映画・テレビ

2023年1月31日 (火)

モリコーネ

 「モリコーネ 映画が愛した音楽家」を見てきた。長い、長かった。ストーリーは特に無くて、本人及び関係者(映画監督や音楽家たち)のインタビューを混ぜ込みながら、モリコーネの作品を追いかけるという内容だった。なので、はじめの頃のイタリア映画の連続には寝そうになった!!ま、ランチを食べ過ぎたせいもあるが。。。そして、イタリアであんなに西部劇が作られていたのは知らなかった・・・そうか、マカロニ・ウエスタンって、そういう意味だったのか。考えたことなかった。不覚だったぜ。

 1980年代の「Once upon a time in America」「New Cinema Paradise」「The Untachables」でようやく安心。最初の頃の少々過激な映画向けの人の心を騒がせるような音楽とは異なり、もう少し一般向けになり壮大さが増し、大画面向けになったような気がする。それにしてもニューシネマパラダイスの音楽の人とは知っていたけれど、ワンスアポン・・・やアンタッチャブルもモリコーネだったのね。どちらの音楽も好きだな。それぞれのシーンに非常に合っているし、盛り上がる。荒野の用心棒は見たことは無いけれども、あの口笛の音楽は知っている。確かにまさに映画に最適な音楽を作る才能に溢れていた人だったように思われる。

 あと好きな映画音楽と言えば、「The Deer Hunter」のカヴァティーナだな。あのなんともいえない郷愁を感じさせるギターソロ。確かに故郷を共にする男達の友情と狂気を描いた作品だもんなあ。郷愁を感じさせるよ。オリジナルの「君の瞳に恋してる」も良い。Boys Town Gangのが有名だけど、あれはカバー。私はディア・ハンターを見てオリジナルの存在を知ったのだけれど、もっとしっとりとしたカントリー風といえばカントリー風の音楽でした。

 モリコーネはあれだけ映画音楽を作っておきながら、アカデミー賞はなんどもノミネートはされているものの、なかなかとれなかった様だ。イタリア人だからですかね?その辺の理由はわからない。どこかで名誉賞みたいのを上げているようだが・・・・そして、2020年に91歳で亡くなった模様。ちゃんとした音楽院で勉強して、映画音楽に関わってしまったので、少々下に見られていたみたいだけれど、でも凄い人だよね。最初の頃の映画はちょっと前のyouTubeみたいなもので、時代の先端でかなり過激だったからだよね、きっと。どうしてもそういうものは下に見られる。2時間30分くらいの映画だったけれども、はじめに眠かった以外は、結構あっという間でした。見ていた人達も結構年齢層が高かかったな。それはそうか。

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2022年11月26日 (土)

ミセスハリスとクリスマスは芝公園??

 「ミセスハリス、パリに行く」が映画化されると知ってね、これは見に行かなきゃ!と思ったのですよ。子どもの頃に読んで、ギャリコを知った。この後、ニューヨークに行って、国会議員になって、モスクワにも行くのですよ、アダ・ハリスは。そして、ポール・ギャリコのあの名作「ジェニィ」を読んだ。もちろん、「猫語の教科書」も、「トマシーナ」も「本物の魔法使い」も、あと何だっけ?

 で、行きましたよ。シアターキノだったけどね。そして、まあ、原作を超える映画はないから覚悟もしていましたよ、がっかりすることを。それにしてもだ!!人物造形が甘い!ギャリコ特有の笑いとペーソスがない!あまりにも表面的だ!ディオールのドレス位ですかね、良かったのは。確かに難しいと思ったのよ。小説ではそれぞれの登場人物が、それぞれの事情を抱えていて、それを独白で表していたから、映画で会話や表情のみでどうやって表すのかなあ?と。振り切って、映画でも頭の中で考えていることを、そのまま心の中として表現しても良かったと思うけれども、それが無いから非常に浅い。そして、アダ・ハリスが変にロマンティック。いや、もちろんロマンチストなんですよ、じゃなきゃ、ディオールのドレスに惚れ込まない。でも、侯爵が自分に恋するなんて、そんな幻想は持たないよ。あの時代の階級格差の中、夫を亡くして女手一人でたくましく生きてきた、自分の生き方に何の恥じもない。その誇りはどこに行っちゃったの?だからこそ憧れる、おしゃれな世界。だからこそ、性悪でわがままな女優のたまごには甘かった・・・それをねぇ、表現して欲しかったわ。1950年代くらいのディオールのドレスを再現すりゃあ良いってもんじゃない。まあ、フォーベル君役がイケメンで、ナターシャ役も可愛かったから許しますか。アメリカの映画会社の作品だからかなあ・・あの最後のドレスに扱いにも不満です。

