日本シリーズ

2024年11月 4日 (月)

下剋上達成の波乱の日本シリーズと波乱のGPフランス

 いやあ、そうなるといいなとか、ホーム3連勝でこれは来たなとか思っていたけど、本当に下剋上達成したよ!すごいな、横浜DeNAベイスターズ!4勝2敗で日本シリーズ勝利!

 雨で土曜日は流れたけれども、先発は結局大貫ー有原だった。大貫大丈夫か?と思ったけれども、4回に柳田に2ランホームランは打たれたものの、それまではランナーを出しても抑え、山川を三振とか、ダブルプレーとったりとかよく踏ん張りました。そして、5回からは濱口登場。DeNAのOB評論家たちが、濱口先発かもとか、大貫先発にしても3回くらいで濱口を出すのでは?など言っていたが、その通りになった。

 そして、見事に3者凡退に仕留めた後の5回裏、ここで勝負は決まってしまった・・・

 先発の有原は2回に筒香に先制ホームランを打たれ、さらに戸柱、森敬斗に2連続ヒットを打たれ、桑原のタイムリーで2点追加で3失点。そして、3回には牧のヒット後、2アウトから死球、四球、四球の押出しで1失点と、4失点してしまっていた。有原の立ち上がりって結構不安定で、四球がらみで点を取られることはシーズン中にもあったんだけれども、一番悪いパターンで出たね。そして、シーズン中はこの悪い状態でも先発は5回以上は投げさせ、圧倒的な打撃陣の逆転にかけていたのだけれど、この短期決戦ではそれはできなかった。

 というわけで、4回からは尾形、5回からはスチュワートJRが登場。しかし、ヒットと四球2個でまた押出しで失点、さらに梶原にタイムリーを打たれ、6-2。たまらず投手交代で出てきたのは岩井・・・またルーキーです。牧をライナーで打ち取り2アウト後、オースティンに押出し死球・・・さらに筒香に走者一掃の2ベースを打たれ10-2。そして、宮崎にもタイムリー2ベースで11-2。この回だけで7失点、勝負ありです。

 DeNAはその後、危なげなく6回、7回は坂本、8回伊勢、9回森原とソフトバンク打線を抑え、見事に日本一に!!!まあ、9点差つけられたら、ソフトバンク打線といえども、戦意喪失だよなあ・・・やはり、投手で負けましたね。新人使ってもいいけれども、シーズン通して使っている投手じゃないと・・・松本裕樹はどうした?前半いた藤井は?そして、里崎さんが言っていたけれども、MLBのポストシーズンでメッツが5回か6回に守護神ディアズを出してきたと。この試合は負けられない!というときにはそこまでの采配が必要ではないかと。ヘルナンデスでよかったのでは?と。まあ、5回頭からはスチュワートJRだったとしても、6点になってからは岩井じゃなくてヘルナンデスで良かったのかもね。それは高木豊さんも言っていたなあ。そうすると、CS1stの3戦目で田中正義を5回から投げさせた新庄さんはMLB並みってこと?結構勉強しているんだな。でも、先発の使い方は・・・

 やっぱり、三浦大輔は投手出身だからか、投手運用についてはあまり無理はしなかったってことよね。雨で順延したからといって東を無理に6戦目に出さずに、大貫に託し、早めの継投で行こうと予定していたんだろうね。そして、負けたとしても次の試合で中5日で東を出せると。ケイもいるし。それに、打者陣も筒香が6戦目でここぞというときに打ってくれたし、森敬斗にしても梶原にしても思いっきりが良い。ヒットは打つし、四球も選ぶし、そして、桑原だよなあ・・・ほんと大活躍でした。おめでとうございます!

