでは果敢に3Aに挑戦。転倒しちゃったけれども、他のジャンプを失敗しなかったのが大きかったな。フリー得点は理乃ちゃんが上だったけれども、ショートの貯金で逃げ切った。が、減点がなければ~~なんとかファイナルで見たいなあ。ショートのノーミスができればね。

 男子は、ショートはまあ普通で、さすがの鍵山優真君だったし、友野君良かったあ!だったけれども、フリーがまあ乱れましたね。フランス杯もみんな悪かったけれども、それに次ぐ悪さ。アイスホッケーサイズのリンクだからかな?少し小さいらしいのよね。草太も一希も前半良かったのに、だんだんジャンプが崩れていって・・・第1グループから転倒と言うよりは、開いちゃって回転できないパターンが多かった。その中で、グラスル君だけがほぼジャンプ成功してフリーは180点台のフリー1位で総合3位でした。エイモズ君もフリーを何とかまとめ2位。エイモズ君の終了後1位だったからすごい喜んでいたね。表彰台確定だからね。

 驚いたのは、優真のフリー。あんなに安定感のあるスケートをする優真なのに、いきなりのフリップ抜け。その後もジャンプは失敗しまくり、フリー5位で159点台。160点にも到達しないなんて・・・近年ないんじゃない?怪我でもした?それとも体調不良??ショートの貯金で総合1位はキープしたものの、驚きでした。優真でもこんなことあるのか。とはいえ、優勝2回なのでファイナル進出決定です。男子で決定しているのはマリニン君と優真とたぶんエイモズ君。グラスル君も決まりか?と思うけれど、24点の可能性は、アダム、駿、ニカ・エガーゼ、ミハイル・シャイドロフにある。が、ニカとシャイドロフは優勝しないと24点にならない。最近の出来を見るに、アダムの優勝可能性が高い。駿も普通の演技さえすれば、2位か3位には入るだろうから、この二人で決定して、グラスル君もファイナルって感じかな?女子よりは読めるな。中国杯には駿君以外の日本男子は出ないのかな?壷井君に出てもらえばいいのにね。

 それにしても楽しみだな。前半のクライマックスですね。

 そして、12月下旬には全日本。特に女子の争いがすごいことになりそう。理乃ちゃん!!!頑張って欲しい。世界にリノ・マツイケをアピールしたい!!!

2024年11月10日 (日)

NHK杯~日本女子は強すぎる~~&朗希はポスティング容認

 女子フリーの結果、日本が表彰台独占でした。。。まあ、今までの実績的にかおちゃんと百音ちゃんのワン・ツーは見えていたけれども、祐奈ちゃんが頑張りました。ほんと、来年も再来年も続けてほしい。これぞ女子フィギュアの理想って感じの優雅さ。おそらく北米やヨーロッパ等の海外ファンに人気が出そう。

 どうしても女子は3回転をきちんと回れる人が少ないんだよね。これはもうずっと続きそうだな。シニア年齢が17歳以上になるから、若い15歳の細い子がジャンプで圧倒するということは無くなるし、20歳過ぎていかにジャンプをきちんと跳べるか?だよなあ。そうすると、坂本花織とか樋口新葉にアンバー・グレンとかの筋肉女子たちが有利だな。でも、それはそれでいいと思う。男子は19歳から20歳以上じゃないと、4回転は跳べないのに、体重の軽さで4回転を跳ぶという女子の跳び方がおかしいんだから。やはり筋肉で跳ぶべきなんだよ。

 それにしても、百音ちゃんの滑りも美しかったな。フリーは素敵だった。困ったな、理乃ちゃん推しの私だが、百音ちゃんも推したくなったな。そして、これでかおちゃんのファイナル決定。さて、理乃、百音、倫果が2位で並んでいて、りをんと陽菜が3位。アンバーは中国杯の出場だから、フィンランド杯の方がライバルは少ない。理乃、陽菜に優勝チャンスあり。三原舞依が出るから、またしても表彰台独占の可能性もあり。。。だが、点数からいうと、百音のファイナルは結構堅いかもなあ。