 さてさて、GPシリーズ最後。これでファイナル進出が決まるフィンランド杯。もうサッカーワールドカップ一色で地上波でもBSでも放送してくれないからさ、配信チケット買っちゃった。(でも、サッカーも日本戦放送しているのはNHKだし、abemaが放映権持っているとからしいから、民放地上波では他国の試合を放映しているぞ)

 いやあ、舞依ちゃん、美しかったぁ。ルナヘンちゃんと演技構成はほぼ一緒なのよね、2A、3F、3Lz-3T、どちらも3回転ー3回転を後半。同じようにqマーク付いちゃっているし、ルナヘンは3Lzにアテンション。結局、PCSがややルナヘンちゃんが上なので、1位ルナヘン、2位三原舞依となりました。ルナヘンちゃんのメリハリある滑りも好きだけど、日本人なので舞依ちゃんを応援してしまう!愛菜ちゃんのショート、良いねえ。美穂子コーチの振り付け。美穂子の所に行って良かったんじゃないかな?ジャンプコーチが欲しいところだけど。普通に行けば、ルナヘン、三原舞依でファイナル決定かな?グバノワちゃんがう~んだったので、間違うと、倫果ちゃんのファイナルも有り?でも、グバノワちゃんの衣装は素敵でした。

 日本男子はまあまあ良かったのではないだろうか?壷井くんの3Lz-3Tは余裕があって綺麗に見えたけど、qマークだったのね。でも、雰囲気があって良かったな。駿君もスピードがあるし、ジャンプの回転は速いし、良いんだけれど、4Lzで転倒してしまいました。フリーで頑張って!エイモズ君!うまいわ!4回転ないのに1位ですよ!!!そして、ちょっと痩せたのかな?イケメン度がアップしていました。梨花ちゃんと一緒に片手側転やってほしい(エイモズ君は側宙でよろしく)マリニン君は足が長~い!信じられないくらい長いぞ!そして、衣装をもう少しなんとかしてくれ!パトリク・チャン→ネイサン・チェンに続く、練習着衣装の系譜なのか?同じ紫~グレー系でも、メッシングさんのような主張が欲しいぞ。グビィテラビシリ君はエテリの所に行けてないのかしらね?ずっと調子が悪そうだ。男子は、マリニン君は多分行くだろうけど、駿君が決まると、ファイナルで日本男子4人になっちゃうぞ。嬉しいけど、色々な国の人もいて欲しいからなあ・・・

 と言うわけで、皆さん、フリーも頑張ってね。あ、ちなみに「クリスマスは芝公園」だそうです。この広告が目立つ、目立つ。何のイベントの広告なのやら?

 

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2021年8月24日 (火)

不祥事からの復帰って・・・

 雨上がり決死隊の解散と、中田翔の巨人移籍問題が少々話題になっているような・・・

 私は日ハムを応援していて、過去には巨人ファンだったこともあるから、巨人が引き受けてくれて良かったねと、まあ頑張れやと思っていたが、意外に厳しい声もある。傷害事件を起こしたんだから、復帰が早すぎるって。おっと「傷害事件」と書いてしまったが、別に立件されているわけではないのよね。

 そうね、そういう考えもあるか・・・日ハムは厳しい対応をしていたし、相手がどう思っているかだよね。そして、日ハムではもう無理と思った何かしらの理由があったのか?また、巨人?原監督?が何かしらの腹を括った?