 さて、フィギュアGPシリーズフランス大会です。波乱っていうか、まあみんなジャンプ跳べなかったね。女子フリーの前半グループはことごとくジャンプを失敗。舞依ちゃんもまだ本調子ではないのか難しかった・・・住吉りをんちゃんに来て、まあ、スピード感が違うわ!と感動したが、4Tチャレンジはガッツありだったが、基本的にジャンプの回転はしっかりしているので、134.47点で3位です。そして、新葉ちゃん!フリーは良かった。。素敵でした。140点超えるか?と思ったが、Qマークがあったみたいで139.10点でフリー1位の2位。可愛かったのが、アンバー・グレン。ショートは3Aがきれいに入り、78.14とダントツの1位。フリーは3Aもミスし、少しジャンプミスがあったので、本人はちょっと暗い顔して戻ってきて、キスクラでも心配していた。でも、10点以上の貯金があったので大丈夫だよ、と思ってみていて、132.30。お、1位だとこっちは思っているのに、まだ心配顔。そして、総合得点が出て、歓喜の表情!表彰式でも本当に嬉しそうで、見ているこっちもうれしかった。25歳で3Aに挑戦し続けてくれてありがとう。ジャンプがタイナミックなので、普通に下りれさえすれば回転不足はあまりないので、頑張って欲しいね。

 男子フリーもあれた・・・ノーミスが全然いない。結局ショート8位のアダムがフリー171.68で総合1位。それでも、アダムにしてはフリーも良い出来ではない。そして、2位が島田高志郎くん!やったね!高志郎もジャンプはミスしていたんだけれども、ほかの人に比べてミスを最小限に抑えたのか、フリー153.42で総合2位でした!ステファンがものすごい喜んでいたね。ショート1位のボーヤンがフリーは130.93と大失速して結局8位でした。

 なんか、男子も女子も大荒れでしたね。両方通じて一番良い演技していたのは、新葉ちゃんだね。ファイナル進出も早くも決定したようだし、次も頑張れ!

 だが、アダムのショートの衣装って滑りにくくないのかな?白いパーカーに黒のベストきているような感じだった。フードが欲しかったんだろうけれど、薄い生地で作った方が良かったのでは?分厚いスウエット生地に見えた。あれだと空気抵抗とかありそうな感じがしたけれども・・・

| | コメント (0)

2024年11月 1日 (金)

日本シリーズの話(&大谷君、由伸君、おめでとう)

 もうフィギュアシーズンに入ったんだけども、一応野球の話題も。

 ワールドシリーズはヤンキースが情けない!の一言だな。負けるのは負けるで仕方がないけど、ジャッジのセンターライナーのエラー。なんで、どうして?と、見ている人たちは思ったに違いない。投手も思ったに違いない。ライトが目に入った?さらに、ショートのフィルダースチョイスに、コールのベースカバーさぼり・・・まあ、間に合わなかったかもしれないけど、走ってほしかったな。ここで1点取られて、折角2アウトまで来てたのに、切れちゃってタイムリー2本打たれて同点に追いつかれる。なんか、この5回はヤンキースに必死さが足りなかった。なんとしてもリードを保つんだという意志がなかった?絶対に残り試合を全部勝つんだという強い気持ちがなかった?まあ、ショートのあのプレーは仕方がないとして、ピッチャーのベースカバー遅れだよなあ・・・で、緊張の糸切れているんだから、世話ないわ。それにしてもどうせなら、競り合いを見たかったよなあ。

 大谷君はワールドシリーズ優勝しちゃったけど、次の目標大丈夫かな?二刀流でも優勝目指すってことかな?由伸はラッキーだったね。メジャー1年目でワールドシリーズ優勝するとは。でもまあ、来年は1年通して怪我せずに活躍できるといいね。