 男子は、優真の優勝は堅かった。ただ、佳生くんがフリーのジャンプは総崩れ・・・最後まで挑戦するガッツは見せたけれども、あの出来は相当コンディションが悪いと言わざるを得ない気がする。四大陸や世界選手権を目指して、十分に体を休めてほしいな。壷井君は頑張った!3位で良かったね~次につながるよ。男子の表彰式では、日本スケート連盟理事の宮原知子さんがメダル授与をしました。会場盛り上がりだし、選手たちもニコニコでした。女子もやってほしかったけど、解説だったからなあ・・・回転不足でもなんでもあまり指摘しないさっとんでした。基本は褒めます。

 そして、驚きのニュースが夕方に・・・ロッテが佐々木朗希のポスティングを容認。25歳まで待たせると思ってた。そうなると、最初からそういう話が合ったんだろうな。そして、去年も最後までもめたんだろうね。だからもういいかとなった。私は昭和からの日本プロ野球ファンなので、朗希のポスティングにあまり肯定はしない。それなら、大谷君のようにドラフトの前から、MLB希望だということをはっきりさせて、佐々木麟太郎のようにアメリカの大学にでも行けばよかったのに。。。まあ、簡単にスタンフォード大学には入れないかもだけど。そういう経緯があれば多少なりとも納得感はあるし、山本由伸のように3年連続沢村賞くらいの圧倒的な成績残していれば、頑張れ~と思えるけれども、1度も規定投球回数投げてなくて、大事に大事に使ってもらっていて、確かに球は早いし、好調の時は打てないし、完全試合も達成しているけれど、なんだかなあって感じ。今シーズンは球速すら抑えていたから、MLB行くために抑えていたの?と思ってしまう。まあ、来年以降活躍したら、こんな外野の雑音は黙らざるを得ないんだけど、由伸でさえヤンキース戦で好投したあと怪我したからね。そんな甘いのかどうなのか?変化球だってそんなに多くないでしょう。どうなるのかお手並み拝見というところかな。

 そういえば、昨日はプレミア12の強化試合で日本VSチェコがあって、途中から北山教授が投げた!解説の辻さんも落合さんも教授はいい球投げるとほめてくれていて、嬉しかったなあ。。。落合さんはルーキーでいきなり開幕戦に投げたことも知っていたので、ちゃんと見ているんだな。新庄さんの見る目は確かだったということか。本番も頑張れ~きよみーもイソバターも頑張れ。

 あと、ダルビッシュが金曜日からエスコンに来ていたんだよね~見たかったなあ。でもこれもうれしい驚きだね。いつでも帰ってきてくれていいんだよ。

2024年11月 9日 (土)

NHK杯男女シングル表彰台日本勢独占なるか?その一方でフィギュア界は大丈夫なのか?

 昨日からNHK杯が始まった。アイスダンスは日本からは2組が出て、なかなかだったのではないだろうか?ペアはりくりゅうはサイドバイサイドのジャンプでミスがあったものの、危なげなく1位でした。もう1組ゆなすみペアが出たけど、これまたなかなか良かった気がする。ね、りくりゅうだけでは心もとないから、次が出てきてくれないとね!今日のフリーも頑張れ!

 さて、男子と女子のシングルです。結果から言うと、SPでどちらも1位から3位を日本勢が独占。日本開催の試合だから、各国がトップレベルは派遣しないのは仕方がないとは思う。当然トップ争いをする鍵山君とかおちゃんが出るからね。なので、マリニン君はアメリカ大会とカナダ大会。イザボーちゃんはアメリカ大会とフィンランド大会だったはずだけれど、怪我のせいか?体調の問題かフィンランド大会は欠場となってしまった。というわけで、イザボーちゃんのファイナル進出はなくなった。男子のほかの有力選手はフランスのアダムとケヴィン。アダムはフランス大会と中国大会だし、ケヴィンはアメリカ大会とフィンランド大会。韓国のジュンファンはカナダ大会とフィンランド大会。女子はルナヘンちゃんがもともと1大会しか派遣予定がなかったのに、これまたそのフィンランド大会欠場でGPシリーズの出場無し。他の有力選手のはずのキム・イェリムが今年は不調。カナダ大会でもジャンプが全然跳べなかったし、NHK杯のSPもジャンプが・・・キム・チェヨンも一見良さそうなんだけれども、ジャンプが回転不足だらけの様子。アメリカがアンバー・グレンの調子が良さそうなので、アンバーはファイナル出てきそうだけれども、このままだとアンバーVS日本女子になりそう。他の国が世代交代がうまくいっていないんだよね。特にカナダ勢が男女とも出てきていない。韓国勢も日本女子のライバルになるはずが、スキャンダルもあったりして有力選手が出てこない。シニア年齢がアップしていることもあるし、ロシア女子不在の影響か?日本女子だって、数はいるけれども絶対女王は坂本花織に頼っているレベル。次のエースは誰?といわれても、まだまだどんぐりーズって感じ。その中でもNHK杯での千葉百音、フランス大会での住吉りをんは頭少しでているか?個人的には松生理乃推しです。