 移籍しないとならないことになったのだから、それなりの罰のような気もするけれど、どうなんでしょうね??私としては、中田翔の今後の言動と成績に期待かな。

 さて、雨上がりだ。。。なんか、ホトちゃんが善で、宮迫が悪というような、安易な対立構造になってしまっているのが、なんとなく納得がいかない。芸人たちが圧倒的にホトちゃん擁護なのも気に入らない・・・ホトちゃんが自らも言っていたように、単に考え方の違いなのではないかと。

 そして、宮迫はいつまで許されないのでしょうね。ロンハー淳が言っていたように、反社からお金もらっていたと言っても、じゃあ「桜を見る会」はその疑惑に対して、ちゃんと説明できたのか?とか、有吉が中田翔事件を皮肉っていたように、簡単に許される世界と、そうではない世界があるのもどうなんだろう。

 芸能人って最も厳しい扱いされるよね。それプラス芸能事務所との関係だなあ・・・一体どれだけ事務所に貢献すれば、芸能人達は自由になれるんだろう?SMAPの件もそうだよね。なにゆえに、ジャニーズを出てしまった3人のテレビ露出が減ってしまうのか?20年も30年も事務所に貢献しているんだから、いい加減自由になってもらってもいいのではないかな。テレビ局と芸能事務所の関係もよくわからん。忖度しすぎな気もする。一時、ジャニーズと吉本だらけな番組構成ばかりだった気もするし。それに、ネットの声を気にしすぎな気がする。ネットというか、テレビ局へのクレーム電話もそうだけれど、否定的な声の方が目立つけど、それが多数派かというとそうではないのでは?

 性的なスキャンダルや薬物はさすがに簡単に復帰はできないだろうけれど、宮迫の場合は闇営業という点では、吉本と宮迫の関係でしかない。反社からお金もらっちゃったと言う点では、道義的には問題だが・・・性的スキャンダルも、不倫については夫婦の問題だから騒ぎすぎなような気がするし、文春も嫌いだ。ペンの力を巨悪にちゃんと向けて欲しい。ただね、渡部のはなあ、女性の扱いがちょっとひどすぎるんだよ。佐々木希ちゃんが許してくれるかな?彼女が許してくれたら、我々も許さないとね。でも、渡部は調子に乗りすぎたんだろうな。

 やはり、テレビ局が芸能事務所に忖度しすぎ。。。。

 アメトーークで言えば、ホトちゃんだけでも成り立つけど、昔のビデオ見て思ったのは、やはり宮迫&蛍原の方がバランスがとれているよなあと。ホトちゃんは進行して時々ツッコミ入れて、時々オオボケして、割と自由に振る舞っていて、宮迫は出演者にツッコミを要所要所で入れながら、番組を引き締めている。そして、二人の息はぴったり合っている。コンビとしては実は宮迫がボケでホトちゃんがツッコミだけれど、MCになると、ホトちゃんが自由に振る舞ったり空気を和らげたりして、宮迫が実はきちんと回している。良い呼吸だよ。

 なので、ちょっと残念です。宮迫嫌いって声が何故か多いからね。芸人としては、歌ったり、俳優やったり、声優やったり、他のことにも手をだすと、嫌われちゃうのかな?ちょいキツい感じがするからですかね。

 お笑い好きから言わせてもらうと、雨上がりで面白いのはホトちゃんだと思う。まあ、芸人らしいというか。そんなことは実は皆わかっていて、でも、コンビのブレインは宮迫だったのだろうな。

 う~ん。やはり「許す」ことも必要だし、芸能事務所が強すぎるのはどうにかすべき、と、思った今回の件でした。

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2014年9月28日 (日)

花子とアン

 おひさしぶり!って、別にこのブログを見ている人はいないだろうなあ・・・みんな、よく毎日更新できるよね。私はなんか飽きちゃった。コメント受け入れていないから、当たり前っちゃあ、当たり前だ。でも、ブログなんて自己満足だからね。