 さて、日本シリーズ。1,2戦は圧倒的にソフトバンクの強さを感じた試合だった。しかし、福岡に行ってから、怪我をおしての東の力投に、桑原の檄とホームランに魂の大ファインプレー!日ハムファンが交流戦できつねダンスの愉快な人と認識していたが、そんな単純な男ではなかった。有言実行、魂の男だね。これは惚れるよ。投手陣がシーズンデータを裏切る活躍ぶり。一方、最初に点を取って大量リードができないと、とたんに脆さがでてしまうソフトバンク投手陣。強力打撃陣のはずが、東もケイもジャクソンも打てそうもないから、一層おかしくなってくる。そして、勝ちパ以外が若すぎる。松本裕樹は結局、肩痛は治らずなのかな?シーズン中にあれだけゲーム差つけて独走していたのに、何故か松本裕樹を休ませなかったソフトバンク。松本裕樹はオスナ離脱後クローザーとして頑張っていたけれども、9月の日ハム戦で3点リードのところ登板し、松本剛に四球を与えたと思ったら降板。その後ルーキーたちが出てきたけど、一気に6失点して負けるという不思議な出来事があった。1か月前から肩痛があったとのことで、結局、シーズンは最後まで出られず?オスナが戻ってくるから、いいやという感じだったのだろうか?でも、昨日も一昨日も松本裕樹はベンチ入りしていなかったような?

 一昨日から突然、笹川という謎の若手を使いだすのもわからん。確かにDeNAは森敬斗、梶原と若手が躍動しているが、この子たちはレギュラーシーズンから出ているからね。そして、守備に難ありという課題を抱えつつも、そこに目をつぶってでも打力を使うという方針がはっきりしているんだよ。現に、1,2戦はこの二人の守備でやらなくてもいい点をソフバンに与えていた。福岡に来てからの3連戦だって不安はある。一方、笹川はレギュラーシーズン出ていないでしょう?それに、ルーキー投手や育成から上がってきてすぐの若手投手を、日本シリーズで使うっていうのもねえ・・・もちろん、ルーキーでも活躍できる投手もいるけれども、そういう投手はシーズン通してきっちりやっているんだよ。

 さらに昨日でいえば、何故、キャッチャーは甲斐じゃないのか?大関だから海野だったのかな?でも、降板後は甲斐で良かったのでは?逆に、山本祐大が出られずベテラン戸柱がCSで活躍していたDeNAは、昨日の1-0で迎えた3回裏の2アウト2塁で、対栗原への戸柱のリードを解説陣に絶賛されてた。7球すべてチェンジアップで三振。この辺の差もでたのかなあ・・・

 とはいえ、横浜へ戻ってからの、DeNAの先発には課題がある。土曜日は雨予報で流れるとのうわさもあるけれども、試合があるならば、大貫を出すのか?ほかに先発いるのか?ストレートの遅い技巧派タイプはソフトバンクには打たれる。ハムの加藤貴之と山崎福也がバンクには相性が悪いのはそういうこと。日曜日には中4日で東を出せるけれども、打席は自動アウトでも仕方がないと割り切るか?セリーグはあまり見ていなかったから、DeNAの投手運用がわからない。バンクはどうあれ、有原、モイネロだから強いよね。有原は多少うたれたとしても7回までは投げさせる傾向があるからなあ。で、その間に追いついて、ヘルナンデスーオスナで逃げ切る?とはいえ、有原の立ち上がりを捕まえて大量得点できれば、DeNAに勝機はある。問題はその後の投手運用。中川颯もだいぶ投げさせているから、そろそろつかまるリスクはありそう。その辺は織り込み済みかな?三浦大輔監督は投手出身だからね。この辺の投手運用は見どころだね。

 一方、小久保監督の采配は、結構謎。シーズン通しての投手のやりくりをちゃんと考えていなかった?それがここにきてつけが回ってきたのかも。この辺は吉井監督が徹底している。ただ、里崎さんに批判されたように、大事にしすぎてCS突破できなかった要因だったのかもしれないけど。そして、若手起用は、新庄さんの真似しているようにも見える。新庄さんは柳川、福島をちゃんとレギュラーシーズン中に鍛えていたからね。そして、ベテラン、中堅もちゃんと用意していた。やまーんがいなかったのは痛かったけど。ただ、新庄さんはソフトバンク対策の先発の考え方が少々甘かった。シーズン中は技巧派投手でも勝てたけれども、短期決戦ではなかなか難しい。微妙なコントロールに影響が出るのかな?