 男子は、マリニン、アダム、ケヴィン、ジュンファンに、日本男子。優真、サトシュン、佳生くんに草太、一希といったところか。男子はフランス勢の台頭もあって、まあまだ数はいるけれども、やっぱりもう少しヨーロッパ勢に頑張ってもらいたいし、カナダだよなあ。それに中国がボーヤン一人に頼りすぎな気がする。ボーヤンには頑張って欲しいんだけれども、最近はジャンプに苦労している。ずっと4回転を跳び続けているから、無理がきているのかもなあ・・・

 というわけでだ、日本が表彰台独占!!と言ってられないんだよな。アメリカはまあまあ男女一人ずつはトップクラスの選手を出してくるけれども、他の国から出てこない。これはフィギュア界にとってどうなのだろう?特にカナダが心配。女子は結局ずっとロシアVS坂本花織だったのが、日本女子VSアメリカ女子トップ&ルナヘンに変わっただけと言えばそうなのかも・・・年齢をあげつつあるのも影響あるのかな?なので、日本でのフィギュア人気はまあまああるとして、世界的には人気が落ちているのかも・・・それはそれで困るなあ。ヨーロッパ勢とカナダの奮起を待つ。

 で、NHK杯だけれど、青木祐奈ちゃんが良かったわあ。22歳にして初めてのGPシリーズ。なんかその人のピークっていつ来るかわからないよね。ほんと美しい。これぞ女子のフィギュアスケートって感じ。去年で引退しようとしていたとは信じられない。このまま来年もやってほしいし、いずれはプロのスケーターになってほしい。千葉百音ちゃんはこんなに小さかったっけ?と思ったけれども、安定の出来でした。そして、女王かおちゃんですが、いやあ、貫禄の滑りでしたね。フリーも頑張ってくれ。

 男子は優真が完璧。佳生くんも100点越えで良かった。足痛いんじゃなかったのか?フリーの4分間を耐えられるかが心配。壷井達也くんもミスがなかった。優真がでてくるまでずっと漬物石状態で1位でした。若手にも期待ができそうです。

 そして、NHK杯の女子シングルの解説はさっとんこと宮原知子でした。まあ、緊張していてたどたどしかったけれども、頑張っていました。母の気持ちで見守っちゃった。もう少し慣れてきたら、期待できるかもね!

 

2024年11月 7日 (木)

建山コーチ

 日ハムファンに衝撃だったのは、建山投手コーチの退団とロッテコーチの就任・・・飯山スカウトが中日のコーチになるっていうのは、まあ現場に行きたかったのだろうなあという気持ちがわからないでもないので、良かったね、という感じであるが、建山さんについていうと、やはり「裏切者!」という思いが先にたってしまう。

 ハムファンたちの反応は様々で、新庄さんが嫌いだからだとか、単に契約切れで別に新庄さんと仲たがいしたわけではない、などいろいろある。だがしかし、意見が合わなかったんだと思うなあ。じゃなかったら、いくら契約期間終了といえども監督はやめないのに、やめて即同一リーグのライバル球団に投手コーチで行くか?

 可能性としては以下つ
 ①新庄監督とは考え方が合わなかったもしくは自分のやりたいようにはやれなかったので、自分の考えと合いそうなロッテに行くことにした。
 ②もともと新庄監督は今年でやめる予定であったので、次の道を模索していて内々にロッテに決まっていた。

 ①考え方が合わなかった説
 新庄さんが口説いて就任してもらった去年2023年度は、たぶん建山コーチの考え通りに投手運用はしていたんだと思う。投手の負荷がかからないように、3連投はさせないとか、イニング跨ぎはできるだけ回避するとか、ある投手が打たれていても回の途中ではできるだけ投手交代せず回の最初からリリーフ陣には投げさせる。ロッテとかオリックスの投手運用と同じだよね。