 終わっちゃいましたよ、「花子とアン」
 あの子役、可愛かったけど、山田望叶ちゃん。その後、そんなにテレビで持ち上げられたりしていない。何故だろう?超可愛かったのに。あの子じゃなかったら、「花子とアン」を見なかったかもよ、私。
 当然のことながら、我慢できないので、「アンのゆりかご」は5月くらいに読んでしまっていた。そこでやってみましょう!ここが違うぞ、「花子とアン」
 まずね、何故にこんな変な人なの、宇田川満代。たぶん、これは、吉屋信子ではないかと思うのだが、単に、当時の売れっ子作家だったとして出てくるだけなのだ。東洋英和女学院(朝ドラでは秀和と言っていたが)卒業後、山梨の東洋英和の先生をしていた花子との対比でただ名前が出てくるだけ・・・なのに、あんなエキセントリックな女性に描かれている、ひどいなあ。
 それに、花子の家族はずっと山梨にいたわけではない。割と早いうちに東京に出てきている。
 さらに、戦争中に、一瞬花子の子どもが山梨の親戚の元に疎開するが、いじめられていたので、東京に連れ戻す。と、なんと山梨が空襲にあってしまう。
 とか、花子の上に兄はいないし(花子が一番上)、あんなに身近な人々の間で恋愛しないし、醍醐さんみたいな人はいないし・・・もっと、当時の有名女性たちと交流がある人なのである。市川房江さんとか、宇野千代とか、与謝野晶子とか・・・私はよく知らないのだけど、もっとも影響力があったのは、広岡浅子(実業家だけど)、片山廣子とかのようである。広岡さんや片山さんは女性の地位向上のために、サロンめいたものを作っていたように思われる。
 でもまあ、そんなこと気にしても仕方がないか。所詮ドラマだ。原作は原作、ドラマはドラマだ。息子が亡くなってしまうとか、妹夫婦の娘を養子にするとか、花子の人生の根幹は変えていない様だけれど・・・
 朝ドラは少し軽いノリだったが、私的には原作を読んだとき、単に「赤毛のアン」の翻訳者としてしか認識していなかった村岡花子が、実は当時の女性が力をつけつつあった文壇の重要人物だったのだと、ちょっと驚いたのであった・・・

 ちなみに、番組終盤で、茂木健一郎さんが何故だか登場するが、彼は「赤毛のアン」が運命の1冊なんだそうである。「赤毛のアンに学ぶ幸福になる方法」という本も書いています。なんで、あんな下手な演技で出てくるんだ?と思われた方もいたでしょうけれど、頼み込んだのですかね?出たいって・・・さてさて真相は?

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2012年2月12日 (日)

これを見なきゃ!

Dai01  写真がないと寂しいので、またしてもダイスケ。

 で、ネコとは関係ないが、真央ちゃんトリプルアクセル跳んだね~~。またしても、フィギュアですまん。でも、なんとなく、ショートプログラムはダブルアクセルのときの方が綺麗だった気がした。やはり、3Aに集中してしまうのかな?今回でSPもフリーも跳べたから、これでまたプログラム全体に気を配ることができれば、いい感じになるかな?頑張れ~

 ただ、村上佳菜子にすごっく可能性を感じるんだよなあ。なんか、キム・ヨナを彷彿させる表現力だよね。もしかすると、ソチオリンピックにおける真央ちゃんの最大のライバルは村上佳菜子かもよ。そろそろフジテレビは村上佳菜子を子ども扱いするのやめるべきだね。

 マツコ&有吉の怒り新党が結構好きでね、見ているんだけど、コーナーの中で「新三大○○」ってあるの。卓球の松下浩二とか、バトミントンの田児賢一とかね、知らなかったけど、すごい人たちだった。で、新三大チャップリンっていうのもあってね。驚いたのが、そうか、マツコとか有吉の世代はチャップリンを見ていないんだ!!