 それに、打者運用もなあ。何故に笹川にこだわったのか?ダウンズは9月からお試し運用したのに、笹川はいきなり。ただ、ダウンズはDeNA投手には通用しなかった。そして、正木、柳町を我慢して使わないのは何故なのか?シリーズで打っていないから?結局、信用しているのはベテラン?でも、投手はベテラン使わず・・・津森がまた自滅したから、仕方がない?それにしてもここにきてよくわからない小久保采配が出たな。シーズン中は何もしなくても勝てたからなあ。そういうこと?

 でも、監督と投手コーチがDeNAの東投手を舐めた余計な発言していたから、ソフバンは応援しないよ。近ちゃんのすごさは認めるけど、古巣の日ハムを馬鹿にした発言を昨年はしていたから、応援しないよ。有原式FAをしたから、やっぱり応援しないよ。

 3位のチームの下剋上、楽しみだな。けれども油断はならない・・・

| | コメント (0)

2024年10月22日 (火)

日本シリーズ

 シーズン終わったといいつつ・・・

 だってさあ、テレビはNPBなんてそっちのけで、ドジャースがどうした、ドジャースが勝った、大谷くんがすごい、大谷くん頑張れ!オオタニ、オオタニうるさいっての・・・いや、別に大谷君はすごいと思うし、ハムOBだし、好きだけどさあ。日本のマスコミの騒ぎすぎがきらいだっつうの。日本の野球にも目を向けて~の、ほかの日本人メジャーリーガーにも触れて~の、からの大谷君にしてよね。

 まあ、ニューヨーク VS ロサンジェルス、ジャッジ対オオタニってのも煽る要素にはなるけどさ。そして、今更フジテレビがワールドシリーズ全放送?ってなんだそれ。ず~っとNHK BSがメジャーの放送していたんだからさ、田中賢介と長谷川滋利 が現地に行って解説するんだからさ、そっち見るわ。(あ、長谷川はたぶんニューヨーク在住)

 さて、NPBですが、CSのセ・リーグは6戦まで行って、DeNAが3位からの下剋上で日本シリーズ進出です。まあ、巨人は打てなかったね。これにつきるわ。投手はいいし、守備もいいけど、点をとれなきゃどうしようもならん。4点取って勝った時も、DeNAの守備ミスからだからね。チャンスを作ってもタイムリーが出ない。岡本一人をきっちりにマークして、いざという時には申告敬遠ないしは敬遠気味の四球で歩かせてしまえば、それで点は取られない、という三浦采配の徹底ぶり。3番、5番が決められない。ヘルナンデスを緊急で呼び戻してもねぇ…試合勘がねぇ・・・吉川離脱が相当に痛かった。やはり若手を我慢して育てるしかないわ。門脇、浅野、秋広、あとはオコエはもう少し鍛えれば何とかなるかも。やはり楽天ではサボってたんだな。巨人で厳しく鍛え上げられなさい。

 しか~し!この優勝チームの貧打を見ると、ソフバンに勝てる可能性があるのは、セ・リーグではDeNAくらいしかないんだよ。ソフバン相手にはこの敬遠策はあまり使えないけど。みんな打つからね。でも、近藤健介徹底マークはありかも。あとは、守備ミスをどれだけカバーして打てるかだな。ソフバンの投手は正直、数字ほどいいとは思えない。スピードはある程度あるかもだけど、モイネロ以外はそんなに怖くないような気がする・・・

 チーム打率も防御率も本塁打数もみんなソフバンの方が上。でも、.250以上の打率は両リーグでソフバンとDeNAだけ。100本塁打以上はソフバンとハムとDeNAの3チーム。防御率は・・・だし、エラー数は12球団1を誇るDeNAだけど、1番から8番まで結構気が抜けないDeNA打線。1番は時折変わるとして、2番牧、3番佐野、4番オースティン、5番宮崎の破壊力ったらない。そして、山本怪我後の戸柱の活躍ぶり・・・この陽キャ軍団の勢い。何かを起こしてくれるかも・・・

 P.S. こんなに怖い打線だもの。交流戦で河野と正義がホームラン打たれて逆転負けするのも無理ないよ。まあ、対策考える必要はあるけど、自信なくすことはなかったね。

| | コメント (0)