 ただ、今年に関しては3年目でなんとか結果を出したかった新庄さんが自分で投手運用を担当した。なので、回途中の交代などはどんどんやった。リリーフ陣の3連投はさせてなかったと思うけれども、ネット上では投手の負荷を疑問視する声は出ていた。ただ、大胆な投手運用はやってのけた。正義の役割交代に2軍での調整、福也の調整のための登録抹消、正義不在間の柳川君のクローザー起用。特にこの柳川君のクローザー起用は大胆だと思った。育成あがりの高卒3年目で今年1度は先発で投げさせたものの、失敗してまた2軍調整していた彼を8月の間クローザーで起用するとは・・・これは新庄さんしかできないなと思った。そして、柳川君は最後にはつかまるものの、8セーブをあげる活躍ぶり。これは将来期待できる。それに、CS1stの3戦目での5回からの正義起用。これも新庄さんじゃないとやらないよね。吉井さんはこういう投手起用ができずに敗退したし、小久保監督も日本シリーズ6戦目でヘルナンデスを先に起用できずに日本一を逃した。

 でも、たぶん、建山さんとしては物足りなかったんだろうね。仕事って自分の考えでやれないと面白くないからね。とはいえ、新庄さんの考えについていける人ってそんなにいないんじゃないかな?林ヘッドとか山田さんとか八木さんは新庄さんより年上だし、新庄のためにつきあってやるか!的な感覚のような気がするけれども、建山さんはそうはいかなかったんだろうな。別に好き嫌いとか喧嘩別れとかではなく、自分の考え通りにやりたい、ただそれだけの話。

 ②新庄監督は今年で終わりの予定だったからそれに合わせていた説
 まあ、これは普通かな。新庄さんが今年でやめるつもりだったんだと思うんだよね。なので、建山さんとしてはコーチ2年で終わるし、もう少しコーチ業を突き詰めたいなと思っていて、どうしようと考えていた時に、仲良しのロッテ金子誠コーチに誘われたという割と単純な話。そしたら、新庄さんが1年延長しちゃった。。が、話がもう進んでいたのでロッテに行くことにした的な。まさか、伊藤大海が「新庄監督やめないで運動」をするとか、今になってまつごーも新庄さんには続けてもらいたかったなんて発言をするくらい、選手たちに慕われているとは外野は知らなかったもんね。ここまで選手に言わせてやめる監督もいないでしょう。大海は最後の方で完投ばっかりさせられるとか、無理な運用だったようにこちらからすると思っていたけど、本人たちはいやじゃないのね。選手たちは限界までやりたいものだろうから、将来どうなるか?だけど、MLBは100球制限だけれども中4日だし、中6日はあるNPBは130球くらいは投げられるのかなあ。その辺はわからない。

 ネットによると、ロッテファンたちは逆に吉井監督の安心安全投手運用には不満があるらしく、ハムファンたちが建山さんがいなくなって悲しんでいるのに対し、別に建山コーチが来たからといって今までの投手起用方針が変わるわけじゃないと、結構冷めている感じ。もっと勝つための投手起用をしてほしいみたい。特に、CS1stステージの3戦目ですずしょーがベンチにもいなかったのが不満みたいね。すずしょーに投げさせられたら、また展開が変わっていたかもしれない・・・

 なかなか難しいものですなあ。でも、正直言って2年で即座に同一リーグの投手コーチに就任してしまう建山さんについては、しばらくは「裏切者め!」という気持ちは持ってしまうし、ロッテというチームは割と好きだったけれども、ちょっと嫌いになってしまうなあ。理由はどうあれ1年くらいは間をおいてほしかった。

 さて、フィギュアのGPシリーズだが、ルナヘンちゃんとイザボーちゃんがフィンランド大会を欠場するとのこと。え?そうなるとアンバー・グレンと日本人たちのファイナルになってしまう?坂本花織とアンバー・グレンがすでに1位で15点を獲得しているので、割と堅いのかなと。次にくるのは松生理乃と渡辺倫果が2位、住吉りをんと吉田陽菜が3位。すでに樋口新葉がファイナル確定しているので、この日本女子4名のうちだれが行けるのか?だれが落ちるのか?が問題になりそう。キム・チェヨンとキミー・レポンドが中国大会で優勝するとどうなるか?というのはあるけれども、中国大会にはアンバー・グレンが出るからなあ。さてさてどうなるか?個人的には理乃ちゃんのファイナル進出が見たい。

2024年11月 4日 (月)

下剋上達成の波乱の日本シリーズと波乱のGPフランス

 いやあ、そうなるといいなとか、ホーム3連勝でこれは来たなとか思っていたけど、本当に下剋上達成したよ!すごいな、横浜DeNAベイスターズ!4勝2敗で日本シリーズ勝利!