 いや、あの、私ももちろんリアルタイムではないですよ。たくさんあるけど、冷静に考えると実はそんなに見ていない。「モダンタイムズ」とか、「街の灯」とかは見ているか。でも、やはり印象に残っているのは、「独裁者」「殺人狂時代」。そして、これらの作品によりチャップリンは赤狩りにあい、アメリカから追放されることとなってしまう。でも、迎合せずに、自分の主張を堂々と表現した彼の勇気には頭が下がる。

 ただ、そうか、知らないんだあ・・・と、驚いちゃった。そうだよね~そういうもんだよね~でも、忘れてはいけない人だよ。

 そうそう、うちの会社の27歳女子も、「ローマの休日」見たことないっていうから、DVD貸しちゃった。これを見なきゃ、映画は語れないよ!!

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2011年8月28日 (日)

私もやってみると・・・

 先々週のロンドンハーツかな?うぬぼれ度を計るってことで、つきあいたいランキング自分は何位か?を、お笑い芸人に予想させてた。鈴木あみとアッキーナがゲストで、それぞれが自分を何位にするか?っていう予想。

 なかなか面白くてさ、土田、フット後藤、有吉、竹山、ザキヤマ、狩野、又吉、フルポン村上、岩尾、アンガールズ田中ってかなり選ぶのが難しいメンバー。鈴木あみとアッキーナは若いからね、フルポン村上が何故か上位だったが、私だったら無いな。

 そういうわけで、私も選んでみよう、つきあいたいランキング!!

 1位 土田、2位 フット後藤、3位 又吉、4位 竹山、5位 ザキヤマ、6位 岩尾、

 7位 アンガ田中、8位 有吉、9位 フルポン村上、10位 狩野

 って感じかなあ???

 土田さんは一番まともっていうか、まあ、なんか楽そうなんだよね。話題も豊富そうだし、どこでも連れて行ってくれそうだし、大人だし。後藤もね、実は仕事に真面目に打ち込んでいそうだし、大人の会話ができそうです。又吉は、奥が深そうな気がして。。。でも、実は何もないというオチもありそうな危険があるが。竹山さんはそれなりに大人。ザキヤマはうるさそうだが、面白いからまあいい。のんちゃん(岩尾)は、見た目と裏腹に実は普通な気がする。有吉はね・・・なんかつきあうのとは違う。まともだけどさ。田中より下にしていると、怒られそうだが、田中は怖いもの見たさです。村上と狩野は人としては底が浅そうなので・・・

 ってなわけで、鈴木あみとアッキーナとは違うよなあ。。。年のせいもあるか。ここまでくると、見た目だけじゃないわけだよ。村上じゃねえ・・・って向こうから断られるか。

 あと、意外だったのは、アッキーナが手厳しい!のんちゃんがおしゃれに気を使っているのを、似合っていないって。それはかわいそうだよ、アッキーナ。かわいい割りにきついこというね。だから、コマーシャルには結構出ているが、バラエティにはあまり出ないのかな。好感度下がっちゃうもんね。

 というわけで、私も選んでみました。私のランキングなんかどうでもいいとは思うが・・・

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2011年3月12日 (土)

みんな頑張ろう!!

 びっくりしました。本当に。東京は意外に地震が少ないなあ・・・と思っていたら、これだ。昨日は竹芝のあたりのビルの9階にいて、今までの人生で体験した地震で、一番大きく、一番長く、そして一番余震が多かった。あまりにゆれて気持ち悪かった。そのビルにいる方が安心だというアナウンスが入ったので、そのままいた。

 定時を過ぎ、そこの事務所での用事も終わったので、どうしようかなあ、一人でいるのも不安だなあと思いつつ、歩いて帰れる距離なので歩いて帰りました!!~千葉まで歩いて帰った人もいたけど。。。(着いたの夜中だって、しかもディズニーランド付近が壊滅!ってメール来た)

 まあ、人、人、人で大混雑。逆に安心だった。こういうとき、日本人を自慢に感じるのは、割と冷静っていうか、パニックにならないんだよね。なので安心して歩きました。約1.5時間。安全見て無理に近道を探さなかったので、ちょっと遠回りした気はするが、まあこんなものでしょう。今日は、寝てられなくて早く起きちゃったから、昼間ぐったり。きっと、明日が筋肉痛なんだろうなあ。千葉まで帰った彼は大丈夫だろうか?(家の中は結構大変だったらしいが)