 雨で土曜日は流れたけれども、先発は結局大貫ー有原だった。大貫大丈夫か?と思ったけれども、4回に柳田に2ランホームランは打たれたものの、それまではランナーを出しても抑え、山川を三振とか、ダブルプレーとったりとかよく踏ん張りました。そして、5回からは濱口登場。DeNAのOB評論家たちが、濱口先発かもとか、大貫先発にしても3回くらいで濱口を出すのでは?など言っていたが、その通りになった。

 そして、見事に3者凡退に仕留めた後の5回裏、ここで勝負は決まってしまった・・・

 先発の有原は2回に筒香に先制ホームランを打たれ、さらに戸柱、森敬斗に2連続ヒットを打たれ、桑原のタイムリーで2点追加で3失点。そして、3回には牧のヒット後、2アウトから死球、四球、四球の押出しで1失点と、4失点してしまっていた。有原の立ち上がりって結構不安定で、四球がらみで点を取られることはシーズン中にもあったんだけれども、一番悪いパターンで出たね。そして、シーズン中はこの悪い状態でも先発は5回以上は投げさせ、圧倒的な打撃陣の逆転にかけていたのだけれど、この短期決戦ではそれはできなかった。

 というわけで、4回からは尾形、5回からはスチュワートJRが登場。しかし、ヒットと四球2個でまた押出しで失点、さらに梶原にタイムリーを打たれ、6-2。たまらず投手交代で出てきたのは岩井・・・またルーキーです。牧をライナーで打ち取り2アウト後、オースティンに押出し死球・・・さらに筒香に走者一掃の2ベースを打たれ10-2。そして、宮崎にもタイムリー2ベースで11-2。この回だけで7失点、勝負ありです。

 DeNAはその後、危なげなく6回、7回は坂本、8回伊勢、9回森原とソフトバンク打線を抑え、見事に日本一に!!!まあ、9点差つけられたら、ソフトバンク打線といえども、戦意喪失だよなあ・・・やはり、投手で負けましたね。新人使ってもいいけれども、シーズン通して使っている投手じゃないと・・・松本裕樹はどうした?前半いた藤井は?そして、里崎さんが言っていたけれども、MLBのポストシーズンでメッツが5回か6回に守護神ディアズを出してきたと。この試合は負けられない!というときにはそこまでの采配が必要ではないかと。ヘルナンデスでよかったのでは?と。まあ、5回頭からはスチュワートJRだったとしても、6点になってからは岩井じゃなくてヘルナンデスで良かったのかもね。それは高木豊さんも言っていたなあ。そうすると、CS1stの3戦目で田中正義を5回から投げさせた新庄さんはMLB並みってこと?結構勉強しているんだな。でも、先発の使い方は・・・

 やっぱり、三浦大輔は投手出身だからか、投手運用についてはあまり無理はしなかったってことよね。雨で順延したからといって東を無理に6戦目に出さずに、大貫に託し、早めの継投で行こうと予定していたんだろうね。そして、負けたとしても次の試合で中5日で東を出せると。ケイもいるし。それに、打者陣も筒香が6戦目でここぞというときに打ってくれたし、森敬斗にしても梶原にしても思いっきりが良い。ヒットは打つし、四球も選ぶし、そして、桑原だよなあ・・・ほんと大活躍でした。おめでとうございます!

 さて、フィギュアGPシリーズフランス大会です。波乱っていうか、まあみんなジャンプ跳べなかったね。女子フリーの前半グループはことごとくジャンプを失敗。舞依ちゃんもまだ本調子ではないのか難しかった・・・住吉りをんちゃんに来て、まあ、スピード感が違うわ!と感動したが、4Tチャレンジはガッツありだったが、基本的にジャンプの回転はしっかりしているので、134.47点で3位です。そして、新葉ちゃん!フリーは良かった。。素敵でした。140点超えるか?と思ったが、Qマークがあったみたいで139.10点でフリー1位の2位。可愛かったのが、アンバー・グレン。ショートは3Aがきれいに入り、78.14とダントツの1位。フリーは3Aもミスし、少しジャンプミスがあったので、本人はちょっと暗い顔して戻ってきて、キスクラでも心配していた。でも、10点以上の貯金があったので大丈夫だよ、と思ってみていて、132.30。お、1位だとこっちは思っているのに、まだ心配顔。そして、総合得点が出て、歓喜の表情!表彰式でも本当に嬉しそうで、見ているこっちもうれしかった。25歳で3Aに挑戦し続けてくれてありがとう。ジャンプがタイナミックなので、普通に下りれさえすれば回転不足はあまりないので、頑張って欲しいね。

 男子フリーもあれた・・・ノーミスが全然いない。結局ショート8位のアダムがフリー171.68で総合1位。それでも、アダムにしてはフリーも良い出来ではない。そして、2位が島田高志郎くん!やったね!高志郎もジャンプはミスしていたんだけれども、ほかの人に比べてミスを最小限に抑えたのか、フリー153.42で総合2位でした!ステファンがものすごい喜んでいたね。ショート1位のボーヤンがフリーは130.93と大失速して結局8位でした。

 なんか、男子も女子も大荒れでしたね。両方通じて一番良い演技していたのは、新葉ちゃんだね。ファイナル進出も早くも決定したようだし、次も頑張れ!

 だが、アダムのショートの衣装って滑りにくくないのかな?白いパーカーに黒のベストきているような感じだった。フードが欲しかったんだろうけれど、薄い生地で作った方が良かったのでは?分厚いスウエット生地に見えた。あれだと空気抵抗とかありそうな感じがしたけれども・・・

2024年11月 1日 (金)

日本シリーズの話(&大谷君、由伸君、おめでとう)

 もうフィギュアシーズンに入ったんだけども、一応野球の話題も。

 ワールドシリーズはヤンキースが情けない!の一言だな。負けるのは負けるで仕方がないけど、ジャッジのセンターライナーのエラー。なんで、どうして?と、見ている人たちは思ったに違いない。投手も思ったに違いない。ライトが目に入った?さらに、ショートのフィルダースチョイスに、コールのベースカバーさぼり・・・まあ、間に合わなかったかもしれないけど、走ってほしかったな。ここで1点取られて、折角2アウトまで来てたのに、切れちゃってタイムリー2本打たれて同点に追いつかれる。なんか、この5回はヤンキースに必死さが足りなかった。なんとしてもリードを保つんだという意志がなかった?絶対に残り試合を全部勝つんだという強い気持ちがなかった?まあ、ショートのあのプレーは仕方がないとして、ピッチャーのベースカバー遅れだよなあ・・・で、緊張の糸切れているんだから、世話ないわ。それにしてもどうせなら、競り合いを見たかったよなあ。

 大谷君はワールドシリーズ優勝しちゃったけど、次の目標大丈夫かな?二刀流でも優勝目指すってことかな?由伸はラッキーだったね。メジャー1年目でワールドシリーズ優勝するとは。でもまあ、来年は1年通して怪我せずに活躍できるといいね。

 さて、日本シリーズ。1,2戦は圧倒的にソフトバンクの強さを感じた試合だった。しかし、福岡に行ってから、怪我をおしての東の力投に、桑原の檄とホームランに魂の大ファインプレー!日ハムファンが交流戦できつねダンスの愉快な人と認識していたが、そんな単純な男ではなかった。有言実行、魂の男だね。これは惚れるよ。投手陣がシーズンデータを裏切る活躍ぶり。一方、最初に点を取って大量リードができないと、とたんに脆さがでてしまうソフトバンク投手陣。強力打撃陣のはずが、東もケイもジャクソンも打てそうもないから、一層おかしくなってくる。そして、勝ちパ以外が若すぎる。松本裕樹は結局、肩痛は治らずなのかな?シーズン中にあれだけゲーム差つけて独走していたのに、何故か松本裕樹を休ませなかったソフトバンク。松本裕樹はオスナ離脱後クローザーとして頑張っていたけれども、9月の日ハム戦で3点リードのところ登板し、松本剛に四球を与えたと思ったら降板。その後ルーキーたちが出てきたけど、一気に6失点して負けるという不思議な出来事があった。1か月前から肩痛があったとのことで、結局、シーズンは最後まで出られず?オスナが戻ってくるから、いいやという感じだったのだろうか?でも、昨日も一昨日も松本裕樹はベンチ入りしていなかったような?