 寒いけど、節電で暖房は我慢。電気も最低限だけ。おかげで明日の東京電力の輪番停電は回避された。皆、同じ気持ちだったんだろうなあ。最初、電気もつけていなかったら、気持ちが暗くなったのでちょっとつけた。だから、岩手や宮城の避難している人たち、不安だろうなあ。でも、頑張って!自衛隊の人も、警察も、役所の人も、国も頑張っているからさ。

 あと、東京電力!頑張れ~!福島原発で努力している人たち、頼むよ!危険なこともたくさんあるだろうけれど、お願いね。

 全体的な報道姿勢としてフジテレビが何か"批難口調"で不愉快。だから、日テレと朝日とTBSを繰り返し見ている。日テレが多いかな。

 段々状況がわかるにつれ、被害の大きさが明らかになる。頑張って欲しい。 

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2011年3月 7日 (月)

またしてもコロンボだ

 そういう性質なんだろうなあ・・・気になることについては、そればかりネタにしてしまう。お昼食べるのに、気に入った店ではいつも同じメニューを食べてしまう。某シンガポール料理屋の海老カレーとか、某定食屋のさばのみりん干しとか・・ってなんのこっちゃ

 というわけで、またしてもコロンボなのだった。ええ、もちろん、刑事コロンボですよ。だってさ、気がついたらNHK BSで、ずっとやっていたのよ。で、昔からのはもちろん知っていたけど、えっ!新コロンボもあったの?えっ、これも、あれも知らないよ。と、木曜夜9:00から見れるときは見ていたし、最近は9時までに帰ってこれないかもと思うと、ついつい録画予約までしていたのだ。

 でも、終わっちゃいましたあ・・・先週の木曜日がラスト。どうりでコロンボが太っているぞ!全部白髪だぞ!(昔はロマンスグレーくらい・・・)番組のつくりが結構おしゃれだぞ!それに、おいおい、携帯電話つかっているよ~~~ でも、ぼろいプジョーはそのままだ・・・

 最初のコロンボが1968年ですよ!殺人処方箋から始まり、新刑事コロンボのラストは2003年。おおっ!なんと35年にわたり、続いたのね~ ピーター・フォークが1927年の生まれだから、シリーズが始まった時は41歳。シリーズ終了時は76歳?ってこと。そりゃあ、髪が真っ白だわ。最初のコロンボは1978年で終わっているから、51歳で終了よね。新・・・は1989年から開始。すでに62歳か。なかなかつらいが、まあ、俳優さんだからね、定年しそうな年齢だとは思えないか。

 寂しいなあ。木曜夜9時から約1時間半のお楽しみが・・・今度からは何を楽しみにしようかなあ。なんていったって、子どもの頃から、「太陽にほえろ!」とか、「Gメン’75」などの刑事ドラマばかり見ていた筋金入り。普通のドラマはあまり興味がないのだ。やはり「相棒」か。でも、最近、土・日に再放送やっていない。えっ?録画しろって?

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2011年2月13日 (日)

納得がいかない

  何気なく、昔(といっても7~8年前だけど)の写真を見たら、あらら、自分が痩せていてびっくりした。腹なんかぺったんこ。やはり40歳越えると中年太りはさけられないのかなあ・・・今は見る影も無い。お腹が丸くて・・・ヒドイ。少し気をつけないと、と思いつつどうしてもおやつ食べちゃう。

 ところで、さっき、ミステリーとサスペンスの違いをミステリーは犯人が分かっていなくて、犯人探しがメイン、サスペンスは犯人がわかっていてそれを追い詰めるドキドキハラハラ感がメイン(コロンボや古畑タイプ)と定義していた。う~ん、というか、犯人が分かっていようがいまいが、「謎解き」が中心なのがミステリーで、追い詰めるとか追い込まれるとかの「ドキハラ」主体に作られているのがサスペンスだと私は思っていたんだけれど。だって、そうしたらサスペンスの巨匠コーネル・ウールリッチはどうなるんだ?サスペンスは場合によっては「犯人」ですらどうでも良いくらいに、サスペンス感を重視するものだと思っていた。