 一昨日から突然、笹川という謎の若手を使いだすのもわからん。確かにDeNAは森敬斗、梶原と若手が躍動しているが、この子たちはレギュラーシーズンから出ているからね。そして、守備に難ありという課題を抱えつつも、そこに目をつぶってでも打力を使うという方針がはっきりしているんだよ。現に、1,2戦はこの二人の守備でやらなくてもいい点をソフバンに与えていた。福岡に来てからの3連戦だって不安はある。一方、笹川はレギュラーシーズン出ていないでしょう?それに、ルーキー投手や育成から上がってきてすぐの若手投手を、日本シリーズで使うっていうのもねえ・・・もちろん、ルーキーでも活躍できる投手もいるけれども、そういう投手はシーズン通してきっちりやっているんだよ。

 さらに昨日でいえば、何故、キャッチャーは甲斐じゃないのか?大関だから海野だったのかな?でも、降板後は甲斐で良かったのでは?逆に、山本祐大が出られずベテラン戸柱がCSで活躍していたDeNAは、昨日の1-0で迎えた3回裏の2アウト2塁で、対栗原への戸柱のリードを解説陣に絶賛されてた。7球すべてチェンジアップで三振。この辺の差もでたのかなあ・・・

 とはいえ、横浜へ戻ってからの、DeNAの先発には課題がある。土曜日は雨予報で流れるとのうわさもあるけれども、試合があるならば、大貫を出すのか?ほかに先発いるのか?ストレートの遅い技巧派タイプはソフトバンクには打たれる。ハムの加藤貴之と山崎福也がバンクには相性が悪いのはそういうこと。日曜日には中4日で東を出せるけれども、打席は自動アウトでも仕方がないと割り切るか?セリーグはあまり見ていなかったから、DeNAの投手運用がわからない。バンクはどうあれ、有原、モイネロだから強いよね。有原は多少うたれたとしても7回までは投げさせる傾向があるからなあ。で、その間に追いついて、ヘルナンデスーオスナで逃げ切る?とはいえ、有原の立ち上がりを捕まえて大量得点できれば、DeNAに勝機はある。問題はその後の投手運用。中川颯もだいぶ投げさせているから、そろそろつかまるリスクはありそう。その辺は織り込み済みかな?三浦大輔監督は投手出身だからね。この辺の投手運用は見どころだね。

 一方、小久保監督の采配は、結構謎。シーズン通しての投手のやりくりをちゃんと考えていなかった?それがここにきてつけが回ってきたのかも。この辺は吉井監督が徹底している。ただ、里崎さんに批判されたように、大事にしすぎてCS突破できなかった要因だったのかもしれないけど。そして、若手起用は、新庄さんの真似しているようにも見える。新庄さんは柳川、福島をちゃんとレギュラーシーズン中に鍛えていたからね。そして、ベテラン、中堅もちゃんと用意していた。やまーんがいなかったのは痛かったけど。ただ、新庄さんはソフトバンク対策の先発の考え方が少々甘かった。シーズン中は技巧派投手でも勝てたけれども、短期決戦ではなかなか難しい。微妙なコントロールに影響が出るのかな?

 それに、打者運用もなあ。何故に笹川にこだわったのか?ダウンズは9月からお試し運用したのに、笹川はいきなり。ただ、ダウンズはDeNA投手には通用しなかった。そして、正木、柳町を我慢して使わないのは何故なのか?シリーズで打っていないから?結局、信用しているのはベテラン?でも、投手はベテラン使わず・・・津森がまた自滅したから、仕方がない?それにしてもここにきてよくわからない小久保采配が出たな。シーズン中は何もしなくても勝てたからなあ。そういうこと?

 でも、監督と投手コーチがDeNAの東投手を舐めた余計な発言していたから、ソフバンは応援しないよ。近ちゃんのすごさは認めるけど、古巣の日ハムを馬鹿にした発言を昨年はしていたから、応援しないよ。有原式FAをしたから、やっぱり応援しないよ。

 3位のチームの下剋上、楽しみだな。けれども油断はならない・・・

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