 納得できないなあ。

 あと、R-1もこの間やっていたが、う~ん?なんかレベル低くない?なだぎが2連覇したころはそれなりの人が出ていて面白かったが、今回はこれでゴールデン?という感じ。

 そうそう、時々、視聴者が要求するから、って番組が低レベル化することを言い訳するけれど、誰が要求しているんだろうね?どうやってその要求を調査して、分析しているんだろう?教えて欲しいわ。何か勝手にスタッフと出演者で悪ふざけに走っていることが多いような気がする。「ガキの使い・・・・」なんて、何故まだやっているんだろう?マンネリにもほどがあるし、「リンカ・・・」は「内P」のパクリだよね。やっていることは少々違うけれど。「内P」はコント主体だし、もっとマイナー感ありありで良かった。「リンカ・・・」はメジャー感だけど、つまんない。でも番組は継続する。やはり吉本は力があるってこと?不思議だなあ。

 深夜帯の番組はゴールデンに持ってこない方がいいかもね。大体が終わっちゃうから。何故簡単に終わらすんだろう?と、その論理も分からないが。

 最近はシルシルミシルが面白い。あまりフジの深夜番組で良いと思ったことがないけれど、「ホコタテ」という番組が始まった。なかなか興味深い。この間の燃えない木材の会社の人は無茶無茶胡散臭かったけれど。自信満々だったのが、負けちゃってちょっとかわいそうだった。でも胡散臭い!!その前の絶対穴の開かない金属と、何にでも穴をあけられるドリルの対決もなかなか。結局、金属の勝ちだったけれど。ナレーションのトーン的にはシルシルミシルを真似ているような気もするけれど。

 さてさて、それにしても中年太り対策をもうちょっと考えないと。。。。

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2011年2月 5日 (土)

ピーター・フォーク

 買っちゃったんです。何を?って 「ピーター・フォーク自伝」

 そんなに好きだったんでしたっけ?いえ、ただ本屋で見かけただけです。しかもハードカバーです。1,800円です。まあ、「刑事コロンボ」は好きだし、まあいいか。

 やぶにらみだなあ、と思っていたんですよ、コロンボ警部。右目が義眼だったんですね。しかも3歳で発覚。ガンだったそうです。それからずっと義眼生活。でも、ピーター・フォークって、コロンボと一緒でね、なんか飄々としているんですよ。この「自伝」もずっとそう。なんか「頑張って」いない。いや、もちろん、努力しているに決まっていますよ。でも、私はこんなに大変だったんだ~とか、こんなに頑張ったんだ~って、アピールしない。飄々としています。俳優になろうと決心するまで、何年もかかったりして。。。

 笑っちゃうのが、どうしても指導を受けたいと願ったエヴァ・ル・ガリエンヌのセミナーに何度も遅刻するものだから(何故って、公務員していたから)、「何故、あなたはいつも遅れてくるの?」と問いただされ、「実は私は役者じゃないんです・・・」 「そう、ではあなたは役者になるべきよ。はやく座りなさい。」

 ね、いいでしょ。こんなエピソード形式で話は淡々と進みます。コロンボ警部のコートは自前だとかね。

 そうか、「ベルリン、天使の詩」 出ていたね~ 映画の内容はあんまり覚えていないけど。「ベルリン、天使の詩」も不思議な映画だったからなあ。ああ、同じようなこと考える人っているんだなあと、その時思った記憶がある。別に、私がこういうストーリーを具体的に考えていたわけではないが、イメージ?っていうのかな、何か、こう、わかるって気がしたことは覚えている。ピーター・フォークはピーター・フォーク役で出ていたんじゃないかな?

 コロンボ警部の吹き替えは昔は小池朝雄さんだった。今の石田太郎さんも今では違和感はないね。

”Just one more thing”

  「あともうひとつだけ」

 自分が犯人だったら、こんなタイプの刑事にはつきまとわれたくないな。でも、お友達にはなりたいね。

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